［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

遠くに見えるのは廃墟になった街――だったもの。一部は崩れ、建物ではなくなり、元の形をしておらず、酷い惨状であった。
ここがハザマという空間で本当によかったと、心から思う。

本当のイバラシティ―有人の街―であったなら、幾人もの命を奪い去っていたものか。

ここであったことは、本来はあちらの自分にあったかもしれないこと。放っておけば起こった筈の出来事。



身体が軽く、視界が広く感じられた。重苦しかった呼吸も、思考にかかっていた靄も晴れたかのよう。


このハザマという特殊で異質な空間で、二人に出会えたことはとても幸運なことだった。
当初、対面した頃にはこのような形で協力してくれるようには思えなかった。
しかし二人は、不死王を止めるだけではなく私をこの場に戻してくれた。

怪しげなエイド二人は、相も変わらず怪しげなままではあるが、一目散に逃げ出しそうな雰囲気とは違い最初に言っていた言葉通りにサポートをしてくれたらしい。

アレも。
私はアレと会話したことはない。だが、まるで向こうには私が考えていることがいつも分かっているかのようだ。
シェイドとは影の意味を持つ、闇の精霊。一体、こいつがなんなのかまったく不明だ。
それでも私の意を汲んで、坊ちゃんを守ろうと動く。どんな世界に、行ったとしても。

　

　そして、坊ちゃん。



この三十数時間で、私は二人を。いつからか明確な時は分からないが、いつの間にか信用していた。
だからどうあっても、私が乗っ取られたとしても、この身が崩れたとしても、この二人ならきっと……そう思っていた。


それでも、もし――


私が、坊ちゃんを、殺していたら――


「……、……」


目を覆う。
久しぶりに鮮明に見える世界は、ハザマの赤い空は自分にとって赤く、目にまぶしい。


生きることを諦めていたわけではない。

けれども奥深くにある"自分の生に強い執着を持てない"ことを、彼はすべて知っていただろう。
私を飲み込み損傷した体を再生した彼は、過去の記憶を自分の中で思い描くよりもずっと鮮明に写して見せた。


　

命令は絶対で、仕事に忠実であれ。
　遂行できない場合は、速やかに自死を。

　

魂レベルまでにたたき込まれ、刻まれ、未だにこびりつき離れない。
どこまでいっても駒であり、いつでも簡単に切り捨てられる存在であれ――
それもまた私にとって呪いだと言えるだろう。
　

今はもう、そう考える必要はないと理屈で分かっていても、ずっと後ろからついて回っては、首元にいつも見えない刃を突き立てられているかのよう。

　

不死王の呪いは解かれ、生きる呪いを与えられた。

呪いというものが、どういうものなのかは身をもって知った。
見えない刃や、ありもしない過去の命令よりも、ずっと強く縛るものがあるとすれば。


「――私には、必要な呪いですね」

スズヒコ(244) に ItemNo.12 銀の義眼 を手渡ししました。

ItemNo.6 黒龍のタンシチュー を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 攻撃40 防御40 増幅40 活力31 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

カニが泡を吹いて倒れる。

泡に紛れて、小さな光の玉が飛び出て空へと飛び去っていく･･･

時空LV を 4 DOWN。（LV10⇒6、+4CP、-4FP）
解析LV を 4 DOWN。（LV5⇒1、+4CP、-4FP）

武術LV を 4 UP！（LV40⇒44、-4CP）
呪術LV を 9 UP！（LV90⇒99、-9CP）
付加LV を 5 UP！（LV86⇒91、-5CP）

フェデルタ(165) の持つ ItemNo.26 から射程2の暗器『太陽のナイフ』を作製―― できるかーい！素材じゃないゾ☆
つむじ(880) の持つ ItemNo.35 神舐瓜 から射程1の呪器『神宿るたこ焼き』を作製しました！

つむじ(880) により ItemNo.20 ものすごいお肉 から健食『ローストドラゴン丼』をつくってもらいました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 6 4 4 = 14 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ ローストドラゴン丼／健食：強さ216／［効果1］攻撃58 ［効果2］防御58 ［効果3］増幅58

ItemNo.13 流星の懐刀 に ItemNo.17 黒龍の鱗 を付加しました！
　⇒ 博打付加！［ 5 3 5 = 13 ］通常付加
　⇒ 流星の懐刀／闇飾：強さ372／［効果1］活力50 ［効果2］闇纏45 ［効果3］闇纏38


カードを作成しましたが誰とも交換されず自分のものとなりました！

シェイドの庇護 （メメントモリ）


レインフォース を研究しました！（深度0⇒1）
レインフォース を研究しました！（深度1⇒2）
レインフォース を研究しました！（深度2⇒3）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

フェデルタ(165) は 立派な皮 を入手！
グノウ(909) は 朱の光焔 を入手！
グノウ(909) は 立派な皮 を入手！
フェデルタ(165) は 強固な甲殻+1 を入手！
スズヒコ(244) は 強固な甲殻 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『ツクナミ区 K-2：チェックポイント《小集落》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - グノウ(909) の選択は ツクナミ区 K-2：チェックポイント《小集落》

MISSION!!
タニモリ区 P-4：草原 を選択！
　　 - グノウ(909) の選択は タニモリ区 P-4：草原

［792 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［433 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［464 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［201 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［399 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［117 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［147 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［152 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［310 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［49 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［225 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［106 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［112 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［81 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［16 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［45 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［92 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［21 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

星空が映る。

　

微かな波音と共に、弦楽器の優しい音色。

　

　

　

星空のなかに、黒い裂け目。

　

その裂け目にいくつもの小さな光の玉が吸い込まれてゆく。

　

　

　




　




　

　

　

チャットが閉じられる――

何もない、草原。

　

その中で異常に生い茂っている場所。

そこから顔を出す――

　






　

ゆっくりと目を開き、こちらに気づく。

　




無表情のまま、笑い声のようなものを発する。

ゆっくりとこちらへと歩みを進める。

　

少女の歩みを追うように、茂みが作り出される。

･･･身体中が危険を知らせてくる。