［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

33回の日記は　＞＞Eno909　＞＞Eno165　＞＞Eno931　＞＞Eno244　の順に続きます







その地に降臨した神々しい獣、あるいは龍ともとれる姿となった、スズヒコこと【鈴のなる夢】。
相反するように闇を纏いし姿で腐敗し焼けた地に降り立つは、グノウの体を乗っ取った不死王。
互いにその姿に人の面影はない。

先に仕掛けたのは不死王だった。後脚で地を蹴り巨体を諸共せずに跳び上がると、そのまま体重を乗せ切り裂く一撃。
鈴のなる夢はとっさに迦楼羅をかばうように背を丸める。
硬い金属のような首はキズ一つつかないが、耳障りな音を立てながら勢いで滑るように鉤爪が丸めた背へ向かえば、背びれのような飾りが落ち、背は大きくえぐれる。
不死王はそのまま大きく跳び越え反対側に着地し、蹄のある後脚の強烈な蹴りが入る。

「ヒッヒッ！アハハッ！！なんダっけ？カミサマぁ？大したことないじゃ〜ン！？」

体勢を崩したのを見逃す不死王ではない。
追撃しようと、再び前脚を振り下ろす。

ッ……キィイインッ

鉤爪を弾く耳障りな音が響き渡る。
一人と一匹を覆ったのは迦楼羅が発動させたドーム型の光の壁だ。

『うるさい王だな』

召喚主である迦楼羅にだけ聞こえる声。

「痛くない？大丈夫？？」
『問題ない。それより発動までに必要な時間を短縮したい。君を守る余裕は正直ないから、可能なら自力でなんとかしてくれないか』

こうしている間にも様々な演算を式を展開を、積み立て組み立て構築していく。全ては不死王を倒すために。
そして繋がっている今、迦楼羅の力を正しく理解している。自分の身を守るぐらいは十分にできるはずだ、と。

泣いてなにもできないのはいやだ。だから答えは決まっていた。

「ううん、僕が守る」

強い意志でそう返す。

ビクともしない光の壁を上腕でガンガン叩き、前脚でひっかく不死王だったが、それに対し焦った様子はない。
元々なかった口元が、大きく裂けるように現れ不気味な笑みを浮かべた。

「こぉんな薄っぺらいの1枚で凌げると本当に思ってルのカ？」

上腕を掲げれば闇の力が集う。それは結晶という目に見える形で具現化された。
長く伸びたそれは無骨な槍のようで、歪だが純度の高いエネルギー塊だった。
光の壁にさらに魔力が送られ強度は増してゆく、

「ギャッハハハ！！ほぉうら、砕けてしまえェ！！！」

巨体が仇となる。薄くなった光の壁の強度は、それに耐えられなかった。
闇晶槍の矛先は光の壁を突き破り、鈴のなる夢を目掛け振り下ろされる。

ドォオオンッ！！！

轟音、衝撃波。
巻き上がる土埃。

ギョロリ、不死王の目は土埃の先を見据えるようにしていたが、その視界をすり抜け、ボッとひとつの影が空へ勢いよく伸び飛んでゆく。

「お兄さん……！」

迦楼羅の脇下を後ろから羽交い締め状態で少し雑に抱えて翼を広げるのは元ホスト、現インキュバス──エイドのシツナであった。
出だしはよかったが、地上からある程度距離をとるとゆるゆると高度が下がっていく。

「すみません。人を運ぶのに向いていない羽で、この辺で下ろしていいですか？」
「えっ？うわわっ、まって！落ちちゃうよ！！」
「大丈夫でぇ〜す」

倒壊をまぬがれたビルの屋上で手を振るのはもう一人のエイド、元バニーガール、現シンデレラのリムデレラだった。

「足を下に向けて降りてみちゃってください」

言われたままにしてみると、足の裏に固いしっかりとした感触を感じる。
恐る恐るシツナから離れるよう空中に降り立つと、そこはガラスで作られた透明な足場だった。

「どうでしょう？地上では不利かもしれませんが、空中なら利を得られると思いません？」

リムデレラは大袈裟に両手を広げてみせる。
足場があるとはいえ下を意識すると足が震えてしまうので、エイドの顔を見ることにした。

「利って、どういうこと……？」
「先のフェデルタさんとの戦いでのダメージの蓄積と、長く続く極度の腹ペコ状態……」
「スズヒコさんの計画への時間稼ぎと、加えてさらなるカロリー消費を促す為に」
「「仕掛けましょう！」」
「二人とも手伝ってくれるの？」
「もっちろん！私たちは貴方たちをサポートするという崇高な使命がありますからね」
「俺たちはその為に存在しています」
「足場は私がガラスでクリエイトしますねェ！」
「俺は攻撃などのサポートを」
「で、でも……ガラスの足場なんてよく見えないもの、足とか踏み外したりしたら……」
「道を選んで歩く必要はないんです」
「貴方が歩いた先が道になる」

二人は手を差し伸べるようにポーズを取ってみせた。
ほんの少しほどける緊張の糸、迦楼羅は強く頷き返した。



闇晶槍は鈴のなる夢の尾を突き抜け地に刺さった。周囲の亀裂からは泥のようなものが溢れる。腐った地面だ。

「あ〜あ〜、反応ないノが一番萎えルンだが？？？」
「……」
「なんか無いのか？命乞いだトか、辞世の句とか、盛り上がるやつがよォ！？」
「……、……」

柄を掴み、刺した傷をえぐるようにいじってみせるが反応はない。
槍を勢いよく引き抜き、まるで猫が玉遊びでもするかのように前脚で転がし蹴るも動きはない。

「マあ、いいか。はい、サヨウナラ〜！！」

歪んだ槍の矛先はわずかに逸れた。
飛んできた何かにより弾かれ、軌道がズレたのだ。槍は鈴のなる夢の体を掠めながら地面に突き刺さった。

「ハァ〜〜〜？？？今、イイとこなの二ィ？」

文字通りの横槍に不機嫌そうな声をあげながら見上げると、まるで赤い空に浮くかのようにガラスの足場に立つ迦楼羅の姿がある。
異形なるもの二体の頭上から見下ろし立っていた。

「ねえ、いつまでそうやって遊んでるの」

鋭く光るはガラスのナイフ、刃を腕に這わせる。

「僕を食べたいんでしょ？」

つ、と薄く滲む赤は不死王の嗅覚を激しく揺さぶるよう刺激しくすぐる。
ぼたり、溢れる唾液は落ちた先の地面を溶かした。

「ふふっ、アッハハハ！！いい心がけですね、坊ちゃンンンッ！！？」

蹄の音が合図だった。不死王から逃げるように、空を駆け出す。
ガラスのナイフの代わりにその手に握られるのは、7色の光を纏う絵筆だ。
ひとたび振るえば、氷、炎、岩に雷と様々な属性の矢となり不死王へ降り注ぐ。

「小賢しいッ」

矢を振り払いながら迦楼羅を追い駆けていたが、気づけばいつの間にか焦土になった地を抜け、まだビルが立ち並ぶ市街地へ誘導されていた。
瓦礫や足場の悪さは諸共しない後脚だが、狭い場所に入るとなれば話は別だ。巨体の通れる場所には限界がある。
そんな鬼ごっこを面倒に感じたのか、闇晶槍を四つに折れば、上下の腕に持ち迦楼羅目掛けて投擲される。
射貫き落とさんとして、槍は地上から真っ直ぐと空へ伸び、

「おっと、お客様」
「そういったお触りは禁止となっております」

しかし闇晶槍が貫き砕いたのはエイドが作った硝子人形。

「ア？」

がら空きになった背へと放たれた大きな光の矢は、不死王の胸を貫通し、さらに近くのビル群に直撃した。
激しい音と共に崩落した瓦礫の下敷きになり、その姿は見えなくなる。
しばらくして土埃が晴れ、あたりに訪れる静寂。

「……っ、はぁ……これで足止め、できたかなぁ……」

肩で息をしながらそれを言い終わるや否や、ビリビリと空気が張りつめ地鳴りがし始める。

「いえ、多分ですけど」
「激おこなんじゃないかと思いますよォ」

ズ　ド　ンッ

瓦礫を突き破り、空へと放たれるは闇晶槍。
二人のエイドと迦楼羅の頭上を大きく通り過ぎてゆく。

「あら、ノーコンですねェ」
「い、や……」

それは空中で静止すると、バキバキと音を立て、網状に広がりながら形を変えていく。
次第にそれは無数に伸びる鎖になり、先端は刃のように鋭く、暗器の類に似ていた。
リムデレラは咄嗟に迦楼羅の頭上を守るように壁を作るが、刹那降り注ぐ闇晶鎖に粉々に砕かれる。
そして彼女自身も

「む、無理で……ギャんッ！！」
「お姉さん！！」

己に向かってきた鎖を回避できずに沈むリムデレラが視界の端にチラッと見えたが、すぐに世界がぐるりと回る。
創り手を失ったガラスの足場は砕け消え、迦楼羅の体は落下を始めた。
シツナがそれをさらうように抱きかかえ、翼を大きく広げた。追尾してくる鎖を体をひねり紙一重で避けながら高速で飛び回るが、

「──っ、これは、避けられないで…す……」

先程とは逆に、誘導されていたのはこちら側だったようだ。
全方向から向けられた切っ先は容赦なく二人に飛び切りかかる。

「お兄さん！！」

穴の開いた翼はコントロールを失い、地上へと落ちてゆく。
ドッ！！　ズシャッ

衝撃のあと体が一度跳ね、続くのは砂利が擦れる音。
ごろごろと転がる体に想像より痛みが少なかったのは、落下時にシツナが庇い下敷きになったからだろう。
痛みをこらえすぐに体を起こしシツナの様子を見ようと視線を向ける、そのシツナを邪魔だと言わんばかりに不死王が前脚で蹴り転がすのは同時だった。

「もっと早くこうするべきだったノに、どいつもこいつも邪魔ジャマじゃま！！！」

不死王の胸に開いていた穴を、どろどろした体の一部が塞ごうと蠢いているのが見えた。

「アア、月日は人を変えてしまうんですネ。そんな目じゃナかった。何も出来なくて、私にも怯えて……逃げ惑うあの唆る目が最高にヨカッタというのに」

迦楼羅は目を逸らさずに不死王を睨む。
それはまだ折れていないという強い意志を宿していた。

「まあ、いい。鬼ゴッコも隠れんボも飽きた、これで──」
『時は満ちた。裁きの時が来る』

言いかけた不死王の言葉を遮るように鈴のなる夢の声が聞こえるのと、迦楼羅へ伸びた筈の上腕が肩から抉れるように消し飛んだのは同時だった。
鈴のなる夢の閉じられていた瞳が大きく見開かれる。

「ハ？」
「スズヒコさん……っ」

あたたかく柔らかな光が迦楼羅を包み傷を癒やす。一方で、不死王に向けられる強烈な殺意。
それを具現化したかのような地面がせり上がり、できた無数の鋭い杭が、不死王の体を抉り突き破る。

「なン、だ、それ……ボロボロにしてやったのにィ？」

右前後脚を失い、一気に地に伏す不死王を見下ろすように浮かぶ鈴のなる夢の体は、先程の猛攻などなかったかのように元に戻っていた。
違うのは身に纏う殺気だけ。
供給されずに消耗されるだけの力と、損傷し削がれすぎた体を満足に再生出来ずにいる不死王。それでも起き上がろうとする周囲の重力が、あるいは己自身の体が過重したかのようにズンッと地面に体がめり込む。

「ガッ、…っ……アﾞッ！？」
「終わりが始まるよ、グノウ」

その口調はまるで召喚主であり、

「……ううん、不死王。君がもし誤ったのだとしたら……僕たちに関わってしまったところだと思う。それじゃあ、死んでもらうね」

グノウの主人である迦楼羅のようだった。





＞＞Next/フェデルタ［Eno165］　http://lisge.com/ib/k/now/r165.html

ENo.165 フェデルタ とのやりとり

ItemNo.2 翠玉の御守り を破棄しました。
ItemNo.7 タイヤ片 を破棄しました。
ItemNo.13 従者なエプロン を破棄しました。
ItemNo.19 ビーフ を破棄しました。
ItemNo.21 ビーフ を破棄しました。

スズヒコ(244) から 立派な歯+1 を手渡しされました。

ItemNo.22 戦魔香【デヴォーロ・パルフェム】 を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 攻撃38 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

龍は起き上がり、再び上空へと消える。

　

龍の頭から小さな光の玉が出て、

空へと飛び去って行くのが見えた。

優兎佳(372) から 800 PS 受け取りました。
あかり(869) に 800 PS 送付しました。

フェデルタ(165) から すごい羽 を受け取りました。

にく(596) から ヘタ を受け取りました。

スーフェル(182) に ItemNo.6 匂辛夷 を送付しました。
にせメタライザー(1367) に ItemNo.33 山法師 を送付しました。

迦楼羅(931) から 永久雪 を受け取りました。

迦楼羅(931) から 杏 を受け取りました。

時空LV を 5 DOWN。（LV15⇒10、+5CP、-5FP）

呪術LV を 10 UP！（LV70⇒80、-10CP）
付加LV を 5 UP！（LV76⇒81、-5CP）

スズヒコ(244) により ItemNo.13 ヘタ に ItemNo.6 永久雪 を合成してもらい、活力漲る星屑 に変化させました！
　⇒ 活力漲る星屑／素材：強さ60／［武器］反光55(LV95)［防具］全反55(LV95)［装飾］活力50(LV90)

志騎(288) により ItemNo.19 杏 から魔衣『燕尾な従者服』を作製してもらいました！
　⇒ 燕尾な従者服／魔衣：強さ318／［効果1］体力55 ［効果2］－ ［効果3］体力19

ItemNo.2 立派な歯+1 から射程2の暗器『朽羽―クチバネ―』を作製しました！
　⇒ 朽羽―クチバネ―／暗器：強さ635／［効果1］重創50 ［効果2］－ ［効果3］－【射程2】

優兎佳(372) の持つ ItemNo.14 黄水晶 から射程2の呪器『唯拳DXジェネシスJKホライズン』を作製しました！

タスク(1648) により ItemNo.13 活力漲る星屑 から闇飾『流星の懐刀』を作製してもらいました！
　⇒ 流星の懐刀／闇飾：強さ327／［効果1］活力50 ［効果2］－ ［効果3］闇纏19

あかり(869) により ItemNo.13 流星の懐刀 に ItemNo.28 強い牙 を付加してもらいました！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが19増加！
　⇒ 流星の懐刀／闇飾：強さ327／［効果1］活力50 ［効果2］器用35 ［効果3］闇纏38

ItemNo.36 暁衣―ギョウイ― に ItemNo.20 生命の宝石 を付加しました！
　⇒ 博打付加！［ 2 4 5 = 11 ］通常付加
　⇒ 暁衣―ギョウイ―／聖衣：強さ163／［効果1］活力30 ［効果2］活力30 ［効果3］－


迦楼羅(931) により ItemNo.2 朽羽―クチバネ― に ItemNo.27 ホイール を付加してもらいました！
　⇒ 朽羽―クチバネ―／暗器：強さ635／［効果1］重創50 ［効果2］高揚40 ［効果3］－【射程2】

迦楼羅(931) により ItemNo.19 燕尾な従者服 に ItemNo.32 紫水晶 を付加してもらいました！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが19増加！
　⇒ 燕尾な従者服／魔衣：強さ318／［効果1］体力55 ［効果2］攻撃40 ［効果3］体力38

ドブ(1303) とカードを交換しました！

守護者の血焔 （クリエイト：ブラッド）


ハイパージョーク を研究しました！（深度0⇒1）
ハイパージョーク を研究しました！（深度1⇒2）
アガレス を研究しました！（深度2⇒3）
サバト を研究しました！（深度0⇒1）
サバト を研究しました！（深度1⇒2）
サバト を研究しました！（深度2⇒3）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

グノウ(909) は ものすごいお肉 を入手！
スズヒコ(244) は すごい羽 を入手！
グノウ(909) は 白龍の鱗 を入手！
スズヒコ(244) は 黒龍の鱗 を入手！

スズヒコ(244) がパーティから離脱しました！

現在のパーティから離脱しました！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

フェデルタ(165) からパーティに勧誘されました！

『ツクナミ区 K-2：チェックポイント《小集落》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - グノウ(909) の選択は ツクナミ区 K-2：チェックポイント《小集落》

MISSION!!
ツクナミ区 I-10：ツクナミセントラルラボ を選択！
　　 - フェデルタ(165) の選択は ツクナミ区 I-10：ツクナミセントラルラボ
　　 - グノウ(909) の選択は ツクナミ区 I-10：ツクナミセントラルラボ

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［432 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［476 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［204 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［194 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［151 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［306 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［222 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［108 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［107 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［86 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［14 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［38 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［84 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

時計台が映る。

　

　

　

秒針が静かに進む。

　

　

　

ツクナミセントラルラボ。