［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「月眞だっけ…――、あいつ、最近研究室来てないみたいだぞ」
「あー、なんか教授のもめたって奴だろ」
「そうなの？」
「ん。教授がやばいことやってんの、上に話しちゃったらしい。」
「え、それって教授の方が大学来られなくなるんじゃないの？」
「やー。その相手が悪くてさ、どうやら大学の上とも、そしてそのまた上とも繋がりある奴らしくて。
逆に月眞の方が追い詰められてるって話。」
「マジ？うーわ、月眞ご愁傷さまだな。」
「だよなー。放っておけばいいのに。」


二人の院生が、そんな他愛ない話をしながら
白い廊下を通り過ぎていく。

そんな二人の姿を少し遠くで見る、俯いた女。
顔を隠すように、黒く長い髪を靡かせながらその場を静かに去って行った。











月眞　契。
大学院で植物学を専攻していた。
きわめて優秀な院生――…ではなかったが、
誰よりも植物の不思議に驚きや喜びを素直に表す、そんな学生だった。

ある夜、
研究室に忘れ物があったのと、
研究している植物の様子が気になって、
ほとんど人気の無いそこへ彼が戻ると

衣服が乱れ、
少し見えた顔には赤く腫れた痕、
自身の所々、露わになった身体を隠すように、
ある女子学生がぶつかってきた。




「え――…」



ぶつかる反動と共に
小さく「助けて」と言って月眞に縋る女。

「…、ど、どうしたの？大丈夫？なにが――」

そんなことを聞くまでも無く
なんとなく想像がついた。

その少し後ろから
顔色を変えた、
そして同じように衣服の乱れた
教授が見えたから。

なにか後ろの方で
言い訳なのか
へらへらと笑いながら
呟くその男の声がする。

「彼女も同意の上で、」
「その子から――」
「ぼくはやめようといったんだけど」














そこからはよく月眞も覚えていない。
彼女に自身の整った白衣を静かに被せると
遠くで立ちすくんでいる男に詰め寄り、
胸倉を掴んで、大きく拳を振りかざしていた。













―――――――――――――――

「殴ったのは真実です。」
月眞は大学の理事長室へと呼び出されていた。
「ただ、それはあの教授が――」
「月眞くん、彼がそういう――、不埒なことをしていたという事実は本当にあるのかね？」
「・・・・・・」
「その女性の方に尋ねてみようかね、それなら」
「やめてください、その子は被害者ですよ？」
「被害者？それはキミの勘違いじゃ？」
「え・・・？」
「教授は彼女も同意の上だったと話しているよ？まあ、大学内でそんなことをする彼にも責任はあると思うが・・・どちらかというとそれに殴りかかったキミの方にも責任はあるんじゃないか？」

こいつは何を言っているんだろう。
月眞はそれしか考えていなかった。
襲われた女性に話をきく、それを助けようとした自身に責任がある、
教授を庇う？・・・ばかじゃないのか。何言ってるんだこいつ。

腐っているとしか思わない。

ほんとに。

腐ってる。







―――――――――――――――




「月眞、院やめたらしいよ」
「なんか教授殴っちゃったんだって。」
「わ。凶暴」















「彼女だったらしいよ」
「え、マジ？」
「や、ヤるだけの間柄ってはなしもあるけど。その子のために――」















根も葉もない噂はあっというまにこの狭い世界に広がっていく。
ただ、純粋に、植物の不思議と向き合っていた白い世界は
あの数分間の出来事によって
急に反転していった。















「あーあ。」
「ねえ、キミ？」
「素直過ぎるとさー、この世界で生きていくのってさ、きついよね」
「でも、もう死にそうだ・・・」
「でもさ、悔しいだろ？そんなの」
「ボクがさ、キミになってあげるよ」
「もう一度人生やり直しな？」
「あ、でも」
「半分――いや、それ以上はボクのために生きるんだけど！！」

朦朧とする意識の中で男の高笑いが聞こえる。

腐って諦めたこの世界との繋がりは

まだ消えないらしい。














【Side:i//tsukuma kei】

ItemNo.21 ハンバーグステーキ を食べました！
　体調が 1 回復！（20⇒21）
　今回の全戦闘において 攻撃38 防御38 増幅38 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

シンデレラ をエイドとして招き入れました！

使役LV を 5 DOWN。（LV15⇒10、+5CP、-5FP）

解析LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
防具LV を 5 UP！（LV76⇒81、-5CP）

雪里(1373) により ItemNo.19 響音雲鑼 に ItemNo.6 金の光焔 を合成してもらおうとしましたが、LVが足りないようです。

雪里(1373) の持つ ItemNo.4 タンザナイト から装飾『灰簾の髪留め』を作製しました！

クゥ(1372) により ItemNo.19 響音雲鑼 に ItemNo.9 チャート を付加してもらいました！
　⇒ 響音雲鑼／宝珠：強さ272／［効果1］回復50 ［効果2］活力35 ［効果3］－【射程2】

ケイ(1357) とカードを交換しました！

狐尾堂ショップカード （クリエイト：ワンダーランド）


ドラスティックレメディ を研究しました！（深度0⇒1）
ドラスティックレメディ を研究しました！（深度1⇒2）
ドラスティックレメディ を研究しました！（深度2⇒3）

プリディクション を習得！
アイスソーン を習得！
タッチダウンライズ を習得！
パワーブースター を習得！
マナポーション を習得！
瑞星 を習得！
ブロック を習得！
バックフロウ を習得！
アドバースウィンド を習得！
マインドリカバー を習得！
対症下薬 を習得！
エリアグラスプ を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

クゥ(1372) は アタッシュケース を入手！
雪里(1373) は フォーク を入手！
チュイ(1519) は バターナイフ を入手！
クゥ(1372) は げそ を入手！
チュイ(1519) は 銀の光焔 を入手！
クゥ(1372) は げそ を入手！

クゥ(1372) に移動を委ねました。

マシカ区 D-1（沼地）に移動！（体調21⇒20）
マシカ区 D-2（沼地）に移動！（体調20⇒19）
マシカ区 E-2（道路）に移動！（体調19⇒18）
マシカ区 F-2（道路）に移動！（体調18⇒17）
マシカ区 G-2（道路）に移動！（体調17⇒16）

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［432 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［476 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［204 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［194 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［151 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［306 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［222 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［108 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［107 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［86 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［14 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［38 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［84 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

時計台が映る。

　

　

　

秒針が静かに進む。