［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

――とりあえず、連絡があるまでは特に何もする事がないというわけで、
映美莉は蒼刃と不思議の場所巡りツアーを始める。

まず最初は屋上。
とりたてて周囲をみても面白い光景もなければ、
綺麗でもなく見慣れた光景である。
ただし、風はそこそこあって心地よくはある。
「何もいませんね……
　それにしても、屋上の鍵……」
そして周囲を見渡しても当たり前のように誰もいない。
不思議では飛び降りる人が見えるそうだが……
影も形もそんな様子もない。
「霧化と実体化をあわせればあの程度ならどうにでもなる。
　……ま、風が出ていて気持ちがいいのが救いか？
　何事もないようだし。
　……寒くないか？」
ま、それなら、ここでこうしていても仕方ないと思いつつ、
軽く歩き回って次に行くかと決めた映美莉はふと、
風もあるし寒かったりするか？などと気を利かせてみるも……
「いえ、寒くはないです。
　お気遣いありがとうございます。
　これが冬だったらお願いしたかもしれませんね？」
当然の如く寒いなんてこともなく、
「ま、それもそうだな。
　それじゃ、次に行くか。」
ですよねと言わんばかりに肩をすくめ、
次の場所へと歩みを進めるのだった。

次の場所は２階女子トイレである。
「あの、少しいいでしょうか？」
移動してついた瞬間、
蒼刃が疑問の声をあげる。
一体なんだろうと映美莉は首を傾げ……
「ん？
　一体どうした？
　何かあったか？」
気配は何もないんだがなどといいつつ、
蒼刃の方を見た。
すると……
「いえ、順番に巡るなら近い所からだと思ってたのに、
　一足飛びにここにきたのは……」
「単純に報告順に巡ってみているだけだな。
　特に意味はないというのと、
　結構な量の不思議から特定のものをピックアップすると時間がやはりかかるだろう。
　それなら……ということだな。
　と、ここか。
　ノック三回、花子さん遊びましょ。
　……」
どうやら先にここに来たのが不思議だったらしいのでするっと答えを返しながら、
さらりと不思議の確認を終える。
当然の如く反応はなく……
「なるほど、それで。
　確かに時間は必要でしょうし、
　いいかもしれませんね。
　しかし、外れですか。
　……場所が場所ですし、次行きません？」
「ああ、外れだな。
　よし、次に行こうか。」

そうしてやってきた三番目の場所。
二階にある反対側にある理科室である。
……否、問題のトイレの方が理科室の反対側にあったというのが正確だろうか。
ともあれ、やってくる。が……
「あー……」
「これは……」
侵入して思った事はただ一つ。
何も言わずとも表情が語っている。
それは――
「さすがにこれは予想外だな……
　いや、むしろ予想してしかるべきか？」
「当たり前といえば当たり前なんですけど……
　何もないですね……
　廃品らしきものはあるみたいですけど……」
とても残念な状態であったことだろう。
この様子では他の不思議の物品があるかどうかも怪しい……
そう思えてしかるべき程度には。
「ま、こんなところにものを残していてもしょうがないというのはあるか。
　使われていないのだし。
　使われないようなものは残されているみたいだが。
　……まぁ、危険物も多いしな、
　そういうのは撤去されてしかるべきか。
ま、軽く回ってみて次いこう。
　声は聞こえんしな。」
「そういえば、耳もいいんでしたっけ？
　映美莉さんに聞こえないようでは何もないとみてよさそうです。」
それでも、とりあえず一通り理科室を回って、
何もないことを再確認し、
理科室を去る。次は――

四番目は鏡である。
黒いフレームのその鏡は確かにそこにあった。
あったのだが……
「大分古くなっていますけどありますね、」
「きちんとうつりもするな。
　何の変哲もない鏡だ。」
確かに鏡はある事はあった。
あったのだが……
「丑三つ時にはまだ早いな。」
「そうですね……」
問題となる時間にはまだ先がある。
改めて時間になって確認するにしても、
他の事を済ませた方がいいだろう。
「何の変哲もない鏡……
　しかも古くなって綺麗な状態とはいえないな。」
「欠けている部分もありますしね。
　一応聞いておきますけど、
　気になる点とか変なところとかあります？
　確かフレームがどうとかいう噂話もありましたし。」
蒼刃の言葉にちょっと確認してみるかと一つ頷き、
鏡をじっくりとみて触って確かめる映美莉。
そんな映美莉の出した答えは……
「ただの鏡だな。
　変わった所は一切ない。
　この鏡が価値があるものかどうかまでは分からんが、
　欠けてしまってはな……」
価値も望むべくもないだろうと肩をすくめる映美莉に対し、
蒼刃は肩を叩き、
次の場所へいくよう無言で示すのだった。

次に来たのは音楽室である。
やはりここもピアノといった楽器や絵が撤去されていて物寂しい。
この分だとレコードとかレコードプレイヤーもないだろうと思われたが……
「レコードプレイヤーありましたよ。」
蒼刃がレコードプレイヤーを片隅に発見したらしく、
映美莉も駆け寄ってみてみるが……
「これ、壊れてないか？」
完全にぶっこわれていた。
レコードもないし、
仮にレコードがあったとしても音を出せるか怪しい……
どころかまず間違いなく音を出す事はできないだろう。
それくらいには完全にぶっこわれてしまっている。
「壊れてますね。
　修理……するよりも廃棄した方がよさそうですし……
　だからここに残されてるんでしょうね。
　古いものですし、使うにしても趣味とか、
　……まぁ、それにしても学校で使われる備品レベルでは価値が……」
「あるようには思えないか……
　まぁ、寄贈品なら可能性はあるんだが、
　寄贈されたような証も……
　うん、ないな。
　……ま、処分するしかない品物である事は確か。
　だから放置されているのか。」
「わびしさを感じるというか、
　世知辛いというか……
　とりあえず、次で最後でその後本番ですかね？
　行きましょうか。」

特に何事もなく最後の六番目の場所の校長室につく。
まぁ、ここを巡り終えても連絡を受けて本命の場所にいくわけだが。
しかし……
「見事に絵がありませんね。」
ここにきてというべきか、
それともあるいはこれが本来あるべき姿というべきか、
校長室に肖像画はまったくなかった。
これでは不思議を確かめようにも現物がないのだ。
何もできないだろう。
「まぁ、絵どころか物がない訳だが。
　備え付けの物品だけか？
　後はやはりゴミとか廃品が幾ばくか。
　……いや、分かっていたとはいえ、
　最後の最後できたな。
　目的の物品がそもそもない現象。」
「当たり前ではあるんですけどね。。。
　もしかしたらと思ったのですが。
　これでは確かめるべくもなくないも同然なのではないでしょうか。」
「実際不思議があったとしてもこれでは確かめようもないし、
　どうにもならんな。
　ま、本気で何もないが、
　……これはいいのか？」
もう既に前提そのものが崩壊しているわけで、
考えた所でどうにもならない。
「……いいのかといわれても、
　どうにもなりませんし。
　外で返信待ちましょう。」
「……そうだな。」
こうして七番目の不思議をのぞいた六つの不思議を巡り終えたのだった。

とはいえ……
結局のところ全部を巡ってみても、
このように雰囲気はあるものの、面白い事は特にはなかった。
ここでハプニングがあれば面白いのになどと映美莉は思いつつも、
あまりにも何もないので……
「こういう事であれば、
　事前に何か仕掛けたり、
　ちょっと茶目っ気を出してもよかったかな？」
「……さすがにやめてください、
　何もないからいいですけど、
　雰囲気だけで十分怖いので、
　ここに本当に何かあるとか考えたくないです。
　……それにしても、茶目っ気って何をするつもりだったんですか。」
「鏡をのぞいているときに、
　鏡に映らない状態で背後に忍び寄って、
　抱きつきと同時に鏡に映るようにしてみるとか……かな？
　ドキッとしないか？」
「吊り橋効果でしたっけ？
　やめてください、
　そのドキッていうのは悪い結果にしかならないと思うんですが、
　まぁ、でも、刺激が足りないといわれれば……
　そうかもしれませんね。」
そんなハプニングを起こせばよかったなどと軽口を叩き、
蒼刃との会話を楽しんだり余裕……というより、
油断まみれだった。
実際の所、
こんな状況で不意打ちされたら、
思いっきり映美莉はひっかかっていたであろう。
しかし、
現状何事か起こるべくもなく、
起こる様子もないのは幸いで、
最後の場所を巡り終えたとき、
蒼刃に連絡が入る。
どうやら、
頼んでいたものについて何か分かったようだと思ったら……
「あの……」
言いにくそうに蒼刃は映美莉に声をかける。
どうもかんばしくない結果のようなので、
「どうかしたか？
　遠慮せずにいってみるといい。
　どうせダメ元だったんだ。
　というより、
　我の考えがもとより正しいともいえないからな。」
にっこり笑って、
続きをうながす映美莉。
「――その、該当のものはない……だそうです……」

ENo.223 兎乃 とのやりとり

ItemNo.11 たいやき を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 活力14 敏捷14 強靭14 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

付加LV を 1 DOWN。（LV99⇒98、+1CP、-1FP）

領域LV を 5 UP！（LV23⇒28、-5CP）
料理LV を 6 UP！（LV84⇒90、-6CP）

兎乃(223) の持つ ItemNo.29 冬虫夏草 から喉飴『蜂蜜のど飴』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 6 6 2 = 14 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 2 6 2 = 10 ］成功！料理の強さが増加！
ItemNo.6 すごいお肉 から喉飴『ドーピングコンソメ飴』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 2 2 5 = 9 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 2 4 4 = 10 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ ドーピングコンソメ飴／喉飴：強さ225／［効果1］攻撃39 ［効果2］防御39 ［効果3］増幅39


兎乃(223) の持つ ItemNo.6 終わりのウサノムチ に ItemNo.34 ものすごい木材 を付加しました！

ミコト(998) とカードを交換しました！

アイシクル・バースト （マルバス）


ライブラリ を研究しました！（深度0⇒1）
ライブラリ を研究しました！（深度1⇒2）
ライブラリ を研究しました！（深度2⇒3）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

兎乃(223) は 赤色の果実 を入手！
えみりん(1239) は 桃色の果実 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
えみりん(1239) のもとに リンゴさん がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
えみりん(1239) のもとに ピーチさん が微笑を浮かべて近づいてきます。

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 兎乃(223) の選択は マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》

MISSION!!
ツクナミ区 E-16：チェックポイント《落書き壁》 を選択！
　　 - 兎乃(223) の選択は ツクナミ区 E-16：チェックポイント《落書き壁》

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［432 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［476 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［204 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［194 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［151 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［306 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［222 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［108 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［107 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［86 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［14 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［38 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［84 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

時計台が映る。

　

　

　

秒針が静かに進む。

　

　

　

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！