［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「くっ……どうしてこのような事が我の身に……
　――これが敗北というものか。」
大量に積み重ねられた最後の一つが消えてゆく。
全てが終わり……
映美莉は座っている椅子に力を失ったかのようにもたれかかった。
「え、いや、その、敗北というか、
　勝利だと思うんだけど……
　ちゃんと全部はけたのは皆力合わせた結果だし、
　いいことじゃないの？」
それに対して、やっと終わったと伸びをしながら、
葵はいう。
そう、
確かに良いことだ。
勝利といっても良い。
なぜなら――
「そうそう、勝利やで。
　それにしてもありがとうな。
　映美莉。
　助っ人まで呼んでくれて助かったわ。
　約束通り焼肉奢るから。
　あ、葵ちゃんも来る？
　正直全部売れると思って無かったし、
　いっぱい働いてくれたし――
　それに……
　ま、こういう時は打ち上げがセオリーやろ？」
そんな二人に対して、
ウィンクしながら完売御礼のプラカードを担ぎながらいう紗々那。
「そうだな、葵も来るといい。
　三人で楽しく打ち上げといこう。
　我は両手に花で嬉しい。」
「え、えーと、
　二人がそういうならお邪魔しちゃおうかな。
　とりあえず家に連絡するね。
今日は外で食べてくるっていってないし……
　でも、本当になんで敗北って……？」
気を取り直したかのように笑顔になる映美莉に疑問をぶつける葵に対し、
映美莉は――
「あー……その……」
言いにくそうに口ごもる。
しっかりと切り出せない映美莉。
「単純に余ったら一冊ただで持って帰ってもええでっていってただけや。
　映美莉も欲しかったんやろな。」
「……ぐぬぬぬ。」
しかし、そんな映美莉の様子を見かねたのか、
あっさりと映美莉がなぜ敗北感を味わっているのか、
さっくりと紗々那が答えた。
思わず反論もできない説明に唸り声をあげる映美莉。
「あはは……
　映美莉らしい。
　だって、これ、映美莉がモデルだもんね。
　やっぱり、こう誰かにモデルとして描いてもらえると嬉しいよね。
　私もよかったら一冊欲しいかも……」
その言葉に納得したのか、
なるほどなーって頷きながらいってくる。
しかし……
「あ、いや、えーっと……」
「まぁ、えみりんは言いにくそうにしとるけど、
　うん、
　表紙とかぱっと見じゃわかりにくいけど、　
　一応１８禁やで。
　そのあたりは注意してな。
　後で文句言われても困るし、うん。」
言いにくそうにする映美莉に対し、
紗々那はズバズバといってくる。
慣れているのもあるが、
性格的なものも大きいだろう。
「それでもいいかな。
　やっぱり気になるし……
　恥ずかしい気持ちはないでもないけど……」
そういって、映美莉を見る葵。
「な、ななななななんだ！？」
唐突にみられて、しかも、
何を狙っていたかばれて動揺し、
真っ赤になって恥ずかしがる映美莉の様子をみて……
「自分以上に恥ずかしがってる人いると、
　一周回って落ち着くというかなんというか……」
「あー、分かる気はするわ。
　付き合いある程度あったら、
　どうして欲しかったのかとかよくわかるようになるやろしな……
　ま、さすがに売り物は全部はけたけど、
　今度改めて増刷するときに進呈するわ。
　その代わり、次の時もよろしくな。
　二人いるしやっぱりうち一人の時より売り上げがええねん。
　こんなにはやくはけるとは思わんかったわ。
　だからお願いしたいなって。
　まぁ、都合あわんかったらしゃあないけど。」
そして、そんな映美莉をよそにしたしく会話する二人。
そんな仲良さそうな様子にうれしいやら、
ちょっと嫉妬しそうやら複雑な気分になる映美莉は、
「――もちろん、君の為ならいつだって手伝うとも。
　とても楽しかったしね。
　こうして、三人で何かをするのは。
　後で二人と二人きりで楽しめたらなおさらうれしくはあるが。」
すぐさま気を取り直し、
キメ顔でそういった。
そんな様子になぜか二人からほっこりした顔でみられながら……
「とりあえず、約束通り明日は一緒に楽しませてもらうね。
　これからの打ち上げも楽しみだけど、
　それはそれこれはこれ。
　楽しみにしてるから。」
クスクス笑いながらそんなことをいう葵に、
「うちもすぐには無理やけど、
　そのうちエスコートしてもらおうかな？
　せっかくやし、ちょっとされてみたいわ。
　とにもかくにもて使ってくれるようでたすかるわ。
　期待してるから、それにしても……
　気になる事が一つあるんや。
　なんでまた葵ちゃん連れてきたん？
　たまたまやいう話やったけど、
　どういう話の流れで来ることになったかちょっと気になるんやけど……
　来てくれた時は色々あわただしかったけど、
　今なら時間あるから聞きたいんやけど。ダメかな？」
やれやれといった感じで気を使って、
話を変える紗々那。
いまいち決めきれないというか、
よく知っているとほほえましく見えるのが映美莉らしいのをよく知っているからだ。
「ん。ああ。とはいっても……
　そこまで複雑な話ではない……でも、
　確かにどういう事情でか分からん以上、
　確かに終わってから聞いた方がいいか。
　単純な話、どれくらいの人手がいて、
　どれくらいの人手が必要かわからなかったからな。
　売り子というなら私だけではなく、
　花のある子がもう一人いれば、万全だと思った訳だ。」
「そういう思惑もあったのは確かだろうけど、
　電話とった時に私がいて、
　よかったら私も手伝おうか？って聞いたのが切っ掛けだよ。
　さすがに予定があわなかったらどうしょうもないけど、
　何か頼まれてるのみたら、
　一緒支度なっちゃって……
　映美莉の役にもたちたいし……」
「――お言葉に甘えさせてもらった、
　という訳だ。」
映美莉がさっくり話を終えようとしたところで、
当然のごとくもう一人の当事者である葵が口をはさむ。
むぅ、と照れ臭そうにちょっと明後日をみながら、
もう話はこれで終わりだな、
打ち上げにいこうかのようなとる態度を取ろうとした映美莉に対し、
紗々那は、
「へーほーふーん？
　それでお礼にデートとかいって、
　承諾したいうわけやな。
　へぇぇぇ、
　えみりんは女の子の誘いを受けて、
　女の子を口説くんか？」
などと明らかにわざとらしく映美莉に絡んでくる。
それにしたいしての映美莉の返答は短かった。
内心がもうどうしていいか分からない状況になってるのだろう。
普段慣れないことをした疲れと、
普段慣れない状況に出した、その返答は……
「はい。」
とんでもなく素直な一言だった。
「はいじゃないが。」
思わぬ返答に真顔になる紗々那。
「――だが、よく考えてほしい。
　この状況下で頼まない理由というのはなかったと思う。
　無論断るという選択肢もあっただろう。
　しかし、可愛い女の子が手を差し伸べてくれているのに、
　手を取るなという選択肢はとれない、とれなかったのだ。
　二人きりで頑張れる可能性はあったかもしれないが、
　その、
　我はこういう接客みたいなのしたことないし、苦手で……
　すまない……」
条件反射のような紗々那の反応に思わずしゅんと小さくなる映美莉。
まぁ、紗々那の方は紗々那の方で、
実際条件反射で思わずいってしまっただけで、
ちょっと妬けはしても気にしていないのて、
思わぬ純な反応に満足したのか、
「お、ええね、ええね。
　これ、今までで一番の撮れ高ちゃうかな？
　真っ赤になってしどろもどろになって、
　本当にええもんみせてもろたわ。
　これで次の新刊もいただきやな。
　やー、ほんとえみりんはええな。
　ネタの宝庫というか、
　いろんな側面見るたびにおいしさがつのっていくし、
　歌らしい側面がなくても、
　勝手に面白いネタ拾ってきたり、
　改めてよさにきづかせてくれる。
　うちの創作活動のええ燃料になるわ。ほんま。
　葵ちゃんも色々教えてな。
　きっと、うちでは見たことない側面しっとるやろうし、
　本人からぽろっとこぼれるより面白い話あるやろしな。」
うんうん、と満足そうに葵に向って言うと、
葵もまんざらでもなかったようで、
「こちらこそよろしくお願いします、
　私の知らない映美莉の事いっぱい教えてくださいね。
　それから、
　どんな風に話活用させたのかとかも気になりますし、
　これからも仲良くしていただけると嬉しいです。」
そっと手を取り出して、紗々那と握手する。
「……まて、まってくれ、
　なんか、私より二人の方が仲良くなってないか？」
その様子にちょっと焦りを見せる映美莉に対し……
「そんなことあらへんよ。
　むしろえみりんがいるからこそ成立する仲やしな。」
「そうですよ。
　それに、私達に友人が増えるのはいいことだと思いません？」
思わせぶりにニヤニヤ返す二人。
いうまでもなく、
二人が組んだのは映美莉同盟というべき代物である。
同じものを愛でるというかなんというかという感じの奴である。
釈然としない映美莉ではあったが、
それ以上追及してもどうしょもうなく、
気を取り直して三人で打ち上げに。
三人で食べる焼肉は盛り上がってとても楽しかったようです。
「……結果的に我は得をしたはず、
　得をしたはずなんだが、
　この釈然としない感じ……
　とは違うな、
　なんかやらかしてしまった感じはなんだ……？」
――頑張れ映美莉。

ENo.223 兎乃 とのやりとり

ItemNo.39 剛毛 を破棄しました。
ItemNo.40 毛 を破棄しました。
ItemNo.46 腐肉 を破棄しました。
ItemNo.47 腐肉 を破棄しました。

兎乃(223) から うさぎブローチ を手渡しされました。

ItemNo.35 エナジー棒 を食べました！
　体調が 1 回復！（25⇒26）
　今回の全戦闘において 活力10 防御10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

響鳴LV を 5 UP！（LV13⇒18、-5CP）
料理LV を 12 UP！（LV47⇒59、-12CP）

兎乃(223) により ItemNo.8 宵闇のマント に ItemNo.3 ぶにゅぶにゅ を合成してもらい、宵闇のマント を強化しました！（+40）
　⇒ 宵闇のマント／重鎧：強さ230／［効果1］耐霊20 ［効果2］防御20 ［効果3］－

ItemNo.11 お魚 から料理『たいやき』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 5 4 4 = 13 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 5 6 6 = 17 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ たいやき／料理：強さ151／［効果1］活力14 ［効果2］敏捷14 ［効果3］強靭14

ItemNo.16 新鮮そうな卵+1 から料理『TAMAGOSANDO』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 3 6 4 = 13 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 4 5 1 = 10 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ TAMAGOSANDO／料理：強さ103／［効果1］活力21 ［効果2］体力21 ［効果3］防御21／特殊アイテム


なずな(1172) とカードを交換しました！

田植苗月 （ジャイアントラップル）


サモン：ヒーロー を研究しました！（深度0⇒1）
サモン：ヒーロー を研究しました！（深度1⇒2）
サモン：ヒーロー を研究しました！（深度2⇒3）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

兎乃(223) は 冬虫夏草 を入手！
えみりん(1239) は 木通 を入手！
兎乃(223) は ものすごいお肉 を入手！
えみりん(1239) は 光小晶 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
えみりん(1239) のもとに カマラサウルス が軽快なステップで近づいてきます。
えみりん(1239) のもとに かなぶん が泣きながら近づいてきます。

兎乃(223) に移動を委ねました。

タニモリ区 C-17（森林）に移動！（体調26⇒25）
タニモリ区 C-18（森林）に移動！（体調25⇒24）
タニモリ区 C-19（沼地）に移動！（体調24⇒23）
タニモリ区 D-19（沼地）に移動！（体調23⇒22）
タニモリ区 E-19（森林）に移動！（体調22⇒21）

［822 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［445 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［490 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［199 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［407 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［325 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［250 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［181 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［105 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［148 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［144 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［288 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［40 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［199 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［84 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［99 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［78 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［45 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［76 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［55 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［1 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［83 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［13 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［38 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

空には変わらず光の玉が、星々を模している。

次第に集まり、大きな光になっていく･･･

　

　

　









　





　

　

　

集まった光がそれぞれ何かの形を成し、地上に落ちてゆく。





　

　

　





　

　

　

チャットが閉じられる――