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<< 21:00~22:00
[基本]OK. [戦闘]OK. 




 納屋の鍵を外した探偵は、ゆっくりと扉を開いた。
 納屋の中には枝バサミや鋸、鎌やスコップなどの造園用品が収納されていたが、いずれも古く、錆び付き、埃と蜘蛛の巣にまみれている。
 「フン、ただの古い納屋じゃないですか!」
 ストライクスは刺々しい態度で吐き捨て、そのまま納屋の扉を潜ろうとした。
 「待てって」
 探偵はサッと腕で進路を塞いで彼を制した。
 「危ないなあ、せっかくの証拠が台無しになるところだ。ほら、床をよく見なよ。」
 探偵が言う通り、厚く埃の積もった床には、幾つもの足跡がくっきりと残っていた。
 「長年、誰も入っていなかったから、当然埃も積もるさ。鍵を付け替えたからって油断してるよな。見たところ何度も入っている。何をしに入った?」
 探偵は足跡の大きさや特徴を調べながら、楽しげに呟いている。
 「女物の靴…全て同じものだな。まるで制服だ」
 その足跡を追っていくと、棚に置いてある小さな道具箱が目についた。
 厚く埃の積もった室内にありながら、ほとんど埃がついていない。
 「いかにもじゃないか」
 探偵が道具箱の蓋を開けると、中にあったのは、銀色の金属ヤスリだった。
 「他の道具は錆だらけなのに、このヤスリは綺麗なもんだ」
 それを摘み上げて見ると、金属の粉が付着していた。
 「…何を削ったんだ?」
 ふと、探偵は納屋の窓を見た。
 埃があちこち取れている。つまり、窓に触れ、開けた者がいる。
 探偵は納屋から出ると、ぐるりと外周を回り、窓の外側に移動した。
 「…これか」
 窓の外には、キラキラと光る金属の粉が散らばっていた。
 屈み込んで確認すると、それはヤスリに付着したものと同じだった。
 「…ストライクス警部。ひとつ、聞いていいかな」
 屈み込んだまま、探偵は警部に問いかけた。
 「何です!?」
 苛立ちを隠さぬ声は、やや焦りも含んでいた。
 この警部も既に悟っていた。自分たちが掴み損ねた真実を、この探偵が今にも掴もうとしていると。
 「遺書。見つかった遺書には、なんて書いてあった」
 ストライクス警部は歯噛みをし、忌々しげに吐き捨てた。
 「ええ!?くっ…普通の遺書でしたよ。「私は許されない事をした。メイド達と私の命を以って償うこととする。私の全財産は、郊外のモザイシズム孤児院に寄付するよう願う。」と…」
 探偵は手帳を開くと、タバコを一本取り出し、ニヤリと吊り上げた口の端に咥えた。
 「ーーーーーー決まりだな。さあ、もう一つだけお願いだ警部殿。今すぐモザイシズム孤児院に連絡をして、勤務経歴の長い職員を一人呼んでくれ。ああ、俺の灰色の脳細胞が活動を始めた。」
 脳細胞どころか全身灰色のくせに、と、ニコレットは内心毒づいたが、ふと見たその目の輝きに気圧され、何も言えなかった。
 ーーーーーー探偵はタバコに火をつけた。

 鍵のかかった扉。
 毒によって死んだメイドと主人。
 ほとんど口をつけられていないワイン。
 蝋燭の足りない燭台。
 鍵のかかった引き出し
 内側から割られた窓。
 窓枠の穴と、その間に走る一条の傷。
 錠前を付け替えられた納屋。
 納屋の足跡。
 削り取られた鍵。
 不在のメイド達。
 善意の遺書。
 第一発見者のニコレット。
 

 小さな手帳を閉じ、静かに目を開くと、短く、されど明瞭に、探偵はニコレットに告げた。
 「ーーーーーー食堂に皆を集めてくれ。」
 その目は
 「それと…」
 ニコレットの長い前髪越しに、探偵と目が合う。
 先ほどまで仄日のように燃えていたその目は、どこか悲しげに、憐むような色を帯びていた。
 そして探偵は口を開く。
 「ニコレット、君はーーーーーー旦那様に感謝するべきだな」










ENo.593 Hǝɯɐʇᴉʇǝ とのやりとり


 ぐずぐずと子供が鼻を鳴らすような音を立てて黒い液体が溢れるのを堪えた。
 貴方は裏に欲を抱えていても、話の通じないと避けられたトリニタイトにとっては真摯に話を聞いてくれる優しい人だ。

 だからか、トリニタイトも素直に貴方の話を聞く。

「トマト、ないない!」
 赤いトマトのように色を散らして死んでなどいない。そう同調する。

「自分、トリニタイト!トリニタイト、自分一部!」
 伝える言葉が思い付かず、悩む。


 不意に何かに気付いた男が足元に黒い泥を現して蹴飛ばしてみる。
「黒の騎士が現せるこの黒い液体は、トリニタイトの一部になり得るのか?」


 飛ばされた黒い液体がトリニタイトに当たると忽ち吸い込まれ、心なしか少しだけ大きくなる。

「うーーーうーーーー……ボロボロ自分………」
 不服そうに男を見て、貴方に振り返る。

「自分、ソワソワ。自分、トリニタイト」
 尋ね人を思うと不安になる。

「……自分、いっぱいくれた。一部、いっぱいくれた。だからトリニタイト、出来た。
 自分、いつもプンプン。感謝もプンプン」
 呆れ気味に言う。

「感謝、足りない。自分、喜んで、ない」
 言葉を思い出しつつ告げる。

「感謝、喜んで、見たい」


以下の相手に送信しました

ENo.502
ナックラヴィー





特に何もしませんでした。















対戦相手消失のため不戦勝!

影響力が 21 増加!







◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!





特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!







>> これまでのあらすじ


[842 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[448 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[500 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[201 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[400 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
[325 / 500] ―― 《商店街》より安定な戦型
[240 / 500] ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
[174 / 500] ―― 《古寺》戦型不利の緩和
[96 / 500] ―― 《堤防》顕著な変化
[142 / 400] ―― 《駅舎》追尾撃破
[5 / 5] ―― 《美術館》異能増幅
[131 / 1000] ―― 《沼沢》いいものみっけ
[100 / 100] ―― 《道の駅》新商品入荷
[251 / 400] ―― 《果物屋》敢闘
[32 / 400] ―― 《黒い水》影響力奪取
[110 / 400] ―― 《源泉》鋭い眼光
[62 / 300] ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
[72 / 200] ―― 《図書館》蜂のように刺し
[55 / 200] ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
[27 / 200] ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
[46 / 100] ―― 《珈琲店》反転攻勢
[23 / 100] ―― 《屋台》更なる加護



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


カオリ
「ちぃーっす!!」

カグハ
「ちぃーっす。」


 

カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。

カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。


 


カオリ
「あ、よかった今度はいたいたー!!」


 

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



白南海
「・・・ん?あぁ、団子屋の。」

エディアン
「あらおふたりさん、お元気そうで!」


 


カグハ
「元気・・・・・ちょっと大変かも。」

カオリ
「そっちこそ留守にして何してたのー?」

カオリ
「・・・ぁ、そうそう見て見て!これっ!!」


着物の裾を上げ、脚を見せる。

表面がドロドロし、変色している。

 


白南海
「・・・ぉ、おい・・・何だよそりゃ・・・・・」

カグハ
「どろどろあし~~~。でも痛くないよ?」

エディアン
「いや・・・・・痛くないって言っても・・・この先どうなるか・・・
 もうずっと団子を作り続けているんですか?」

カオリ
「そうだよー!!たまに危ないお客さん来るようになったけど。」

カグハ
「案内人さんたちは、平気・・・?」


ふたりの全身をじーっと観察するカグハ。


白南海
「今んとこ平気だが、なぁ・・・・・痛くねぇとはいえ見てらんねぇぜそれは。」

カオリ
「大丈夫大丈夫!イバラシティじゃ何ともないし!!」

エディアン
「酷くなってきたら言ってくださいね?・・・ほら、もう隠して隠して。」


ふたりの裾を戻すエディアン。

 

 

 


白南海
「言ってくれって・・・・・言われて何かできんのか?」

エディアン
「上司に訴えます!」

白南海
「上司・・・・・大量の虫を寄越す上司ねぇ。」


 

 

 

チャットが閉じられる――















TeamNo.876
ENo.876
ナギ
TeamNo.520
ENo.520
チャコール




321 262









ENo.520
私立探偵・鍛炭 灰郎
※エンジョイ勢
※ロール>>>戦闘
※森羅万象一切合切を許せる人向け

鍛炭 灰郎(カスミ ハイロウ)

職業:探偵
性別:男
身長:185センチ
体重:75キロ
年齢:「37…38、いや、36だったような…」

カスミ駅前の古びたビルに事務所を構える私立探偵。
怠惰で無気力、常にタバコを喫する胡乱な男。
依頼を遂行する能力だけは高く、基本的にどんな依頼でも安価で請け負う。
その代わり、依頼者の「秘密」を報酬として要求する。
30 / 30
5 PS
チナミ
B-4
行動順9【日和】AT・AG・HL↓
23946
300







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術50身体/武器/物理
制約5拘束/罠/リスク
具現5創造/召喚
解析50精確/対策/装置
付加10装備品への素材の付加に影響
合成10合成に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
バリツパンチ
(ブレイク)
6050敵:攻撃
追及
(ピンポイント)
6050敵:痛撃
三段論法
(クイック)
6050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
名推理
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
決3アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
プリディクション50120味列:AG増(3T)
デアデビル5060自:HP減+敵傷4:痛撃
クリエイト:シールド52200自:DF増+守護
フィジカルブースター50180自:MHP・DX・自滅LV増
クリエイト:チェーン50100敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
キャプチャートラップ5090敵列:罠《捕縛》LV増
クリエイト:メガネ50100味:DX・AG増(5T)
チャージ50100敵:4連鎖撃
ブロック5080自:守護+DF増(2T)+味傷:護衛
フェイタルポイント5080敵:精確痛撃
イレイザー50100敵傷:攻撃
リンクブレイク50150敵全:精確攻撃&従者ならDX・AG減(3T)
ハードブレイク51120敵:攻撃
ウィークサーチ50130自:朦朧+敵:DF・AG減(3T)
ブレイクスルー50140自:貫撃LV増
フィアスファング50150敵:攻撃&MHP減
コンシアンス50200味:精神変調耐性増+強化ターン効果を延長
ジェネラル50270敵:5連鎖撃&名前に「撃」を含む付加効果のLV減
マーシャルアーツ50330自:DX増+名前に「撃」を含む付加効果のLV増
ソードブレイカー50240敵:攻撃&装備によるAT減
ライブラリ5010自4:HP減+付加効果を1つ失うことで連続増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
潜入
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
応酬540【被攻撃命中後】対:精確攻撃
怪力乱神550【戦闘開始時】自:武術LVが高いほど無属性攻撃が強化
心機掌握550【戦闘開始時】自:敵がスキルキャンセルされるたびに、AT・DF・DX・AG・HL・LK増
乱離骨灰530【戦闘開始時】自:名前に「撃」を含む付加効果の発動率増
最大EP[25]




被研究カード名/スキルEPSP説明
ほっと一息
(ヒール)
050味傷:HP増
デアデビル
(デアデビル)
060自:HP減+敵傷4:痛撃





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / ????