［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

タタン、タタン。
乗車した電車の中で、規則的なリズムが響く。
繁華街、住宅街、土しか見えない畑、また住宅街。
ドア横に立って、窓から流れていくその景色をぼんやりと見ていた。
全てがオレンジ色に染まった世界。
あたたかい色なのに、どこか寂しく、物悲しい。


***


今日は久しぶりに、姉夫婦の家に行ってきた。
旦那さんは仕事でいなかったけれど。
もう大丈夫だと思っていたのに、心のどこかでほっとしていた。
無意識に、緊張があったのかもしれない。

姉と直接会うのは久しぶりだったから、まず髪型に驚かれた。
いいんじゃない、なんて笑いながら、じょりじょりされる後頭部。
やることがママさんと同じだ。
珈琲、紅茶、コンポタ、どれがいい？
答えは分かっている、という顔でそんな風に聞かれたのが何だか悔しくて。
ここは敢えて『珈琲、ブラックで』なんて言ってみようかとも思ったけれど。
それはそれで意地っ張りな子供っぽいし。
二十歳になったし。
子供じゃないし。
素直にコンポタをお願いしておいた。

姉はミルクティー、俺はコンポタ。
昔から変わらない。
いや、姉も子供の頃はココア風味の麦芽飲料とか良く飲んでいたけれど。
思春期と呼ばれる頃には、いつの間にかミルクティーが定番になっていた。
カップを手にお互いの近況報告から、他愛もない話をして。

その中で出された話題が、ずっと頭に残っている。

旦那さんが働いている会社に、手伝いとして来てくれないかと。
業種は造園業で社員数も多くはなく、決して大きな会社ではないらしいけれど。
最近の業績は好調なようで、忙しくなるにつれ人手が足りなくなってきたのだとか。
要はバイトとして来てくれないか、という事らしい。

『人手が足りないんだって』
『今直ぐじゃなくてもいいらしいの』
『無理にとは言わないけど……ちょっと考えてみてね』

人が足りなくて困ってる。
忙しいから来て欲しい。
でも急ぎじゃない。
考えてみて欲しい。

何となく、その奥にあるものが見えた気がした。
旦那さんが勤めている会社は、ウラドから気軽に通える距離にはない。
もしそちらで働く事を決めたら、その為だけに引っ越す事になるだろう。
きっと、それを見越してのこと。
『働きぶりを認めて貰えたら、そのまま就職なんて事もあるかもしれないよ』
勿論、雪里の気持ち次第だけど、なんて笑いながら。

以前だったら、ごめんねで終わらせていた話。
今は。
今は、どうだろう。

色々な事を経験してみたいと思っていた。
その『色々な事』に、それも入っているんじゃないか。
色々な事なんて言いながら、自分でその範囲を狭めていないだろうか。
それに今ならもう何も気負うことなく、あの人とも一緒に働ける気がする。

でも、もしそちらを選んだら、ウラドからは離れる事になる。


***


タタン、タタン。
姉夫婦宅からウラドへ帰るまでの間、頭の中ではずっとその事を考えていた。
面と向かってのやり取りとなれば保留する訳にもいかず、一応の返事はしておいたけれど。
他のバイトとの兼ね合いもあるから、今は行けない、と。
断っているようで、曖昧な返事。
まるで、今じゃなければ可能性があるかのように。
姉はいつも家族の事を気にかけてくれているのに、俺はいつも自分の事ばかり。
我儘ばかり。


外は相変わらずオレンジ色に染まっていて、自分勝手な俺は早く夜になって欲しいと願っていた。
酷く寂しい気持ちにさせるこの夕暮れが、あまり好きじゃなかったから。
もしこの時間帯に楽しい思い出が出来たなら、夕暮れも好きになれるのかな。
そんな風に考えていたら、頭の中にあの綺麗な横顔が浮かんできた。

もしバイトを辞めるなんて言ったら、あの人は何て言うんだろう。
今の所、そのつもりはないけれど。
クビにならない限りは。
いつもの様に軽いノリでそれを受け入れて、二度と会うこともなくなってしまうんだろうか。
新しいバイトはすぐ補充されるだろうし、一緒にハイタカとか見に行っちゃうのかもしれない。


何だか酷く重苦しい気持ちになって、お守りが入ったボディバッグを抱え込んだ。
やっぱり、夕暮れは好きじゃない。

ItemNo.1 不香の花 を破棄しました。

ItemNo.5 炙薫香 を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 増幅36 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

フィーコちゃん(132) に 170 PS 送付しました。
悪魔の森の黒樹(854) に 450 PS 送付しました。

クリス(169) から 何かの歯 を受け取りました。

付加LV を 25 DOWN。（LV25⇒0、+25CP、-25FP）

武術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
合成LV を 30 UP！（LV1⇒31、-30CP）

ItemNo.6 何か柔らかい物体 に ItemNo.14 チャンパオ を合成し、駄物 に変化させました！
　⇒ 駄物／素材：強さ10／［武器］攻撃10(LV50)［防具］活力10(LV50)［装飾］体力10(LV50)


クゥ(1372) の持つ ItemNo.17 お肉 から料理『ミートボール』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 2 1 4 = 7 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
チュイ(1519) の持つ ItemNo.25 お野菜 から料理『ロールキャベツ』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 3 5 6 = 14 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！

フィーコちゃん(132) により ItemNo.28 ヴェスティティ に ItemNo.20 韮 を付加してもらいました！
　⇒ 博打付加！［ 3 6 3 = 12 ］通常付加
　⇒ 特質強化！効果3のLVが19増加！
　⇒ ヴェスティティ／法衣：強さ190／［効果1］防御35 ［効果2］体力10 ［効果3］幸運38

クゥ(1372) により ItemNo.17 トルメンタ に ItemNo.8 水風船 を付加してもらいました！
　⇒ トルメンタ／呪器：強さ689／［効果1］体力30 ［効果2］水纏30 ［効果3］自滅19【射程1】

春原とマル(159) とカードを交換しました！

回転木馬の夢 （クリエイト：ワンダーランド）


インファイト を研究しました！（深度0⇒1）
インファイト を研究しました！（深度1⇒2）
インファイト を研究しました！（深度2⇒3）

アイアンナックル を習得！
クリエイト：シールド を習得！
クリーンヒット を習得！
肉体変調耐性 を習得！
フィジカルブースター を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

チュイ(1519) は 装甲 を入手！
雪里(1373) は 毒液+6 を入手！
クゥ(1372) は 毛 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
クゥ(1372) のもとに 廃車 が微笑を浮かべて近づいてきます。
クゥ(1372) のもとに 毒蜘蛛 がスキップしながら近づいてきます。
クゥ(1372) のもとに 捨て猫 がものすごい勢いで駆け寄ってきます。

次元タクシーに乗り リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》 に転送されました！


クゥ(1372) に移動を委ねました。

リュウジン区 C-18（道路）に移動！（体調30⇒29）
リュウジン区 C-19（草原）に移動！（体調29⇒28）
リュウジン区 C-20（森林）に移動！（体調28⇒27）
コヌマ区 C-1（森林）に移動！（体調27⇒26）
コヌマ区 D-1（森林）に移動！（体調26⇒25）

［842 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［448 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［201 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［325 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［240 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［174 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［96 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［142 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［131 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［251 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［32 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［110 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［62 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［72 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［55 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［27 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［46 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［23 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




　




　








　






着物の裾を上げ、脚を見せる。

表面がドロドロし、変色している。

　








ふたりの全身をじーっと観察するカグハ。






ふたりの裾を戻すエディアン。

　

　

　






　

　

　

チャットが閉じられる――