［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「今年の夏の話やとは思えへんなあ。」

「去年やろ。もう年明けてんで。」


年明けは実家で迎えた。

正月の朝に到着できればいいかと、いつもの調子で出発したはずが。
思いの外アパートを出る足は軽くて。
とはいえ、ただ普通にお決まりの道順をなぞって来ただけなのに。
実際玄関に着いたのは大晦日の夜だった。


「智之も連れてきたら良かったのに。」


海の見えない窓際、こたつで父と二人。
台所で母が三人分の蕎麦鉢を洗う音を聞きながら
あほちゃう。と実の親からの冷やかし攻撃を受け流す。
すぐにカラカラ笑う声がして、


「―――そうや。店のことやけどな。」


それから灰皿にまた一本、吸い殻が増える。

　ひおき
「桧興がやりたいって言うてくれてるわ。」

「ひおくん？」

「電話でちょっと話してんけどな。やりたかったんやって。昔っから。」


一番意外で、一番苦手な人物の名前だった。
従兄のひおくん。
小さい頃はよく遊んでくれていたけれど、いつからか次第に避けられるようになって。
今ではすっかりこの家に顔を見せなくなっていた。


「明後日…は、もうちゃうか。
明日。来てくれるらしいわ。お礼言うときや。」


うん。
おれの掠れた返事には、何も言わないまま。
父の大きな手はテーブルに散らばっていた広告を集め始める。


「…あのな。」


「後ろ指刺される覚悟はしときや。
お前が生きてるうちは、ずっとそれが付いてくんねんから。」













「まあ、でも。」


「お前の後ろにはおれも、母さんも、おるし。
稲生は前向いて胸張って、やりたいことやったらええ。」


集められた広告の束は二つに折られて、テーブルの端へ。
それから灰皿と煙草の箱をまとめて手に持って、
「どっこいしょ」と爺臭い掛け声付きで立ち上がった。

そんな何気ない動作の一部始終………
…否、
父から目を離せないでいると。
そんなおれの視線に気がついたか、部屋を出ていこうとする足を一旦止めて。


「あん時な、
正直スカッとしたわ。」


「ようやった。」


そう言ってこちらに向けられるのは、悪戯が成功した子供のような笑顔。
前より皺が増えたような気がするけれど、小さい頃に見た笑顔と同じものだ。
こうやって笑うと、おれがつられて笑ってしまうのを父はよく知っていた。


「…うん。」


おれが頷いた後。
台所に向けて「ごちそうさん」と一声かけてから
安いスリッパの音を鳴らしながら、父は階段を上がっていった。

ENo.515 フタバ とのやりとり

特に何もしませんでした。

呪術LV を 5 UP！（LV25⇒30、-5CP）
武器LV を 5 UP！（LV55⇒60、-5CP）

ItemNo.33 狐面 に ItemNo.31 すごい木材 を付加しました！
　⇒ 狐面／呪器：強さ689／［効果1］活力35 ［効果2］攻撃20 ［効果3］自滅19【射程1】


カノン(1163) とカードを交換しました！

メンブリュウ （メンブリュウ）


ゴッズディサイド を研究しました！（深度0⇒1）
怪力乱神 を研究しました！（深度1⇒2）
怪力乱神 を研究しました！（深度2⇒3）

闇霊力 を習得！
流転輪廻 を習得！
ヴァンパイアピット を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

雀部(606) は 牡丹 を入手！
雀部(606) は 針 を入手！

リュウジン区 H-18（道路）に移動！（体調25⇒24）
リュウジン区 I-18（道路）に移動！（体調24⇒23）
リュウジン区 J-18（道路）に移動！（体調23⇒22）
リュウジン区 J-17（森林）に移動！（体調22⇒21）
リュウジン区 K-17（森林）に移動！（体調21⇒20）

［866 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［445 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［194 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［397 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［310 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［221 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［160 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［90 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［137 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［128 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［196 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［58 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［32 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［58 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［39 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［8 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

「うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ！！！！」

　

　

　

「ひぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ！！！！」

　

　

　

　

　

　

突然の絶叫と共に、チャットが閉じられる――