［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

クリスマスは4人でパーティーをすることになった。
良かった。
本当に良かった……。
クラスの子にカラオケボックスでパーティー誘われそうだった助かるーー！！
ここでの流行の曲は聞くけど、覚えてないし、元アイドルだからって歌わされたりするのも嫌だったんだよね……。
上手くても下手でも何かしらいじられるの分かってるのに行く気にならないよ……。

助かったーー！！

『大使館のみんなでジェイド王国式のクリスマスするから』という、いかにもな理由で断ることができるー！！
わーい！

さて、私のことはこれぐらいにしておいて。


パーティーのメニューどうしようかな。
マグノリアちゃんが大体のメニューはかんがえ考えてくれてるから、あと1、2品増やすだけなんだけど。
サンドイッチとチキンとローストビーフとスープとホールケーキは出てたから……。
ふむ、と腕を組む。

ユカラくんの好物を入れたメニューにすると……。
天ぷら、とか？？………ダメだメニューに統一感が出ない。
主菜が重たいタンパク質だからここは野菜が良いのかなぁ……。

結局、『クリスマス』とレシピサイトで検索して、もみの木型のポテトサラダと、枝豆やプチトマトなどの野菜やチーズのピンチョスを提案することにした。
「可愛らしいですね」
提案はマグノリアちゃんにレシピの画像を見せたら好評で即採用となったのであった。

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当日。
マグノリアちゃんが朝食を作る横で、私は夕食の下ごしらえを開始する。
ここでジャガイモを茹でておかないと、全てが滞るからだ。
電子レンジで。
鍋で茹でてたらいつまでたっても終わらないし、コンロが一個埋まるしね。
ほんと、ラップと電子レンジはうちの国にも欲しいなぁ。

マグノリアちゃん、料理の手際が本当にいいなぁ……。
電子レンジもうまく使いこなしてるし。

「今日使う野菜、もう切っておくね〜」
「ありがとうございます。助かります。アズーロ様」
マグノリアちゃんに切り方の指定を受けて、ひたすら刻んで行く。
「朝ごはん食べたら、ローストビーフだったよね？」
「そうですね。その次がケーキづくりですよ」
「そっか。卵を冷蔵庫から出しておかないとね」
作業工程が頭の中に全部入ってるんだなぁ……置いていかれないようにしないと……。



買い出しとお部屋の飾り付けは深雪ちゃんとユカラくんに任せて、マグノリアちゃんと着々と準備を進めていった。


イチゴたっぷりのケーキの上には、苺のサンタさんと、うさぎさんを載せて、と。
イチゴのサンタさんとの違いは頭にアーモンドスライス刺して顔が違うだけなんだけどね。
「ふふ、可愛い」
「できましたね。」
マグノリアちゃんと2人で微笑む。
「ちょっと休憩しようか？」
「そうですね」
時計はちょうど15時前。
余ったフルーツをお茶請けにして、コーヒーブレイクだ。
「生クリームを入れたらウインナーコーヒーにできるよ」
ことり、とお皿にのった生クリームを添える。
「あら、おしゃれですね。それなら、こちらも出しましょう？」
マグノリアちゃんが持ってきたのはケーキの切れ端。
クリームを塗る前に切ったケーキの上の部分だ。
「あ、これ好きー！美味しいよねぇ！」
「少し焦げてて美味しいですよね」
「作った者の特権よね〜」
深雪ちゃんとユカラくんには内緒でいただいちゃおう。
「ふたりならちょうどいい量ですね」
2人でダイニングテーブルに腰掛けて、ぱくつくと自然と笑みが溢れた。
そのままリビングを見渡す。
いろんな色のモールがカーテンにかけられていた。
クリスマスツリーはすでに月初からマグノリアちゃんが飾り付けてくれていて、灯りがキラキラと光っている。
「買い物から帰ったら仕上げするのかな〜？」
「楽しみですね」

休憩後は最後の仕上げ段階。
チキンをグリルモードで焼き始めたら、寝かせていたローストビーフをお皿に盛り付けていく。

「丸ごと一匹とか、食べ切れるのかなぁ」
ほんのりオレンジ色に光るオーブンレンジを見つめつつ、呟く。
「ユカラが食べてくれますよ。
もし余ったら、明日、骨とお野菜と一緒に煮て、スープのお出汁にしてしまいましょう。
ラーメンを作ってみたかったんですよね」
「え、なにそれ素敵」
御馳走を作っているにも関わらず、ごくりと唾が出てきてしまう。
「素敵でしょう？テレビで見て気になってまして……」
「……ほかのおかずも再利用できるメニューを考えてみようか」
あーだこーだと出来上がった料理を眺めつつ、2人で案を出し合っていたら、あっという間にチキンが焼き上がっていた。

私が後片付けをしてる間に、チキンとグリルした野菜をマグノリアちゃんが盛り付けてくれた。
ふぅ、とマグノリアちゃんが息をつく。
「出来上がりましたね」
「美味しそうー！お疲れ様ー！」

「…………」
「…………………」
「パーティー前になんだか、やり切ってしまった感が強いですね」
「わかる」
マグノリアちゃんが苦笑した。
「でも、これからだよ！
きっと深雪ちゃんとユカラくんが綺麗にお部屋をしてくれてるだろうし！」
朝からちょっと疲れたけど！
今からもっと楽しい時間！
自分にも言い聞かせるように、マグノリアちゃんに励ました。
「そうですね。みんなで楽しみましょうね。アズーロ様」
「うん！」


「うわー」
料理を運び込むと、リビングが一段と明るくなっていた。
カーテン周りにリースやオーナメントが増えて豪華になっている。
ダイニングテーブルにもソフトドリンクのボトルと一緒に、小さなサンタやツリーが置かれていた。
「とても綺麗に飾り付けてくださったんですね、ユカラ」
マグノリアちゃんの声かけに、入り口側で飾り付けをしていたユカラくんがニッ、と笑った。
「俺は飾っただけ。飾りを選んで指示を出した深雪を褒めてやって」
それを聞いて、私たちは深雪ちゃんの姿を探す。
いた。
テレビの前でローテーブルにボードゲームやカードゲーム、DVDを積んでいる。
料理をテーブルに置くと、マグノリアちゃんが深雪ちゃんに近づいていった。私も後についていく。
「深雪様、とても綺麗な飾り付けですね」
「あ、マグノリアちゃん、いいでしょー？うさぎのオーナメントも探してツリーに付けたんだよ〜」
「あったんだ」
さすが深雪ちゃん。
ツリーに目をやると、たしかに小さなうさぎさんがいた。
深雪ちゃんはなんだか誇らしげだ。
「2人が来たということは、料理ができたんだね？？」
「はい。ユカラが終わり次第始められそうですね」
「あ、もうユカラも終わると思うよ？」
ねぇ、ユカラ？
深雪ちゃんが声をかけるとユカラくんが頷いた。
「あら、そうですか？じゃあ、急いで運びましょうか」
「そうだね。マグノリアちゃん、行こう」
「私もこっち、片付けたら手伝うね」
急に慌ただしくなる。

やっぱり楽しいことがはじまるとなると、疲れが
吹き飛ぶね。
パーティーはこれから。


『メリークリスマス！』
これからもみんなで楽しく過ごせたらいいなぁ！




ーーーーーーーーーーーーーーー
翌朝。
「深雪ちゃん、深雪ちゃんは今日仕事だよ」
「えーー？？嘘だーー！？まだ寝るーー！！」
昨日は全員で夜更かしして、かなり遅い時間に寝室にみんな向かったんだけど、今日は平日です。
「私がスマホのアラームを切りわすれてて良かったね！深雪ちゃんがいつも起きる時間だよ〜」
ユサユサと深雪ちゃんの身体を揺さぶる。
嫌な予感がして、深雪ちゃんのお部屋をたずねて正解だった。
マグノリアちゃんも今日は遅起きなのだ。
「朝食は昨日の残りを食べてくれって、昨日マグノリアちゃんが言ってたからね！
私も眠いから寝る！二度寝してもしらないからね！」
眠い。ひたすらに眠い。
目を擦りながら私は部屋に戻った。
深雪ちゃんは遅刻ギリギリで間に合ったそうな。

特に何もしませんでした。

響鳴LV を 5 DOWN。（LV30⇒25、+5CP、-5FP）
領域LV を 10 DOWN。（LV10⇒0、+10CP、-10FP）

魔術LV を 25 UP！（LV0⇒25、-25CP）

ItemNo.2 ジャンパースカート に ItemNo.17 不思議な粉 を付加しました！
　⇒ ジャンパースカート／防具：強さ204／［効果1］快癒20 ［効果2］全反35 ［効果3］－

ItemNo.3 柿 に ItemNo.18 精神の宝石 を付加しようとしましたが、指定アイテムが装備品と素材ではありませんでした。
ユカラ(839) の持つ ItemNo.3 天然石のアンクレット に ItemNo.5 柿 を付加しました！

マリーベル(65) とカードを交換しました！

砲撃者の記憶 （クリエイト：ワンダーランド）


ティンダー を習得！
カームフレア を習得！
ファイアダンス を習得！
フィーバー を習得！
ファイアボルト を習得！
カタラクト を習得！
バーニングチューン を習得！
オイルファイア を習得！
火の祝福 を習得！
セイクリットファイア を習得！
フレイムレゾナンス を習得！
ヒドラジン を習得！
イグニス を習得！
ビッグウェイブ を習得！
熱唱 を習得！
衰弱耐性 を習得！
グリモワール を習得！
生殺与奪 を習得！
アウデンティア を習得！
ファイアグレネード を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ユカラ(839) は 剛毛+4 を入手！
ユカラ(839) は 剛毛 を入手！
ユカラ(839) は 角 を入手！
アズ(841) は ビーフ を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
深雪(840) のもとに 狼男 が軽快なステップで近づいてきます。
深雪(840) のもとに オーガ が泣きながら近づいてきます。

ユカラ(839) に移動を委ねました。

チナミ区 E-2（水地）には移動できません。
チナミ区 E-2（水地）には移動できません。
チナミ区 E-2（水地）には移動できません。
チナミ区 E-2（水地）には移動できません。
チナミ区 E-2（水地）には移動できません。
体調が全回復しました！

『リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - ユカラ(839) の選択は リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》

MISSION!!
リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》 を選択！
　　 - ユカラ(839) の選択は リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》

［861 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［444 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［397 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［305 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［216 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［156 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［79 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［134 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［128 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［182 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［48 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［22 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［49 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［0 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




　

　

　

　

　

　




　






　

　

　

　

　

　







　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！