［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

－－－－－【Side　イバラシティ】－－－－－

暑さ寒さも彼岸まで、良い言葉だと思う。
酷暑が夜を秋に明け渡したと思ったら、昼間の風も少しずつ秋の色を帯びて、
今ではすっかり、秋らしい気候になってしまった。
終わりつつあるものに名残惜しさを感じるのは良くあることで、
こうなってしまっては、あの酷暑も少しだけ愛おしく感じ……いや、流石に感じないか。
最近では、寝苦しかった夏を取り戻すかのように夜の睡眠を迎えている。
いや、若干寝すぎな気もするが.
眠りと言えばだが、奇妙な夢を最近見る。
薄暗いどこかを、良くわからない何かと戦いながら進む夢だ。
夢の終わりは決まっていて、自宅に帰ろうとしているところを二匹の龍に襲われる。
あまり気分のいい夢ではないのだが、

「と、いうわけなのだけれどもなにか知らないかしら」
「お力になれればとは思うんですけど、生憎夢占いはあんまり得意じゃないもので」

助手に何となく緩い相談をしてみるが、夢の相談をされても困る、といった様相だ、それはそうだろう。

「……あの、笹子さん疲れてません？今調べたら暗いところで危険な何かに出くわすって生活上のトラブルの予兆らしいですよ」
「うーん、疲れてると言えば、それはそうなのだけれども、生活上のトラブルねぇ」
「あ、でも龍は基本的には吉夢……いやダメだ、龍に襲われる夢は凶兆の権化になってる」
「……つまり、どちらに転んでも良い夢じゃなさそうってことよね」
「えっと、はい、そうなりますね。……いや、たかが夢……でも気を付けてください、季節の変わり目で体調崩しやすかったりしますし」
「睡眠自体はばっちりだから体調はいいのよね。ただ、最近同じ夢をよく見るから」
「毎回龍に？畜生、爬虫類風情が良くも毎夜毎夜笹子さんを苦しめやがって」
「……夢の中の私は、というか私もなんだけれども。あの龍を超えたい、超えなくちゃいけないって感じてるのよね」
「それなら力になりますよ！そうと決まれば今夜、夢でお会いしましょう」
「どうやって来るつもりよ……。」
「……レジデンスのエントランスで寝袋使えばレジデンスの夢見れそうじゃないですか？」
「警備員に捕まるから止しなさい」

─────

「と、いうわけですけど、笹子さん、手紙ってもう出しました？」

からりと話題が変わる。
調べたら調べただけ凶夢であるという結果が出てくる検索行為に自傷めいたものを感じ始めていたのでありがたい転換だ。

「それがなかなか難しいのよね、まず相手がいないから何を書けばいいのかさっぱりだし」
「そんな時には未来の自分へ……はありきたりですね。……過去の自分へってどうです？送付は時空をゆがめる研究を終えてからにするとして」
「まためちゃくちゃ言って、……でも面白そうね、進言とか忠告とかになるのかしら」

過去に進言できるなら、それなりに言いたいことはある。そんな気がして少し乗り気になるが、

「ただ、気を付けないと後悔の羅列になりかねない気もしますね」
「それは、そうね。楽しいお手紙づくりが懺悔室の様相を呈するのは望む所じゃないわ」
「過去の自分が想像できなかったであろう現況の報告とかから始めると、負のエネルギーは少ないんじゃないですかね」
「なるほど、例えば、うーん、よもやこの歳まで」
「ストップストップ、その言葉の先はどう考えても負の塊です危険です引き返しましょう、僕はまだ人間でいたい」

助手の静止に腕組をして考え込む。
手紙を書くという行為に触れてこなかった自身には、なかなかの難問に感じる。
なるべく負のエネルギーの少ない、過去への手紙。どうしたものか

「難しいわね、ゆっくり考えてみるわ」
「はい、出来たら見せてくださいね」
「はいはい、わかったわ……ん、えっ見せるの？」
「見せなくてもいいですけど、でも誰かに見られるために書くものじゃないですか、手紙って」
「確かに、そう、だけど、うーん？」
「それに、そういう明確な終わりがないとなかなか書きにくくないですか？」
「そうかな、そうかも……」

何だか上手く丸め込まれたような気がするが、間違えたことは言われていない（気がする）のでこの際のみ込む。
一先ず、帰ったら試しに書いてみよう。まず、何時の私宛にするかな。


－－－－－【Side　ハザマ】－－－－－


臆病者に与えられる選択肢はそう多くない。
振り返れば見ないようにしてきたモノたちがこちらを見つめている。
何から目を背けてきたのか、振り返る必要がある。
ヒントは出ていた、彼の名乗った組織の所属。
それは紛れもない、私の部署だ。
だが、彼という存在を私は知らないでいた。
何かがおかしい、何故その時感じなかったのかわからないが、ボタンが掛け違っているような違和感を覚える。
尋ねなければならない。彼の組織について、いや、彼そのものについてだろうか。
心に火が付くのを感じる。こんな状況下でも、私は知ることを求めているのだと感じる。
知りたいと思うこの気持ちが、悪い方向に転がらないことをせめて祈ろうと思う。

ENo.77 偽黒初 とのやりとり

偽黒初(77) から 桃 を手渡しされました。

偽黒初(77) に ItemNo.16 欠けた刃 を手渡ししました。

オオウミネコを退治し、カフェの中へと入る。

　






キッチンのほうに、ひとりの男。

　




名前と外見からして、ロストのひとりで間違いなさそうだ。

　

こちらをまじまじと見つめ、ポンッと手を叩く。




両手を広げ、歓迎を示す。

　

冷蔵庫を開け、中をチェックしつつ･･･





冷蔵庫を閉める。

　






アンドリュウは鶏の卵を探しているようだ。

偽黒初(77) から 瑪瑙 を受け取りました。

偽黒初(77) から 瑪瑙 を受け取りました。

変化LV を 15 DOWN。（LV30⇒15、+15CP、-15FP）

自然LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）
付加LV を 5 UP！（LV1⇒6、-5CP）

あざな(503) により ItemNo.13 桃 から薬箱『角型試験管』を作製してもらいました！
　⇒ 角型試験管／薬箱：強さ163／［効果1］回復30 ［効果2］－ ［効果3］－

めーて(736) により ItemNo.33 すごい石材 から射程2の武器『すごい液体（石）Mark.2』を作製してもらいました！
　⇒ すごい液体（石）Mark.2／武器：強さ327／［効果1］体力20 ［効果2］－ ［効果3］－【射程2】

あざな(503) の持つ ItemNo.16 お魚 から料理『ムニエル』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 6 6 5 = 17 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 4 2 6 = 12 ］成功！料理の強さが増加！

偽黒初(77) により ItemNo.33 すごい液体（石）Mark.2 に ItemNo.34 すごい石材 を付加してもらいました！
　⇒ すごい液体（石）Mark.2／武器：強さ327／［効果1］体力20 ［効果2］体力20 ［効果3］－【射程2】

偽黒初(77) により ItemNo.13 角型試験管 に ItemNo.20 不思議な粉 を付加してもらいました！
　⇒ 角型試験管／薬箱：強さ163／［効果1］回復30 ［効果2］疫35 ［効果3］－

サク(1289) とカードを交換しました！

Healing Candy （スペシャルポーション）


ミリキアレギア を研究しました！（深度0⇒1）
ルミネセンス を研究しました！（深度0⇒1）
キュアサイクロン を研究しました！（深度1⇒2）

環境変調耐性 を習得！
アースタンブア を習得！
ブルーム を習得！
オートヒール を習得！
グロウスルーツ を習得！
剛健 を習得！
レジスト を習得！
地の祝福 を習得！
パワフルヒール を習得！
フォレストアーム を習得！
ハーバルメディスン を習得！
グランドクラッシャー を習得！
珊瑚樹 を習得！
草根木皮 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

偽黒初(77) は 不思議な布 を入手！
Dr.笹子(831) は ぬめぬめ を入手！
Dr.笹子(831) は おさかな+1 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 偽黒初(77) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》

MISSION!!
ヒノデ区 E-20：ヒノデ動物園 を選択！
　　 - 偽黒初(77) の選択は ヒノデ区 E-20：ヒノデ動物園

［870 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［190 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［380 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［296 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［204 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［143 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［61 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［123 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［108 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［129 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［12 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［37 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




チャット画面に映るふたりの姿。

　





　





　

　

　

　

　

　





　

　

　

　

　

　





　





　





　





清々しい笑顔を見せるふたり。

　

　

　






　








　

　

　

ふたりの愚痴が延々と続き、チャットが閉じられる――

囲いや入口の門が草で覆われ、荒れ果てている動物園。

動物の気配などなく、静まり返った園内――

　




　

――に、響き渡る大きな鳴き声。

　

　

　

　　　――ズンッ

　

　　　　　　　　ズシンッ――

　

　

　

･････大きな足音。

　



　

巨大な鶏が目の前に現れた。

　




しゃべりかけてくる。

　





肩を落とす。

　




こちらを見つめる。

　




興奮した大鶏が、大声をあげて襲い掛かるッ！！