
わたしがアンジニティに来たのは、ひとつの事件がきっかけだった。
わたしの住む湖が、埋められてしまいそうになったこと。
理由は、よくわからない。というより、わたしに知らされなかっただけ、っていうことだと思うけれど。
たくさんの車と機械が山を登ってきた。
あたりを掘り返して、土山を作って。
どれくらいの量があれば足りるか、という帳簿の記録と突き合わせている声が聞こえた。
わたしは、頭の中が真っ白になるのを感じた。
あんなに、あんなに麓の人とは仲良く暮らしていたのに。
そう思っていたのはわたしだけなのかもしれない。
考えれば考えるほど、こわくなった。
今そこにいる、機械を動かしている人間は、はたして本当にわたしの知っているあたたかい穏やかな人間たちなのだろうか。
おおきな、おおきなショベルが土山をすくって、湖のほうへ、
その後のことの記憶は、はっきりしない。
ただわたしは、こわくて、不安で、その土山が頭の上に降らされるのがいやで、それでいっぱいだった。
気がつけば、湖の水をぜんぶひっくり返したみたいな大水が車も機械も人も木々も呑み込んで、勢いよく山の斜面を滑り降りていった。
はっと我に返っても、遅い。
水神のわたしは大水を呼べても、呼ばれた水は物理法則に従う。
あふれた水は、わたしの干渉できる範疇を超えて麓の人里まで駆けていった。
祟りだ、と誰かが言った。
それから以降、わたしの湖が脅かされることはなくなったけれど、山をのぼる人の数も減った。
子どもたちは『山には水神の怒りに触れるから入るな』と躾けられ。
毎年の酒は奉納ではなく贄となり災い避けの意味を持ってしまった。
わたしという存在は、忌み恐れられ遠ざけられるものに、なってしまったのだ。
レノン(1044) から
牙 を受け取りました。
すごい木材(400 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
時空LV を
5 DOWN。(LV20⇒
15、+5CP、-5FP)
変化LV を
10 UP!(LV5⇒
15、-10CP)
合成LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
ItemNo.1 不思議な武器 に
ItemNo.2 不思議な防具 を合成し、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
レノン(1044) により
ItemNo.19 すごい石材 から装飾『
シェイカー』を作製してもらいました!
⇒ シェイカー/装飾:強さ276/[効果1]幸運20 [効果2]- [効果3]-
レノン(1044) の持つ
ItemNo.15 たけのこ から料理『
たけのこの天ぷら』をつくりました!
⇒ 美酒佳肴![ 6 1 5 = 12 ]成功!料理の付加効果のLVが増加!
レノン(1044) の持つ
ItemNo.19 たけのこ から料理『
青椒肉絲』をつくりました!
⇒ 美酒佳肴![ 3 5 1 = 9 ]成功!料理の付加効果のLVが増加!
赤衣の魔女(1167) とカードを交換しました!
ナメられ損の草臥れ儲け
(デスペラート)
エアスラッシュ を研究しました!(深度0⇒
1)
ビブラート を研究しました!(深度0⇒
1)
グリモワール を研究しました!(深度0⇒
1)
ディベスト を習得!
フローズンフォーム を習得!
リワインド を習得!
クリエイト:バトルフラッグ を習得!
アブソーブ を習得!
グレイシア を習得!
インデュース を習得!
サモン:ビーフ を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[845 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[409 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[460 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[150 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[311 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
[202 / 500] ―― 《商店街》より安定な戦型
[149 / 500] ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
[68 / 500] ―― 《古寺》戦型不利の緩和
―― Cross+Roseに映し出される。
白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。
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白南海 「・・・ロストの情報をやたらと隠しやがるなワールドスワップ。 これも能力の範疇なのかねぇ・・・・・とんでもねぇことで。」 |
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白南海 「異能ならリスクも半端ねぇだろーが、なかにはトンデモ異能もありやがるしねぇ。」 |
不機嫌そうな表情。
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エディアン 「私、多くの世界を渡り歩いてますけど・・・ここまで大掛かりで影響大きくて滅茶苦茶なものは滅多に。」 |
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エディアン 「そういえば貴方はどんな異能をお持ちなんです?」 |
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白南海 「聞きたきゃまずてめぇからでしょ。」 |
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エディアン 「私の異能はビジーゴースト。一定の動作を繰り返し行わせる透明な自分のコピーを作る能力です。」 |
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白南海 「あっさり言うもんだ。そりゃなかなか便利そうじゃねぇか。」 |
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エディアン 「動作分の疲労は全部自分に来ますけどねー。便利ですよ、周回とか。」 |
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白南海 「集会・・・?」 |
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エディアン 「えぇ。」 |
首を傾げる白南海。
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エディアン 「――で、貴方は?」 |
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白南海 「ぁー・・・・・どうすっかね。」 |
ポケットから黒いハンカチを取り出す。
それを手で握り、すぐ手を開く。
すると、ハンカチが可愛い黒兎の人形に変わっている。
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エディアン 「わぁー!!」 |
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エディアン 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・手品の異能ですかー!!合コンでモテモテですねー!!」 |
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白南海 「なに勝手に変な間つくって憐れんでんだおい。」 |
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白南海 「糸とかをだなー・・・・・好きにできる?まぁ簡単に言えばそんなだ。 結構使えんだよこれが、仕事でもな。」 |
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白南海 「それにこれだけじゃねぇしな、色々視えたり。」 |
眼鏡をクイッと少し押し上げる。
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エディアン 「え!何が視えるんです!?」 |
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白南海 「裸とか?」 |
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エディアン 「ぇ・・・・・」 |
咄嗟に腕を組み、身構える。
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白南海 「・・・嘘っすよ、秘密秘密。言っても何も得しねぇし。」 |
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エディアン 「ケチですねぇ。まぁ私も、イバラシティ生活の時の話ですけどねー。」 |
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白南海 「・・・・・は?」 |
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エディアン 「案外ひとを信じるんですねぇー、意外意外!」 |
そう言ってチャットから抜けるエディアン。
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白南海 「あぁ!?きったねぇだろそれ!クッソがッ!!おいいッ!!!
・・・アンジニティぶっ潰すッ!!!!」 |
チャットが閉じられる――