［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

ハザマと呼ばれる荒野を一人歩く。

「…ん、こんなもんか」

たまに襲ってくる、よくわかんないグチャグチャしたものを黙らせる。
こんなの全然怖くない。
あの時の…あの夜の絶望に比べれば。
…でも、あの時は先輩やお姉ちゃんがいた。今は独りぼっち…やっぱり怖いかもしれない…。
粛々と荒野を歩いていると、ふと先輩と話したことを思い出す。



「くらちゃん、平和って何だと思う？」

先輩の問いにわたしは首を傾げた。
その時なんて答えたのだったろう、多分わからないですと、そう答えた気がする。
だってそうでしょう？わたしたちは戦うために生み出されて、守るため殺して殺されて、そんな存在だったのだ。
わたしはわからないですと、そう答えたに違いない。
そう言うと先輩は笑った。

「私じゃない私が平和って知ってる気がするんだ。平和ってね、みんなにこにこしてるの。
誰かを殺した、いつ殺されるなんて、そんな心配はいらないんだ」

先輩は時々、こんな不思議なことを言う。
先輩じゃない先輩って誰なんだろう？

「なんか…全然想像つかないです。…夢みたい」

うん、と先輩は言った。

「私も見たことはないけどね。早く平和になるといいね。平和になったら何しよう」
「何ができるんですか？」
「何でもできるよ」

何でも…困った。まったく何も浮かばない。
そんなわたしの困った顔を見た先輩は

「わからないものは考えたってわからないよね」

ちょっと寂しそうな顔をしながらそう言った。
それが先輩と最後に交わした会話だ。

その後、先輩…かんちゃん先輩は海に還った。
わたしは人を傷つけるためではなく、本当の意味で海を、人を守る仕事に従事した。



「…まーちゃん先輩どこかな」

足元でグチュリと音がする。
なんでわたしがここにいるのか、わからない。
目が覚めたらここにいて、まーちゃん先輩に会わなきゃいけないという思いだけで歩いている。
目の前を大きな骨のようなものが横切った。あれはなんなんだろう。
…偉い人が言っていた。ここは平和な時代なんだって。
あっちこっちで人とかそうじゃないのとかが争っていて、それはまるであの時代のようで…。
平和ってこんなのなのかな？わたしは即座に違うと思った。だって誰もにこにこしてないんだもの。

「平和な時代…きっとあの街のことだよね…」

平和な時代、口にした瞬間に浮かんだのは仮初めの兄の存在だ。
優しいお兄ちゃん。
平和な、何でもできる世界で、何でもしてくれるお兄ちゃん。
…お兄ちゃんもここにいるのだろうか？
いるなら守らなきゃ、だってわたしの仕事は護衛なのだから。


「お兄ちゃーん！まーちゃんせんぱーい！いたら返事してくださーい！」

ENo.158 不浄の滝 とのやりとり


ENo.502 ナックラヴィー とのやりとり


ENo.858 五十森 とのやりとり

ItemNo.2 不思議な牙 を破棄しました。
ItemNo.3 不思議な牙 を破棄しました。
ItemNo.7 韮 を破棄しました。
ItemNo.11 禁断じゃない果実 を破棄しました。

ItemNo.12 元肉 を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

命術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
防具LV を 5 UP！（LV67⇒72、-5CP）

アイリス(809) とカードを交換しました！

花詞 （クリエイト：バンデージ）


◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

［843 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［396 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［440 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［138 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［272 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［125 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［125 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［24 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　






　





　





ロストのふたりがチャットに入り込んできた。

　

　

　





　





　







軽蔑の眼差しを向けるエディアン。

　








ミヨチンを制止する。





　







フレディオの胸倉をつかみ強く睨みつける！

　

　

　




　

　

　　　――ザザッ

　

　

　

　

チャットが閉じられる――