ざく、
ざく。
乾いたよすがは周到に掘り返され、積まれていく。
ほろほろと脆く、易く崩れていく。
いつかふと気づいた時には、穴は知らぬ間にできあがっている。
取り返しのつかない棺が、口を開けて待っている。
そんな、行き場がひとつきりであることから目を逸らして。
そうして、いつかの残滓を見つめている。
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「……」 |
深くに沈められた、思い出と称されるそれらへ。暗く鈍い色が降り積む。
『ハーメルンのふえふき』
そして二度と、こどもたちが帰ってくることはありませんでした。
本当に攫ってくれたなら。その先に、今この時が永劫に続く場所があるのならば。
……少しでもそう望んでしまうのは、罪であるのかもしれない。
【 http://lisge.com/ib/talk.php?dt_p=1257&dt_s=397&dt_sno=4451015&dt_jn=1&dt_kz=100 】
それもまた、絵空事に過ぎないけれど。
そんなことを考えて生きている。
◇ ◇ ◇
それが偶然の真似事であったか、定かではありません。
「──こんにちは」
「ああ、嬉しいな。
ずっと、きみと言葉を交わしてみたかったんだ」
「……きみにとっては初めましてかな。
けれど、ぼくはきみを知っている。きみのことをずっと見ていたから」
それは行き場のないひとびとへ手を差し伸べます。
「ぼくはね、きみがこの世で苦労をしていることも知っているよ。
とても辛く、悲しい思いをしていることを」
「きみは……その苦痛を、快くは思わないだろう?
ぼくは、ヒトがそういうものだと聞いている」
「そうであるのに、解放されることも能わず。
恐れに震えながら、いつ訪れるかも分からない最後を待っている」

例えば、慰み のこども。
「それはとても、可哀想なことだ。ぼくはきみに同情できる」
「けれどね。情だけじゃない。ぼくなら、きみの痛みを和らげてあげられる。
口先だけでなく、きみの苦しみを代わりに負うことができる」
「きみは二度と、誰にも傷つけられない。理想の中で、ずっと幸せでいられる。
……そんな場所に、興味はないかい?」

例 ば、 畜のこども。
「……釈然としない、と言いたげな顔であるね?
こうして話したなら、半数は皆同じような反応をする。面白いものだね」
「もう半数? 二つ返事、というやつさ」

えば、戦火に巻 れるこど 。
「──もし、きみがぼくの言葉を受け入れたいと考えるなら。
きみのための世界へ行きたいと考えるなら」
「……ぼくに、全てを委ねて? 悪いようにはしない。
ぼくはきみ、つまりヒトのために存在している。
大切な“ともだち”を守るために、此処にいる」
「心が決まったなら、また呼んでほしいな。
そうでなくとも、話し相手になるくらいならできるさ」
例えば、 に 。

「ぼくは、此処で待っているよ」
そして二度と、こどもたちが帰ってくることはありませんでした。
もし、作楽誘乃の“思い出”を開いたとき。“そこになにもない”なら。
誰もが、その中の薄紅を認められないなら。
果たして、そこにこどもは居たのだろうか?
そも作楽誘乃には見えないのだから、端からそこになかったのかもしれない。
偽りのこどもはとうに居ないのかもしれない。
夜の帳が降りている限り。目を塞いでいる限り。
箱を閉じている限りは、境界が曖昧になって。
誰もが、何も判らないままで居られる。
泥濘の微睡みの中で。
ローリングタイヤ と別れました。
マッドゴーレム をエイドとして招き入れました!
命術LV を
5 DOWN。(LV5⇒
0、+5CP、-5FP)
百薬LV を
10 DOWN。(LV10⇒
0、+10CP、-10FP)
解析LV を
20 UP!(LV5⇒
25、-20CP)
料理LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
おおとり(125) により
ItemNo.16 浮草 から装飾『
月白色の骨』を作製してもらいました!
⇒ 月白色の骨/装飾:強さ212/[効果1]敏捷20 [効果2]- [効果3]-
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翔華 「はい、どうぞ。綺麗にできていればいいんだけど。」 |
ItemNo.20 淪落の信仰 に
ItemNo.17 駄物 を付加しました!
⇒ 淪落の信仰/法衣:強さ100/[効果1]反腐20 [効果2]活力10 [効果3]幸運14
おおとり(125) の持つ
ItemNo.7 綺麗な焼き画 に
ItemNo.8 ラベンダー を付加しました!
ItemNo.16 月白色の骨 に
ItemNo.19 爪 を付加しました!
⇒ 月白色の骨/装飾:強さ212/[効果1]敏捷20 [効果2]器用10 [効果3]-
オバチャン(880) とカードを交換しました!
癒しの整体
(クラウト)
チャクラグラント を研究しました!(深度2⇒
3)
パワフルヒール を研究しました!(深度2⇒
3)
バーニングチューン を研究しました!(深度1⇒
2)
ブロック を習得!
修復 を習得!
マインドリカバー を習得!
リストア を習得!
リンクブレイク を習得!
サモン:スプーキーアイ を習得!
アブソリュート を習得!
ウィークサーチ を習得!
クリエイト:マシンガン を習得!
コンシアンス を習得!
クリエイト:キャノン を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[843 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[396 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[440 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[138 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[272 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
[125 / 500] ―― 《商店街》より安定な戦型
[125 / 500] ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
[24 / 500] ―― 《古寺》戦型不利の緩和
―― Cross+Roseに映し出される。
フレディオ
碧眼、ロマンスグレーの短髪。
彫りが深く、男前な老翁。
黒のライダースジャケットを身に着けている。
ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。
白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。
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フレディオ 「いよぉ!なるほどこう入んのか、ようやく使えそうだぜ。」 |
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ミヨチン 「にゃー!遊びに来たっすよぉ!!」 |
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エディアン 「にゃー!いらっしゃいませー!!」 |
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白南海 「毎度毎度うっせぇなぁ・・・いやこれ俺絶対この役向いてねぇわ。」 |
ロストのふたりがチャットに入り込んできた。
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ミヨチン 「・・・・・?おっさん誰?」 |
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フレディオ 「フレディオにゃー。ピッチピチ小娘も大好きにゃん!」 |
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ミヨチン 「・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・」 |
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フレディオ 「・・・いやジョークだろジョーク、そんな反応すんなっつーの。」 |
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ミヨチン 「大好きなのは嬉しーけど、そのナリでにゃんは痛いっすよぉ! なんすかそれ口癖っすかぁ??まじウケるんですけど。」 |
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フレディオ 「え、あぁそっち?・・・ジョークだジョーク。」 |
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エディアン 「私はそっちじゃないほうですね。顔がいいだけに残念です。」 |
軽蔑の眼差しを向けるエディアン。
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白南海 「・・・別にいいだろーよ。若い女が好きな男なんてむしろ普通だ普通。」 |
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フレディオ 「おうおうそうだそうだ!話の分かる兄ちゃんがいて助かるわッ」 |
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フレディオ 「・・・っつーわけで、みんなで初めましてのハグしようや!!!!」 |
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ミヨチン 「ハグハグー!!」 |
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エディアン 「ダメダメやめなさいミヨちゃん、確実にろくでもないおっさんですよあれ。」 |
ミヨチンを制止する。
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フレディオ 「・・・ハグしたがってる者を止める権利がお前にはあるのか?」 |
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エディアン 「真面目な顔して何言ってんですかフレディオさ・・・・・フレディオ。おい。」 |
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白南海 「お堅いねぇ。ハグぐらいしてやりゃえぇでしょうに。」 |
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フレディオ 「そうだそうだ!枯れたおっさんのちょっとした願望・・・・・」 |
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フレディオ 「・・・・・願望!?そうかその手が!!!!」 |
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エディアン 「ゼッッッッタイにやめてください。」 |
フレディオの胸倉をつかみ強く睨みつける!
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白南海 「そういえば聞きたかったんすけど、あんたらロストって一体どういう存在――」 |
――ザザッ
チャットが閉じられる――