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<< 8:00~9:00
[基本]OK. [戦闘]OK. 






第8回更新分を掲載します


怪人メンソール
「星は白日の下にではなく、夜に輝くものですよ。探偵さん。」
 混沌渦巻くハザマの片隅で。怪人は一人、風にマントを靡かせ佇んでいた。
 微かにミントの芳香を纏い、背筋を伸ばした涼やかなその姿は、紳士のような優雅さすら感じさせる。
 しかし、その顔を覆い隠す白い仮面が、この人物が清廉潔白の紳士などではなく、怪人であることを物語っていた。
 怪人は語りかける。探偵がまるで目の前にいるかのように。
怪人メンソール
「あの子は実に素晴らしい。探偵助手として、日陰に置いておくには惜しい逸材です。あの子の本来あるべき姿は輝かしき犯罪者<ホシ>。きっと、いや間違いなく、貴方の渇いた心を満たす最高の怪人になるでしょう。そう、小生以上の、最高最悪の怪人に…ね?」
 マントを翻すと、まるで舞台の花形役者のように、大仰に腕を広げた。
 そして朗々と、よく響く声で、聴衆などいない虚空に向かって言い放つ。
怪人メンソール
「あの子は星の子!烈日と同じ空に、瞬く星は御座いません!さあ、眩い星を取り戻しましょう!夢と欲望の輝く夜へ!」
 仮面の奥で怪人は嗤う。
 たとえ自分が怪人でいられなくなっても、もう構わなかった。
 自分よりも優れた怪人に、自分の後を継がせるためならば。
 愛しき宿敵であり、哀しき同胞でもある探偵から、その宝を奪う野望を胸に抱き。

 怪々奇々、怪奇千万の怪人が、全てを賭けた大勝負に出た。





ここから第9回更新分




 霧と煤煙の立ち込める灰色の街。
 陽光に見放されたこの地で、チャコールは普段通り探偵事務所を構えていた。
 彼がするべきことは3つ。
 ここで依頼を待つこと。
 依頼が来たら解決すること。
 そして、依頼主の秘密から、タバコを生み出すこと。
 それはいつでも変わらない。この探偵は、ずっとそうしてきたのだから。
 曇天のような微睡の中で、煙草を燻らしながらただただ来訪者を待つ。
 それまで、この探偵はただただ、煙を吐き出すだけの煙突のような存在であるのみだ。
 
 ある日の探偵は、いつものように新聞を読んでいた。
 オランウータンが逃げ出しただとか、製薬工場に泥棒が入っただとか、金持ちの屋敷で無理心中がどうとか、相変わらずこの街は物騒だな、と探偵は心の中でぼやく。
 うつらうつらと意識が薄れて来たころ、事務所のドアを叩く音がした。
 「…どうぞ」
 眠そうな声で招き入れると、ゆっくりとドアが開き、子供がおずおずと事務所に入ってきた。
 「…チャコール・タール先生は居られるっスか?」
 華奢で小柄の子供だった。
 歳は10歳になるかならないか、小さな子供だ。
 目線を隠す重く長い前髪を、軽く手で押さえて整えている。
 地味だがシワひとつない、煙草色のメイド服の裾からは、少し埃っぽい小さな靴がのぞいていた。
 子供を観察し終えた探偵は、実に気怠げに応える。
 「…ああ、俺がチャコール探偵事務所の所長、チャコール・タールだ。…ポールモール邸の殺人事件の調査を依頼しに来たのかい?」
 言い当てられて驚いたのか、子供は体を硬らせた。
 「ど、どうして判ったっスか…!?」
 子供の質問に、探偵は短くなったタバコを灰皿に押し付けながら答えた。
 「見ればわかるさ。髪が少し乱れているし、靴も砂埃でうっすら汚れている。それは車を使わず、ここまで歩いて来たからだ。しかも電車にも乗っていない。スカートに皺がついていないからね。だから君は、ここからそう遠くない所から来たに違いない。使用人に煙草色<タバコブラウン>の制服を着せているは、この辺じゃポールモール邸ただ一軒。だから君は、ポールモール邸から来た使用人なんだ。」
 探偵の洞察は当たっていた。だが、子供が驚いていたのはそこではなかった。
 「でも…あなた、今、殺人事件って」
 引きつった顔で訊いてくる子供に、探偵は新聞記事を指差しながら続ける。
 「新聞には無理心中って書いてあったな。ポールモール邸の主人が、メイドを道連れにしたと。だがあれは殺人だ。君もそう思ったから、俺を訪ねて来たんだろう?」
 子供は驚きと恐怖で震えていた。この探偵には、すべてがお見通しなのだ。
 「その通りっス…あなたなら、きっと、旦那様の死の真相がわかると思って…」
 探偵は新しいタバコに火をつけると、大きくひと吸いし、溜息のように煙を吐いた。
 「…俺が依頼人に何を要求するか、もちろん知ってるよな?」
 じろり、と探偵の煙草火のような瞳で見据えられ、子供は肩を震わせ、立ち竦んだ。
 そして手をぎゅっと握ると、苦しげに言葉を絞り出した。
 「…もちろん知ってるっス。あなたへの依頼料は、依頼人の秘密…もちろん、その覚悟はできてるっス」
 探偵は薄い唇の端を微かに上げた。
 「…判ってるじゃないか。ならば話は早いな。君、名前は?」
 「…ニコレット・タバカム…っス」
 それを聞いた探偵は、ぴくりと眉を上げた。
 「ニコレットねえ…ま、いいか。君の秘密は後から頂くよ。この事件、承った。早速行こうか、秘密と悪意が渦巻く現場に。」
 重い腰を上げ、立ち上がった探偵は、ニコレットが思っていたより遥かに長身だった。
 まるで煙突みたいだな、と、ニコレットは心の中で呟いた。









以下の相手に送信しました

ENo.502
ナックラヴィー
ENo.593
Hǝɯɐʇᴉʇǝ





特に何もしませんでした。















TeamNo.520
ENo.520
チャコール
TeamNo.1022
ENo.1022
那咲







◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!





特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!







>> これまでのあらすじ


[822 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[375 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[396 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[117 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[185 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 

アンドリュウ
紫の瞳、金髪ドレッドヘア。
体格の良い気さくなお兄さん。
料理好き、エプロン姿が何か似合っている。

ロジエッタ
水色の瞳、菫色の長髪。
大人しそうな小さな女の子。
黒いドレスを身につけ、男の子の人形を大事そうに抱えている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。



アンドリュウ
「ヘーイ!皆さんオゲンキですかー!!」

ロジエッタ
「チャット・・・・・できた。・・・ん、あれ・・・?」


 


エディアン
「あらあら賑やかですねぇ!!」

白南海
「・・・ンだこりゃ。既に退室してぇんだが、おい。」


チャット画面に映る、4人の姿。

 

 


ロジエッタ
「ぁ・・・ぅ・・・・・初めまして。」

アンドリュウ
「はーじめまして!!アンドウリュウいいまーすっ!!」

エディアン
「はーじめまして!エディアンカーグいいまーすっ!!」


 


白南海
「ロストのおふたりですか。いきなり何用です?」

アンドリュウ
「用・・・用・・・・・そうですねー・・・」

アンドリュウ
「・・・特にないでーす!!」

ロジエッタ
「私も別に・・・・・ ・・・ ・・・暇だったから。」


少しの間、無音となる。

 


エディアン
「えぇえぇ!暇ですよねー!!いいんですよーそれでー。」

ロジエッタ
「・・・・・なんか、いい匂いする。」

エディアン
「ん・・・?そういえばほんのりと甘い香りがしますねぇ。」


くんくんと匂いを嗅ぐふたり。


アンドリュウ
「それはわたくしでございますなぁ!
 さっきまで少しCookingしていたのです!」

エディアン
「・・・!!もしかして甘いものですかーっ!!?」

アンドリュウ
「Yes!ほおぼねとろけるスイーツ!!」

ロジエッタ
「貴方が・・・?美味しく作れるのかしら。」

アンドリュウ
「自信はございまーす!お店、出したいくらいですよー?」

ロジエッタ
「プロじゃないのね・・・素人の作るものなんて自己満足レベルでしょう?」

アンドリュウ
「ムムム・・・・・厳しいおじょーさん。」

アンドリュウ
「でしたら勝負でーすっ!!
 わたくしのスイーツ、食べ残せるものなら食べ残してごらんなさーい!」

エディアン
「・・・・・!!」

エディアン
「た、確かに疑わしい!素人ですものね!!!!
 それは私も審査しますよぉー!!・・・審査しないとですよッ!!」

アンドリュウ
「かかってこいでーす!
 ・・・ともあれ材料集まんないとでーすねー!!」

ロジエッタ
「大した自信ですね。私の舌を満足させるのは難しいですわよ。
 何せ私の家で出されるデザートといえば――」

エディアン
「皆さん急務ですよこれは!急務ですッ!!
 ハザマはスイーツ提供がやたらと期待できちゃいますねぇ!!」


 

 

 

3人の様子を遠目に眺める白南海。


白南海
「まぁ甘いもんの話ばっか、飽きないっすねぇ。
 ・・・そもそも毎時強制のわりに、案内することなんてそんな無ぇっつぅ・・・な。」

白南海
「・・・・・物騒な情報はノーセンキューですがね。ほんと。」


 

 

 

チャットが閉じられる――















TeamNo.520
ENo.520
チャコール
同情するなら世界くれ
ENo.1436
蛇神憑き




141 311









ENo.520
私立探偵・鍛炭 灰郎
※エンジョイ勢
※ロール>>>戦闘
※森羅万象一切合切を許せる人向け

鍛炭 灰郎(カスミ ハイロウ)

職業:探偵
性別:男
身長:185センチ
体重:75キロ
年齢:「37…38、いや、36だったような…」

カスミ駅前の古びたビルに事務所を構える私立探偵。
怠惰で無気力、常にタバコを喫する胡乱な男。
依頼を遂行する能力だけは高く、基本的にどんな依頼でも安価で請け負う。
その代わり、依頼者の「秘密」を報酬として要求する。
30 / 30
5 PS
チナミ区
B-4
行動順9【日和】AT・AG・HL↓
8199
300







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術5身体/武器/物理
制約5拘束/罠/リスク
具現5創造/召喚
解析10精確/対策/装置
付加10装備品への素材の付加に影響
合成10合成に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
バリツパンチ
(ブレイク)
5050敵:攻撃
追及
(ピンポイント)
5050敵:痛撃
三段論法
(クイック)
5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
名推理
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
プリディクション50120味列:AG増(3T)
デアデビル5060自:HP減+敵傷4:痛撃
クリエイト:シールド52200自:DF増+守護
フィジカルブースター50180自:MHP・DX・自滅LV増
クリエイト:チェーン50100敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
キャプチャートラップ5090敵列:罠《捕縛》LV増
クリエイト:メガネ50100味:DX・AG増(5T)
ブロック5080自:守護+DF増(2T)+味傷:護衛

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
潜入
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
ほっと一息
(ヒール)
050味傷:HP増
デアデビル
(デアデビル)
060自:HP減+敵傷4:痛撃





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / ????