
好き、と信仰の違いとはなにか。
それを得た「あれ」が、何を感じたかは知らない。
知ってはいるけれど、それは、私が得たものではないからだ。
────厳密な、真実を言えば。もちろん、私とあれは同じなのだし、私はそれを知っているし、私が得たのも同様である。だが、「あれ」は、私を知らない。
あれは、「自分のものである」と認識した。
好意。
演じたのではない、欲求を満たし続けた結果ではない好意。
私は曇食日を私だと認識し、私だと受け入れるが、あれは未だ私を知らない。
だからこそ、私は、あれが何を感じるかを理解する。
「これは自分のものだ」
「所有権を主張すべきは、自らのみだ」
すなわち。あれは私を知るまで、私にそれを分かち合うことはない。
「そうある」べきだ。もちろん。
ムラがそうであるためには境界が必要だ。
個に価値はないが、価値は無くとも、一つ一つを丁寧に無価値へ還すために、私は境界を求める。
私は無能な神だからこそ、全てを司ることはない。
領分。
あれがいずれ私を受け入れるも、否定するも、認識していないものに分け与えるほど自我が無くば、否定もまた不可能だ。
だから私は未だそれを知らない。
「なにそれ」
眷属へ分け与える力を伴い顔を見せれば、真っ先に顔をしかめるのだから、我が眷属も大概敬意が足りない。別に無能な神だから、構わないのだけど。
「6巻だけが見つかった漫画本だ。読むか?」
「いや要らない」
俗に言う少女漫画というジャンルのそれには、概念を説明することなくその単語が散りばめてある。
「お前に、『好き』は、理解が困難なものか?」
問えば彼は小さく唸った。
舐められたものだ。別に、構わないけど。
でも、そうだな。
それを得るためにイバラシティが欲しいという思いなら、私とてわからないでもないよ。
「で、なんで来たの」
ゴム手
「ゴム手をやろうと思って。犬をこれで撫でるとブラッシングになってとてもいいそうだから」
「ええ……」
それだけ?と言わんばかりの怪訝そうな顔のすぐ下で、愛嬌のある毛玉がぐるぐると尾を追っていた。
かわいいね。愚かで。
こはる(89) に
ItemNo.22 禁断じゃない果実 を送付しました。
響鳴LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
付加LV を
5 UP!(LV30⇒
35、-5CP)
ItemNo.3 不思議な装飾 に
ItemNo.5 綿織捻布 を合成し、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
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くもくいさま 「(ごにゅ)」 |
⇒ 駄物発生!駄物 を入手!
リーと従者(206) により
ItemNo.14 猫目石 から防具『
蠢く妖の眼』を作製してもらいました!
⇒ 蠢く妖の眼/防具:強さ180/[効果1]反痺20 [効果2]- [効果3]-
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リー 「へえ……趣味悪いね。」 |
ItemNo.11 角材 に
ItemNo.19 不思議な牙 を付加しました!
⇒ 角材/武器:強さ120/[効果1]攻撃15 [効果2]攻撃10 [効果3]-【射程3】
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くもくいさま 「食らいつけ。」 |
キョウ(965) とカードを交換しました!
脈崩し
(フィアスファング)
ヒートイミッター を研究しました!(深度0⇒
1)
ヒートイミッター を研究しました!(深度1⇒
2)
ヒートイミッター を研究しました!(深度2⇒
3)
エチュード を習得!
マーチ を習得!
クリエイト:パワードスピーカー を習得!
カームソング を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[816 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[370 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[367 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[104 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[147 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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白南海 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・・・・」 |
白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。
チャット画面にふたりの姿が映る。
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白南海 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・・・・」 |
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白南海 「・・・怖いだろうがよ。」 |
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エディアン 「・・・勘弁してくれませんか。」 |
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白南海 「ナレハテってあの!アレだろォッ!!?ドッロドロしてんじゃねーっすか!! なんすかあれキッモいのッ!!うげぇぇぇぇうげえええぇぇぇ!!!!!!」 |
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エディアン 「私だって嫌ですよあんなの・・・・・ ・・・え、案内役って影響力どういう扱いに・・・??私達は関係ないですよね・・・????」 |
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白南海 「あんたアンジニティならそーゆーの平気じゃねーんすか? 何かアンジニティってそういう、変な、キモいの多いんじゃ?」 |
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エディアン 「こんな麗しき乙女を前に、ド偏見を撒き散らさないでくれます? 貴方こそ、アレな業界の人間なら似たようなの見慣れてるでしょうに。」 |
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白南海 「あいにくウチはキレイなお仕事しかしてないもんで。えぇ、本当にキレイなもんで。」 |
ドライバーさんから伝えられた内容に動揺している様子のふたり。
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白南海 「・・・っつーか、あれ本当にドライバーのオヤジっすか?何か雰囲気違くねぇ・・・??」 |
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エディアン 「まぁ別の何か、でしょうね。 雰囲気も言ってることも別人みたいでしたし。普通に、スワップ発動者さん?・・・うーん。」 |
ザザッ――
チャットに雑音が混じる・・・
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エディアン 「・・・・・?なんでしょう、何か変な雑音が。」 |
ザザッ――
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白南海 「ただの故障じゃねーっすか。」 |
ザザッ――
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声 「――・・・レーション、ヒノデコーポレーション。 襲撃に・・・・・・・・いる・・・ 大量・・・・・こ・・・・・・死体・・・・・・ゾ・・・・・・」 |
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声 「・・・・・ゾンビだッ!!!!助け――」 |
ザザッ――
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白南海 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・・・・・」 |
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白南海 「ホラーはぁぁ――ッ!!!!
やぁぁめろォォ―――ッ!!!!」 |
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エディアン 「勘弁してください勘弁してくださいマジ勘弁してください。 ホラーはプレイしないんですコメ付き実況でしか見れないんですやめてください。」 |
チャットが閉じられる――