［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「また見てる」

すぐ背後から聞こえた男の声に、少女の肩が跳ねた。
彼女の手のひらに収まるくらいの平べったいプレートは、事象をまるごと記録できる便利な代物だった。ただ、再生中は意識ごと記録の中へダイブする為、こうして真後ろに誰かが立っていても気付けないのが難点だ。
「……部屋には入らないでって言ったよね、何回も」
「そうでした？他に考えることが多すぎて覚えてないですね」

再生用レンズの蓋を指で閉じながら、少女はあからさまに不機嫌そうな面持ちで男――金木サイを見上げた。


華奢だが背だけは高い彼を至近距離で睨みつけるには、少女の首はほぼ真上を向かねばならない。それがまた少女の癇に障り、眉間の皺が深くなる。

「何か用があったの」
「ああ、はい。その記録、そろそろ返して欲しいんですけど」
彼はいつも通りの人懐っこい笑顔を浮かべ、右手を差し出した。

「異能の研究に使うなら他の記録もある……それこそ、私が菫啓文にひきずり堕とされた時の記録でも見とけばいい。良いデータが取れたんでしょ」


「はは、まあ、そうですね」

彼女が今アンジニティの構成員としてハザマに居るのは、もとはといえば目の前の男がアンジニティに転がっていた亡霊を彼女へけしかけたのが直接の原因だった。
そんな事情があるので、少女は勿論嫌味を言ったつもりだったのだが、金木は意にも介さず肯定して笑う。
「でも、書斎の棚のど真ん中にずっと隙間があるのって意外と気になるんですよ。せめて見てない時は僕に返してください」

「じゃあお前の部屋に入れるようにしといてよ。見た後勝手に返すからさ」
「それはいやです」
「はあー！大体、なぁんでお前は私の部屋にズッカズカ入ってくんのに私はお前の部屋に入れねんだあ！？」
「いやだって普通駄目じゃんそれは。先生、僕じゃなくても男の人の部屋なんて絶対入っちゃ駄目ですよ。何されるか分かんないですよ」
「今ここに入ってきてるお前がそれ言うんかァ！！！」

金木の滅茶苦茶な返答に少女の怒りのボルテージと声のトーンは上がり続け、いまやその怒号はイルカか小鳥の鳴き声のようだった。

「ほんとだ、あはははは！確かにこれは良くないな、すぐ出ます。
　――モノは返して貰いましたし」

「……え？」
ふと右手に目をやる。記録媒体は跡形もなく消えていた。
金木は少女の呆けた表情がおかしかったのかくつくつと笑いながら、片手に握り込んだ『それ』を彼女の頭上に掲げた。



「未だにすぐミスディレクションに引っかかりますね、先生。もっと視野広く持ったほうがいいですよ」
「おま……おまえーっっ！！！」

茅(1134) に ItemNo.10 翌檜 を手渡ししました。

ItemNo.15 パン耳ラスク を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 体力13 幸運13 活力13 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

梅の木たちを退けながら進んでいく。

すると梅の香りとは別の、何か甘い香りが漂ってくる･･･

　

香りを追ってゆくと、梅の花に囲まれた売店がある。

そこに、店員？と思われるふたり。




　

こちらに気づく。








どうやら団子を作っているようだ。

　






　

空中に突然現れるミヨチン。





　









　

お団子を受け取り、早速ひとくち。






両手でピースサインをするふたり。

　

　

　

　

　

団子を食べて嬉しそうなミヨチン。





笑みを浮かべる。

　




ピョンっとジャンプすると、空中で姿を消した。

　

　

　

･････身体の奥から、少し力が湧き出る感覚。


各CP･FPが2増加した！

すごいお肉（400 PS）を購入しました。

幻術LV を 5 DOWN。（LV15⇒10、+5CP、-5FP）
防具LV を 20 DOWN。（LV40⇒20、+20CP、-20FP）
装飾LV を 15 DOWN。（LV15⇒0、+15CP、-15FP）

武術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
魔術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
武器LV を 40 UP！（LV0⇒40、-40CP）

じいや＆ねえさん(814) とカードを交換しました！

やさしさ （リザレクション）


ミスフォーチュン を研究しました！（深度0⇒1）
ミスフォーチュン を研究しました！（深度1⇒2）
ミスフォーチュン を研究しました！（深度2⇒3）

フィアスファング を習得！
グリモワール を習得！
フレイムインパクト を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

スミレ(1127) は 毛 を入手！
スミレ(1127) は 赤い薔薇 を入手！
スミレ(1127) は 禁断じゃない果実 を入手！
スミレ(1127) は 禁断じゃない果実 を入手！

次元タクシーに乗り チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》 に転送されました！


チナミ区 I-16（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 J-16（森林）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 J-17（森林）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 J-18（森林）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 J-19（森林）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - スミレ(1127) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 茅(1134) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - スミレ(1127) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 茅(1134) の選択は チナミ区 O-16：梅楽園（ベースキャンプ外のため無効）

［816 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［370 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［367 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［104 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［147 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　

　





　




チャット画面にふたりの姿が映る。

　





　





　








ドライバーさんから伝えられた内容に動揺している様子のふたり。

　





　

　

　

ザザッ――

　

チャットに雑音が混じる･･･

　

　

　




　

ザザッ――

　




　

ザザッ――

　




　




　

　

　

ザザッ――

　

　

　





　

　

　





　

　

　

チャットが閉じられる――