時間が経過するごとに、一つまた一つと記憶が欠落していく。
欠落していっているはずなのに、そこに虚しさはない。
忘れたことすら忘れてしまっているからだ。
『俺は忘れてないから』
──本当に?
失いたくないと思った記憶も、実はもう、とっくになくなってしまったのかもしれない。
思い出せないことを思い出せなくなっているだけなんじゃないのか?
確認する方法なんてもうない。
ずっと見つからない落とし物みたいに、失くしたということだけがひっかかって。
でもきっと、それすら忘れてしまうのだろう。
他に切り捨てられるものは切り捨ててしまった。
楽しさも、喜びも、過去の思い出の中にしかなくなった。
そうだ、それだって消えていくものでしかないのに。
俺の中にある兄貴の記憶が全部消えたら、俺はどうなるんだろう?
その時、本当に俺は、俺のままなんだろうか。
いつのまにか、齎藤圭という名前を借りた、誰でもないやつに入れ替わっているんじゃないか?
俺は。
アンジニティとかいうところのやつらが巧妙に紛れ込んでるって話もある。
侵略なんてそんなもの、始まりもしないけれど、でも、本当だとしたら。
……俺は。
体の死んだ人間がこんな形で生きながらえるって話よりずっと確実に聞こえるじゃないか。
──俺は、一体誰なんだろう。
「どうにか……どうにか兄貴を守ってやらないといけない」
「あんな運動音痴のお人よしが、こんな世界を一人で生きていけるわけないんだ」
「──そのためなら、俺は」
変化LV を
5 DOWN。(LV15⇒
10、+5CP、-5FP)
呪術LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
合成LV を
5 UP!(LV45⇒
50、-5CP)
ItemNo.13 皮 に ItemNo.16 を合成しようとしましたが、合成材料を見失ってしまいました。
田中田 哉太(60) の持つ
ItemNo.5 6面ダイス に
ItemNo.9 安全ピン を合成し、
駄物 に変化させました!
血迷い少年(447) の持つ
ItemNo.1 不思議な武器 に
ItemNo.2 不思議な防具 を合成し、
駄物 に変化させました!
濯木 龍臣(406) により
ItemNo.6 何か固い物体 から射程1の武器『
杞憂』を作製してもらいました!
⇒ 杞憂/武器:強さ90/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程1】
濯木 龍臣(406) により
ItemNo.13 皮 から射程2の武器『
悔恨』を作製してもらいました!
⇒ 悔恨/武器:強さ90/[効果1]闇纏15 [効果2]- [効果3]-【射程2】
暮泥 唯(261) により
ItemNo.11 お野菜 から料理『
水道水かけご飯(小盛)』をつくってもらいました!
⇒ 水道水かけご飯(小盛)/料理:強さ60/[効果1]器用10 [効果2]幸運10 [効果3]命脈10
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「イノカクで敗者にだけ食べる権利が与えられるそうですよ。 お茶漬けの亜種だと思えばまあ……いや、ねえな……。」 |
時琵鬼神(958) とカードを交換しました!
神威“天照大神”
(クリスタルウォール)
アクアシェル を研究しました!(深度0⇒
1)
アクアシェル を研究しました!(深度1⇒
2)
アクアシェル を研究しました!(深度2⇒
3)
カース を習得!
ブラックバンド を習得!
ミスフォーチュン を習得!
ラトゥンブロウ を習得!
ダークネス を習得!
コラプション を習得!
殺界 を習得!
敗柳残花 を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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エディアン 「・・・おや。チェックポイントによる新たな影響があるようですねぇ。」 |
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エディアン 「今度のは・・・・・割と分かりやすい?そういうことよね、多分。」 |
映し出される言葉を見て、腕を組む。
カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。
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カオリ 「ちぃーっす!!」 |
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カグハ 「ちぃーっす。」 |
チャット画面に映し出されるふたり。
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エディアン 「あら!梅楽園の、カオリちゃんとカグハちゃん?いらっしゃい!」 |
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カグハ 「おじゃまさまー。」 |
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カオリ 「へぇー、アンジニティの案内人さんやっぱり美人さん!」 |
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エディアン 「あ、ありがとー。褒めても何も出ませんよー?」 |
少し照れ臭そうにするエディアン。
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エディアン 「間接的だけど、お団子見ましたよ。美味しそうねぇあれ!」 |
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カオリ 「あー、チャットじゃなくて持ってくれば良かったー!」 |
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カグハ 「でも、危ないから・・・」 |
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エディアン 「えぇ、危ないからいいですよ。私が今度お邪魔しますから!」 |
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エディアン 「お団子、どうやって作ってるんです?」 |
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カオリ 「異能だよー!!私があれをこうすると具を作れてー。」 |
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カグハ 「お団子は私。」 |
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カオリ 「サイキョーコンビなのですっ!!」 |
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カグハ 「なのです。」 |
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エディアン 「すごーい・・・・・料理系の異能って便利そうねぇ。」 |
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カオリ 「お姉さんはどんな能力なの?」 |
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エディアン 「私は・・・アンジニティにいるだけあって、結構危ない能力・・・・・かなー。」 |
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カグハ 「危ない・・・・・」 |
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カオリ 「そっか、お姉さんアンジニティだもんね。なんか、そんな感じしないけど。」 |
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エディアン 「こう見えて凶悪なんですよぉー??ゲヘヘヘヘ・・・」 |
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カオリ 「それじゃ!梅楽園で待ってるねー!!」 |
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カグハ 「お姉さん用のスペシャルお団子、用意しとく。」 |
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エディアン 「わぁうれしい!!絶対行きますねーっ!!!!」 |
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エディアン 「ここじゃ甘いものなんて滅多に食べれなさそうだものねっ」 |
チャットが閉じられる――