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血迷い少年 「なあ、いるんだろ。マサト」 |
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古城戸 万里 「……」 |
血迷い少年
御手洗 忍という名は捨てた。
名は名のならないが、忍と呼ばれても構わない。アンジニティに自ら迷い込んだイバラシティ住人
古城戸 万里
(ふるきど まさと)イバラ住人。
小学生以来、御手洗 忍を恨んでいる。
人を恨むだけ、その人間に『願った』災いが襲う異能を持つ。発動トリガーは『握手』をすること
"そいつ"は自分の中に巣食ってる虫みたいだった。
たぶん僕以外には見えないし、声も聞こえないと思う。僕の影になっちまったみたいな存在。
"そいつ"の正体はイバラシティに住んでいたころの幼馴染──というには疎遠だ
今はもう仲良くなんてない。むしろそいつは僕を憎んでいるし
僕としてはそいつのおかげでアンジニティに来れたから"感謝"してるけど。
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血迷い少年 「お前、隙をみて僕を殺そうとかくだらないこと企んでたりすんのか? 無理無理。実態もないくせにさ!」 |
こうやってたまに話しかけてみるが、返事はあったりなかったりだ。
傍から見たらひとりごと言ってるやべーやつかもだけど、アイツらは気にしないだろ、多分。
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血迷い少年 「……」 |
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血迷い少年 「なあ、なんでお前はここにいるんだ? 僕を呪って、追い出して お前はイバラシティでのうのうと暮らすんじゃねえのかよ。僕だったらそうするね」 |
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血迷い少年 「僕の予想聞くか? 自分の異能の代償でうっかり一緒にアンジニティに来ちゃった~。みたいな?」 |
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血迷い少年 「肉体は多分、その反動で亡くして、魂だけが僕にくっついてきたんだろ」 |
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血迷い少年 「お前の異能、なんつーか、呪うとか言うけどさ、ヤバそうだな。 あっちの僕は自分の異能が弱すぎて拗ねてたけど、強すぎて自分で制御できないのも問題だよな~」 |
返事はない。気づけば消えている。
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血迷い少年 「…………」 |
何度か目の一時間が経ったらしい。いちいち数えてないけど
何週間もの記憶が一気に流れ込んでくる。それが合図だ。
つーか、雑音。呑気なモンだな、と笑いがこみ上げてくるような日常。
いつの間にか冬が終わっていて、誕生日で浮かれたり、花見なんかしちゃって
──もう夏も近づいてきてる。
向こうの僕の羨ましいとこをひとつあげるてやるとしたら
人間のメシが美味しく食べれるってくらいだな!
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血迷い少年 「なんか、うまそうなモンばっか食っちゃってさ~ ……くっちゃべってたら喉乾いたぜ!」 |
レーカ(362) に
ItemNo.16 皮 を送付しました。
時空LV を
5 UP!(LV15⇒
20、-5CP)
武器LV を
5 UP!(LV45⇒
50、-5CP)
齎藤 颯(130) により
ItemNo.1 不思議な武器 に
ItemNo.2 不思議な防具 を合成してもらい、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
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齎藤 颯 「また変なのできちゃうけどいい……?」 |
レーカ(362) の持つ
ItemNo.11 ダンボール から射程2の武器『
マカロフ<PMM-12>』を作製しました!
レオン(383) により
ItemNo.12 お魚 から料理『
サーモンムニエル』をつくってもらいました!
⇒ サーモンムニエル/料理:強さ55/[効果1]活力10 [効果2]敏捷10 [効果3]強靭10
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レオン 「子どもに大人気のレシピ! バターたっぷりサーモンだよ~~♡」 |
ヤト(678) により
ItemNo.9 ネコチャンシールド に
ItemNo.1 駄物 を付加してもらいました!
⇒ ネコチャンシールド/防具:強さ82/[効果1]反護15 [効果2]活力10 [効果3]-
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ヤト 「俺がコイツのブスなおしといてやんよw」 |
Hǝɯɐʇᴉʇǝ(593) とカードを交換しました!
大丈夫
(ディヴェルティメント)
パージ を研究しました!(深度0⇒
1)
パージ を研究しました!(深度1⇒
2)
パージ を研究しました!(深度2⇒
3)
ショックウェイブ を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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エディアン 「・・・おや。チェックポイントによる新たな影響があるようですねぇ。」 |
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エディアン 「今度のは・・・・・割と分かりやすい?そういうことよね、多分。」 |
映し出される言葉を見て、腕を組む。
カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。
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カオリ 「ちぃーっす!!」 |
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カグハ 「ちぃーっす。」 |
チャット画面に映し出されるふたり。
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エディアン 「あら!梅楽園の、カオリちゃんとカグハちゃん?いらっしゃい!」 |
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カグハ 「おじゃまさまー。」 |
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カオリ 「へぇー、アンジニティの案内人さんやっぱり美人さん!」 |
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エディアン 「あ、ありがとー。褒めても何も出ませんよー?」 |
少し照れ臭そうにするエディアン。
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エディアン 「間接的だけど、お団子見ましたよ。美味しそうねぇあれ!」 |
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カオリ 「あー、チャットじゃなくて持ってくれば良かったー!」 |
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カグハ 「でも、危ないから・・・」 |
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エディアン 「えぇ、危ないからいいですよ。私が今度お邪魔しますから!」 |
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エディアン 「お団子、どうやって作ってるんです?」 |
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カオリ 「異能だよー!!私があれをこうすると具を作れてー。」 |
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カグハ 「お団子は私。」 |
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カオリ 「サイキョーコンビなのですっ!!」 |
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カグハ 「なのです。」 |
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エディアン 「すごーい・・・・・料理系の異能って便利そうねぇ。」 |
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カオリ 「お姉さんはどんな能力なの?」 |
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エディアン 「私は・・・アンジニティにいるだけあって、結構危ない能力・・・・・かなー。」 |
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カグハ 「危ない・・・・・」 |
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カオリ 「そっか、お姉さんアンジニティだもんね。なんか、そんな感じしないけど。」 |
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エディアン 「こう見えて凶悪なんですよぉー??ゲヘヘヘヘ・・・」 |
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カオリ 「それじゃ!梅楽園で待ってるねー!!」 |
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カグハ 「お姉さん用のスペシャルお団子、用意しとく。」 |
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エディアン 「わぁうれしい!!絶対行きますねーっ!!!!」 |
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エディアン 「ここじゃ甘いものなんて滅多に食べれなさそうだものねっ」 |
チャットが閉じられる――