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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




声なき男の回想 01



**************


何もかもすべて偶然だった。






……………………




酷い事故だった。今も夢に見る。
煙に濁った視界。アスファルトの灼ける、噎せ返るような臭い。赤い雫を落としながら空転している、横転した車のタイヤ。
死者12人、怪我人は傷の重軽を問わず、50人にも上った。そう聞かされている。


一体何が原因でこうなったのかは、知らされていない。うっすらと気づいてはいるけれども。
一命を取り留めたという触れ込みの怪我人たちが、本当の意味で日常に戻ることは、もうない。


何もかもすべて偶然だった。偶然だったからこそ、自分は今生きている。
助かるものは皆助けた、と、血まみれの白衣の女は、そう言っていた。
ならばそれを信じるしかない。


目を覚ましたのは、事故からおよそ72時間後。
目を覚ますのは絶望的だろう、と思われていた状態での目覚めだったためか、よく生きていた、と驚かれた。
あの惨状の中で生きていたことは、奇跡だった。とはいえ、残念ながら無傷とはいかなかった。
折れ飛んだ鉄材にえぐられて、下顎から胸まで大きく開いた傷跡は、生体金属に埋められて、明らかな異物としてそこに息づいている。
自らの呼吸に合わせて動く艶やかな金属の輝きに、絶望しなかった、と言えば、嘘になる。

目を覚ましてしまったのだから、生きることに異論はない。
人ひとりをこんな風に生かそうとする、この研究所の人間たちの執念に、興味を持った。



…………



「この世界に『在る』ものであれば、それは全て何らかの思考・何らかの理論において活動しているはずだ」
白衣の女…… ヴィクトル・M・Aと名乗ったその女を、最初は狂人だと思った。
「だから我々は『神』も解体できる」
「理解し、変質させ、支配できるはずだ」
M・A。
メム・アレフ。
最初の音節であり、吊られた男でもあると同時に、その二文字は母という概念を示す。
興味を持った。そのような名を自らに関する、この女の狂気に。


「お前には最大限に協力してもらうよ。その『嘆きの肉』が身の内にある限り」


白衣の女……ヴィクトルの言葉に、頷いたのはいつのことだったろうか。
あの悲惨な事故が『神』の仕業だったと言われても、言われたところで、誰を恨むこともできない。
神など存在しないし、事故の原因となった人物は、既にその事故の中で死んでいたからだ。


喉から胸を補う生体金属 『嘆きの肉』。
死者から賜ったこの異能は、とりわけ諦念に深く馴染むとヴィクトルは言った。


「死ぬことを諦め、理解することを諦め、反発することすら諦めて、お前に何が残るのだろうな?」


何もかも全て偶然だったのだ。生き残ってしまったことすら。
イバラシティへの派遣が決まった日。異能強化の名目で、『嘆きの肉』にさらに金属が埋め込まれる。
つけられたばかりの人工声帯でそう言うと、ヴィクトルは面白そうに笑った。

「ならばそれがお前の宿業だ」
「どうせなら死んでいればよかった、などというお前の浅はかな考えなど、あれはとうにわかっている」


「お前はもう逃げられない」
「"諦めて"生を謳歌するがいい。ジェファル・ヒシャーム・イスハーク」
「この研究所に運び込んで治療をした怪我人は、みなわたしの理念に賛同してくれたよ」


命が惜しいだけだろう。


「それの何が悪い」




……


なくなったものが痛む。
酷い事故だった。今も夢に見る。
立ち込める煙の中に、子どもの泣き声を聞いた。
母を呼ぶ、姉を呼ぶ、少年の泣き声だ。
ああ可哀想に。可哀想に。喉から胸から血を流しながら思う。
そんなに泣くんじゃない。
あの少年は、今も生きているのだろうか。
それとももう死んだだろうか。




何もかも全て偶然だった中で。
ヴィクトル・M・Aがこの命を救ったことだけが事実だ。
(ありとあらゆるものを奪った上で、だが。)
『神』なる存在を解体し、理解し、変質させ、支配して。彼女はなにを望むのだろう。
その先に何があるのかは、まだ知らない。




『Quo vadis?』


戯れにそう問いかける。




「十字架にはかからんよ。お前がわたしを見捨てたとしてもな」





ヴィクトルはそう言った。
強い北風が吹いて、彼女の顔を髪が隠す。
だが、その口元は笑っていた。





今も夢に見る。







以下の相手に送信しました

ENo.1208
タキモト





特に何もしませんでした。















TeamNo.491
ENo.491
北風
ハザマに生きるもの
オオホタル
















TeamNo.491
ENo.491
北風
TeamNo.913
ENo.913
あおい小鳥







使役LV5 UP!(LV10⇒15、-5CP)
合成LV5 UP!(LV10⇒15、-5CP)

ItemNo.5 羽 から防具『ふわふわの服』を作製しました!
 ⇒ ふわふわの服/防具:強さ15/[効果1]- [効果2]- [効果3]-


草原よもぎ(317) とカードを交換しました!

災難 (プチメテオカード)


ヴィガラスチャージ を研究しましたが既に最大深度でした。
サステイン を研究しましたが既に最大深度でした。
ピットトラップ を研究しました!(深度2⇒3

ラッシュ を習得!
ヴィクティム を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが2増加した!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






北風(491)腐木 を入手!
北風(491) を入手!






チナミ区 I-10(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 I-11(森林)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 I-12(森林)に移動!(体調21⇒20
チナミ区 I-13(道路)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 I-14(道路)に移動!(体調19⇒18







>> これまでのあらすじ


[625 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[223 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


白南海
「ん・・・・・」

エディアン
「これは・・・・・」


 

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。


チャット画面にふたりの姿が映る。

 


エディアン
「なんでしょうこれ!変な情報が映し出されてますねぇ。」

白南海
「・・・つーか何でまた一緒の部屋入ってるんですかね。」

エディアン
「いいじゃないですかぁ!案外ヒマじゃないですか?案内役。」

白南海
「私はひとりがいいんです、が、ね。」

エディアン
「くッッらいですねぇ・・・・・クール気取りですか一匹狼気取りですか、まったく。」

白南海
「うっせーオンナが嫌いなだけです。」

エディアン
「・・・そういう発言、嫌われますよぉ?」

白南海
「貴方も、ね。」


 

 

 


エディアン
「――さて、まぁいいとしてこのログ?は何なんですかねぇ。」

白南海
「・・・・・仕方ねぇですね。・・・おーい、クソ妖精ー。」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



ノウレット
「はぁい!ノウレットはいつでも貴方の背後から―――ッ!!」


 


エディアン
「あぁなるほどノウレットちゃん!」

エディアン
「・・・っていうかクソ妖精って――」

ノウレット
「あだ名をいただいちゃいました☆」

白南海
「――ほれ、Cross+Roseに変な情報出てんぞ説明しろ。」

ノウレット
「うおおぉぉぉ頼られてます!?もしかして頼られてますッ!!?」


ノウレットから遠く離れる白南海。


ノウレット
「どうして離れていくんですッ!!!?」


 

 

 


ノウレット
「これはですねぇ!チェックポイント開放者数の情報ですっ!!」

エディアン
「えぇえぇ、それはまぁそうかなーとは。右側の1000って数字はなんでしょう?
 もしかして開放できる人数が限られてる・・・とか?」

ノウレット
「いえいえー!開放は皆さんできますよーっ!!
 これはハザマにいる全員に新たな力を与えるという情報です!!」

エディアン
「新たな力・・・?」

ノウレット
「そうでぇっす!!各チェックポイントの開放者数が増えるほど、対応する力が強く与えられます!
 1000というのは1000人より上は1000人として扱うってことです!!」

エディアン
「なるほどなるほど。これ・・・・・敵も味方も、ですか?」

ノウレット
「はぁい!全部が全部、ハザマの全員でーす!!」

エディアン
「具体的に、どんな力が与えられるんです?」

ノウレット
「ごめんなさい!私はCross+Roseの妖精なのでハザマのことはよくわかりません!!
 Cross+Roseに送られた情報を伝えることしか・・・・・」

エディアン
「・・・はーい、大丈夫ですよー。」

エディアン
「これは言葉からイメージして実感してみるしかないですかね。
 出てくる敵にも力が・・・・・気をつけないといけませんね。」

エディアン
「・・・・・白南海さーん!聞きましたよー。」


遠く離れた白南海を手招く。

 

 

 


白南海
「――まぁ聞こえていたわけですが。離れても音量変わらなかったわけですが。」

エディアン
「・・・ノウレットちゃんの音量調整できますよ?コンフィグで。」

白南海
「・・・・・ぁー、よくわかんねぇめんどくせぇ。」

エディアン
「まったく、こういうのダメな人ですか。右上のここから・・・ほら、音量設定。あるでしょ。
 それから・・・・・あぁ違いますって!それだとチャッ――」


 

 

 

チャットが閉じられる――












TeamNo.491
ENo.491
北風
ハザマに生きるもの
ダンデライオン




466 331


1st
ダンデライオン


















決闘不成立!

対戦相手が見つけられなかった!

不戦勝扱いになります。
















TeamNo.491
ENo.491
北風
TeamNo.902
ENo.902
ハナ




462 466









ENo.491
城 北風
城 北風 (しろ きたかぜ)

身長175㎝
体重58㎏


『我が身は極北の玉座にて、そこに坐するものを待つだろう』


【プロフィール】

神に捨てられ、神に拾われた青年。
どこのものとも知れぬ学生服を身にまとい、祖国を出て、異世界の交わる地へと足を踏み入れる。
強い信仰心は神の御力を呼び、その神秘を異能とすることを許される。
また、神の声を聞き、為すべきを為す。
いつか、生きる目的をくれた神とまみえることを目標としている。


*****************

【プロフィール:真実】
脳内で神の声を聞き続けている男子高生。
「世界のすべてを等しく幸福で満たす神」の声を常に聞いており、その神に仕える信徒。として行動している。
神の声は常に聞こえているため、物忘れが激しく、記憶が覚束ない。
が、四六時中聞こえてくる声に耐えられる精神力の強さと、体の頑丈さを持っている。
身寄りがなく、常に赤いマフラーを身に着けている。


*****************

【能力】
強力な自己暗示『YES(イエス/はいと答えること)』
神と対話し、己が置かれている状況への対処法を授かり、それを肯定することで発動する。
持続時間は長くて3分間。

例:紙を切りたいがハサミがない
「神は告げる。目の前の困難を切り開くためにお前の手は鋼となるだろうと」
「はい。我が手は鋼となるだろう」
→指をチョキにして紙を切ることができる。

自分自身にしか発動せず、効果時間も短い。
しかし、自らが神の信徒であると強く信じる自己暗示に加え、神からの使役を受けることにより、一見不可能なことも可能になる。

この「神」は伝染する。



本拠地:段ボール神殿
http://lisge.com/ib/talk.php?s=465


*****************

【サブキャラ】
ベルガ(鈴雅)・キャストレド。
誰かを探している様子。


ジェジャ
マガサ区で水タバコ屋を営んでいる。
ベルガとは知り合い。


天王寺 謝我音
(元)関西チャンピオンの地位にある、ナニワシティから来たスピンバトラー。

*****************

【交流について】
すべてフリー。仲良くしてください。
こちらからも割と気軽に声をかけてしまいがちです。


アイコンNo,25はタキモト・フランクリン(1208)さんから頂きました。ありがとうございます!大事な友達!
18 / 30
160 PS
チナミ区
I-14
行動順6【堅固】DF・HL↑
9750
400







#片道切符チャット
1





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10攻撃10【射程1】
2不思議な防具防具10防御10
3不思議な装飾装飾10
4すぎのきのぼう武器20【射程1】
5ふわふわの服防具15
6白樺素材15[武器]活力10(LV10)[防具]活力15(LV20)[装飾]活力10(LV10)
7ホームレス料理2料理10
8腐木素材15[武器]腐食15(LV30)[防具]舞腐15(LV25)[装飾]耐光15(LV25)
9素材10[武器]風撃10(LV25)[防具]風柳10(LV20)[装飾]風纏10(LV20)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
時空5空間/時間/風
制約20拘束/罠/リスク
使役15エイド/援護
防具5防具作製に影響
付加20装備品への素材の付加に影響
合成15合成に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント6050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン6050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ウィンドカッター5050敵3:風撃
アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
サステイン7050敵:攻撃&味傷:守護
ヴィガラスチャージ60100味全:次与ダメ増
ハントトラップ5060敵傷:罠《捕縛》LV増
ペナルティ60120敵3:麻痺・混乱
アノイアンストラップ50160敵全:罠《疲弊》LV増
ピットトラップ50120敵全:罠《奈落》LV増
ラッシュ50100味全:連続増
ヴィクティム50100味傷:HP減+敵:4連撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻650【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
幸星630【クリティカル後】自:祝福
魅惑550【戦闘開始時】自:使役LVが高いほど戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率増
高速配置540【スキル使用後】自:直前に使用したスキル名に「トラップ」が含まれるなら、連続増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
貫く閃光
(ペネトレイト)
050敵貫:痛撃
無傷と等号
(ヒールポーション)
050味傷:HP増+猛毒減
クラゲ傘
(アクアヒール)
070味傷:HP増+炎上を守護化
栄養剤
(マナポーション)
050味傷:HP・SP増
災難
(プチメテオカード)
040敵:粗雑地撃





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ピットトラップ[ 3 ]サステイン[ 3 ]ヴィガラスチャージ



PL / ま