［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　思考にノイズが走り、また一つ記憶が増えた。

　ああ、また節目が来たのね。
　何だか感覚的に早くなってきているような……。






　"私"の部分が大きくなって、人格も正確も大幅に塗り替えられているのに、貴方がやる事は変わらないのね。
　本当に、ニノマエくんが好きなのね貴方は。
　正直、それだけは私も測りかねてるわ。


　嘘の記憶、偽りの思い出。空虚な過去、空白の事実。
　なのに貴方の思いだけは何故か本物。

　貴方の愛には原因がない。
　理由もない。
　一目惚れですら無い、運命的な何か。

　貴方は嘘を愛している。
　貴方は捏造に希望を見ている。
　貴方は誰も見たことのないものを慈しんでいる。

　いえいえ、否定はしないとも。
　勘違いでも愛は愛。
　必然性も因果関係も必要ない。
　貴方はそういう運命だったのよね、きっと。


　出会いの奇跡はいつだって幾千万のときめきに満ち、良き出会いは幾千万の奇跡の上に積み重なる。


　彼との出会いがそうだったということでしょう。
　それでこの話は終わり。






　人がこんな殺風景な世界を歩いている間に随分と青春をしているものだ。
　観客ではなく当事者になることを選んだ時点で覚悟はしていたが、しかしそれでもムカつくものはムカつく。
　ん？　ムカつく？　おかしいわね……花澱御降は所詮私の影にすぎない。
　いつか消えてなくなる影法師に、私が怒る？





　勿論小娘程度に負けるつもりはない。
　しかし、こっちの時間に対して流れ込んでくるあちら側の記憶は圧倒的に多い。
　ただでさえ影響されやすい幽世側の住人なのだ。
　最悪あっちに引っ張られてしまう事だってこのままではあり得る。
　

　それだけは嫌だ。
　私は私のまま、あの人に会わなければいけない。
　例え他の私の誰かが目的を達成すれば良いだけだとしても、今ここにいる私が彼に会いたい。

　だから、私は消えるわけにはいかない。


　嗚呼、愛しの貴方……八尺瓊輝火。
　私は貴方を手に入れる。


　だから、消えろ恋心。
　お前の愛は、偽物だ。
　本当の運命の出会いを果たした私達の恋にこそ、生き残る道は在る。

　

ENo.46 ニノマエ とのやりとり


ENo.451 杏子 とのやりとり

特に何もしませんでした。

変化LV を 5 UP！（LV15⇒20、-5CP）
装飾LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）

ユーライハ(469) の持つ ItemNo.11 毛 から装飾『アンメルシン』を作製しました！
Picon(228) の持つ ItemNo.10 不思議な石 から装飾『双頭蛇の指輪』を作製しました！

クリエイト：バトルフラッグ を研究しました！（深度0⇒1）
クリエイト：バトルフラッグ を研究しました！（深度1⇒2）
クリエイト：バトルフラッグ を研究しました！（深度2⇒3）

ブレイドフォーム を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

Picon(228) は 黄鉄鉱 を入手！
ユーライハ(469) は 平石 を入手！
狐(807) は 黄鉄鉱 を入手！

Picon(228) に移動を委ねました。

チナミ区 N-7（山岳）に移動！（体調20⇒19）
チナミ区 N-8（山岳）に移動！（体調19⇒18）
チナミ区 N-9（山岳）に移動！（体調18⇒17）
チナミ区 O-9（山岳）に移動！（体調17⇒16）
チナミ区 P-9（山岳）に移動！（体調16⇒15）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　

　

　





　




チャット画面にふたりの姿が映る。

　







　




チャットに響く声。

　



画面に現れる３人目。

　






　





上目遣いでふたりに迫る。





　








ノイズで一部が聞き取れない。

　









突然現れるドライバーさん。

　









　







　

賑やかな雰囲気のまま、チャットが閉じられる――