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<< 2:00~3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




お父さんの顔は怖い。
ちっちゃい子が泣いたり、犬が怯えたりする。
私は慣れてるから平気だし、かっこいいと思ってるのだけれど
今のように眉間にシワをよせて黙っていられると圧がすごい。
どう見ても機嫌が悪い。雷が落ちるかもしれない。
今はただ、この沈黙が重く、つらい。
私はどこで、何を間違えたのだろうか。




■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

2月8日 土曜日

この日は朝から電車に揺られていた。
いつも通学に使っている、いつもの電車。いつもより少し遅い時間。
いつものウラド駅ではなく、そのひとつ前のマシカ駅で降りた。

駅と繋がっている高層マンションを見上げる。
グランパレスマシカ。
つい、いつものようにそちらへと向かいかけてしまう。
マシカ区での用事といえば、そこに住む友達に会いに行くためなのがほとんどで。
けれど今日はそうではない。残念ながら今日はソロ活動だ。

(百香の部屋は……あの辺りだったかな)

毒島 百香。私の自慢の友達。
とにかくかわいくて頭が良くておしゃれで靴がいっぱいでふわふわしていて暖かくて。
でも、最近はお互い忙しくなってしまってあんまり遊べてなくてさびしい。
春から高3だから仕方ないんだけど。

駅から東へ進み、琥珀色の橋を渡って河口を越える。

「冴珀ちゃんの橋だね!」

などとうれしそうに言われたこともあるが、もちろん私とは何の関係もない。
本当に、ただの偶然だ。
けれど名前の由来が自分と同じ橋なので、なんとなく思い入れのようなものがあった。
ぺちりと欄干を一叩きして心の中で挨拶をする。

(ひさしぶりだね、アンバーブリッジ!)

アンバーブリッジから西へと進む。
マシカ神宮を通り、道なりに歩いていくと目的地が見えてきた。
アンティークな感じのおしゃれなお店。
ショコラトリー・エピヌ。

バレンタイン前の土曜日ということもあって、遠目にも賑わっているのがわかる。
出来ればもうちょっと早く済ませておいたほうが無難で賢明だったとは思う。
思うけど、いろいろと悩んでいるうちに時間は過ぎてしまい
百香に相談してオススメしてもらったのがこのお店なのだ。

店内に入ると誘惑が、すごい。
どれもおいしそうに見えてしまって困る。いや、きっとおいしい。
だって百香のオススメだし。
悩みながら店内をぐるっと一周してみる。
目移りして決められないままもう一周した。
本命とお父さん用と自分用を予算の中で選ばなくてはいけない。
かつてない苦しい戦いだった。

本命は…6個入りのアソート。
ルビーショコラ チェリー
ジャンドゥーヤビターチョコレート
マロントリュフ
ヘーゼルナッツ、フランボワーズ、レモン風味の3色のハート型マカロン
……これだ。百香にはカワイイアピールをしなくてはいけないと忠告されたし
マカロンは本命に贈るものらしいし。色も形もそれっぽいし。
『あなたは特別な存在』
………たぶん男子はそこまで知らないし気にしないから大丈夫だろう。
大丈夫。気付かれたら……それはそれで。
でも、お礼として渡すには重いかなこれ……引かれないといいけど。

お父さんにはオランジェット。
小箱に小枝を詰めたような感じでちょっとカワイイ。
お酒のおともにもなる、らしいのでこれで。

自分用にはホワイトチョコラスクとかもうちょっと気楽なのを適当に。
百香への友チョコも迷うところだったけれど
それはまた今度二人でここに来たときにということにした。

ショコラトリー・エピヌを出て、マシカ神宮まで戻り
ツクナミセントラルラボ方面行きのバスを待ち、乗車する。
ツクマミ区にはほぼ毎日通っているけどこちら方面から行くのは珍しい。
学校は西寄りの場所にあるので私はウラド駅から自転車で通っている。
中央や東側には個人的にはあまり用事もなかったのだけれど
これからはそうでもなくなるかもしれない。

次の目的地はツクナミセントラルラボ…ではなくその隣のAAAビル。
目的は……果たせたような、そうでもないような。
協力者として登録しに来たのだけれど、未成年は親の許可が要るということを
見落としていたせいで受け取ってもらえずで出直しな感じに。
まぁ、それはまた学校の帰りにでも寄って済まそう。

今日、わざわざここに来たのは協力者登録のついでをよそおってチョコを預けに来たのだ。
バレンタイン当日に直に、というのはいくらなんでもちょっと重いし。
今年は平日だし、学校違うし。
AIKOちゃんならロボだしそんなに気負わずに預けられそうだし。

……とか考えていたのだけれど受付にいたのはAIKOちゃんではなくバイトの娘だった。
しかもソラコー生。いや、ソラコー近いからそれも不思議じゃないんだけど
ここにバイトしてる子がいるかもという考えがまったくなかったみたいで。
しかもいないだろうと思ってた平坂君もいて、べつに忙しくもないという。
全ての想定がまるで合ってなくてかなり挙動不審になってしまったけれど
とりあえずエピヌで買ったチョコを預けることはできた。

あの娘が言いふらすようなことはたぶん無い と思いたい。
大人しそうな感じだったからたぶん大丈夫……大丈夫。
それよりも平坂君のことを名前で呼んでいたことのほうがひっかかる……
学校で会ったらあいさつぐらいはしておこう。AAA的にはセンパイだし。

などともやもやとはしていたけど、考えてもしかたないので気にしないようにした。
出来れば、なかよくしたいとこなんだし。

そうして用事が片付いたので帰ることにした。
寄り道するような予算はもう、ない。




■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


「駄目だ。と言ったら、どうする?」

「えっっ、なんで!?」

溜息をつく。当然のように許可が下りるとでも思っていたのか。

「質問に質問で返すな。だが…そうだな。
 お前は受験を控えていて、理転の為の勉強中で
 最近体力作りの為に早朝ランニングもはじめました。
 とても忙しいですね?
 なのにそれらに加えてAAAの協力者として登録したいから
 許可をくれと言われても、はいそうですかとは言えんぞ」

「うっ。そ、それは、そのー……がんばるから!
 勉強が一番で、体力作りが二番。
 協力者としての活動はその次ぐらいの感じで!
 無理せずやれるときにだけやる感じでやるし
 危ないことはしないから………ダメ?」

「………」

困った。まさかそんな事を言い出すとは予測出来なかった。
しかしAAAに所属するということは関係者としてAAA本部の
ある程度のところまで疑われずに入り込める、ということだ。
協力者ということはそう深くまでは立ち入ることは出来ないだろう。
しかし冴珀の異能は治療系だ。
メディカルルームに入ることは出来る、かもしれない。
そこで仕込めれば奴らに致命的なダメージを与えることも出来る。
冴珀はXYZのことはなにも知らない。
だからこそ、疑われる確率の低い侵入ルートにも成り得る。
しかし

「…どうしても、か? 受験が済んでからでは駄目なのか?」

伊月。お前を殺した連中の所へ冴珀が行きたがっている。
あの御方を害した……あの御方に剣を届かせた連中の所に。
俺達の娘が。

「うん、どうしても。今じゃないとダメ。やだ。
 私のね…私の力を認めてくれた人がいるの。
 人を助けるための力だって。
 その人が…私を助けてくれた。
 私もね、人を助けられる人になりたいんだ。
 私の将来の……力に、経験になると思うし、だから…」

「……商店街の事故か」

こくりと頷く。
ここで許可を出さねばどうするか。
おそらく、俺から隠れて独りでそういうことをするだろう。
自分で一度決めたことは曲げない。そういう強情な娘だ。
それよりかは連中の所に行かせておいたほうが無茶はしづらいだろう。
こちらとしてもまとめて監視がしやすい。

「わかった。こいつに記入すればいいんだな?」

「ほんと!? やったぁ!」

娘よ。
それがお前の望んだ試練だと言うのなら、俺はそれを認めよう。
そして試練を与えよう。乗り越えてみせろ。
お前の父親はXYZだ。はじまりのXYZ。
壁となりて立ち塞がり、ヒトに試練を与え、ヒトを精錬する者だ。
全ては……人類真化の為。
お前は、そのために生まれてきたのだから。


「ねぇねぇお父さん! はい、チョコあげるっ!」

許可を出した途端に勢いよくどこかへ行った娘が勢いよく戻ってきて
小箱を差し出してきた。苦笑いしつつ、それを受け取る。
…許可を出さなかったら、これは渡さないつもりだったのか……?

「ああ。ありがとう。ふぅん、また洒落たものを選んできたな。
 例の恩人さんとやらにもあげたのか?」

「え。 あー……うん」

顔を赤らめて頷いてきた。
かまをかけてからかったつもりだったが、否定もしない。
こいつは思ったよりも重症なのかもしれん。

「それよりさー、今年はなんかいっぱいもらってきてない?」

机に積んである辺りをちらりと見て言ってくる。

「ああ。世話になってる会社の女子社員たちがね、くれたんだ。
 わかってる。冴珀に半分あげるよ」

「やったぁ! わーー、これなんて明らかに手作りじゃん。
 ヤバくなーい? 本命じゃないの? ねーねー?
 なんかこの2って書いてある丸いの何? もらうよー?」

「やめなさい! そいつはダメだ。40と書いてあるのはもっとダメだ。
 大人用なんだよそれは。お前にはまだ早い」

眩暈がする。やはり隠しておくべきだったか。
彼女の。冴珀の友達の予測は当たっていた。
数字は中に封入された酒の度数だ。
悪い子のお菓子を2つともつまんで取り上げた。
“40”をくるりと回す。


チョコの甘さと、リキュールの苦味。
酸味と、シトラスの香りが広がる。







ENo.16 狐嵐華丸 とのやりとり

「そっそうです!大体そんな感じですっ
 不思議な力で、こう…あの姿をふわっとまとう、みたいな!
 その、私もよくわかってないんですけれど……」

「………」

「あっありがとうございますっ!バイクは気になってましたので!ハイ!
 で、でも本当に大事なことは武岩さんに一番に相談します
 だって、その…武岩さんがこの中で一番大人でえらい人かなって思うので…」

(あれ?武岩さん…あんまりしゃべっても怖くない…?
 もっと怖いこと言われたりするのかなって思ってたけど
 全然普通のことしか言ってない…)

(……それになんか、お父さんって感じ…!
 昔ながらの、頑固一徹、みたいな…。
 うん、パパじゃなくて…絶対にお父さん…!…ふふっ!)

先ほどまで顔色悪く怯えていた少女は一転、
何故か明るい表情であなたを見上げていた…。


ENo.262 バイタルエクス とのやりとり

BtEx
「蛙沼博士には博士の考えがあっておれに感情を作りました。
機械はデータを収集、分類、比較することはできますが、決定には向きません。
複数の選択肢から1つ決定するのに最も回路が早いのは感情だと。」

BtEx
「逆上、嫉妬、悲観……これらが有益ではないものだとしても、人間関係においてたまに使われるのは理性よりも、感情のほうが意思決定の回路が速いからです。
端的に言えばおれが武岩さんに萎縮するのも、武岩さんが部下とのコミュニケーションにおいて緊張感を用いることが多い情報から、感情で自動的に態度を決定したに過ぎません。」

BtEx
「いちいち、会話のたびに意思決定を迫られたら……困りませんか?
そういった理由でおれには感情がシステムとしてついています。
ちなみに、ご希望だったら今からでもデフォルトの対応で話せるけど、上司と部下的にはこの話し方ってどうなのって思うけど。
……まぁ参考程度に。」

BtEx
「3人……武岩さんは当然数に含めるとして、毒島と河万里のことですか?
おれは元々二人乗りとして作られてますが、大型なので詰めれば……。
博士もこちらにいらしてますし、サイドカーの機能でもつけていただきますか?」


ENo.495 ラピアクチュール とのやりとり

百香
「ありがとうございます。……私はただ、やるからには手を抜けないってだけです。さらわれて、改造されて、自分の人生を振るってるんですから。その上で使い物にならないとか、無駄だったね、なんてなったら、やりきれないじゃないですか」

百香
「だから、できることならなんでもしますよ。この能力を振るいます。人類の仇敵として酷使していいですよ。使い倒してください。人類の真化の理念に、反対しないわけではないですしね。そのための人類への毒となるなら、猛毒になります」

百香
「そうですか……ずっとXYZ、だったんですね」

百香
「冴珀ちゃんについて、どう思われているんですか?
大切な娘とか、愛してる……とかは、特にないんです?
結構、いいお父さんしてる……ように見えたんですけど。
出過ぎた質問でしょうか。それでも……聞きたいんです」






るなる
「ずっと険しい山道ばかり…」

武岩
「チェックポイントとやらが見えてきたな。森を抜けてアレを記録する。
 そうしたら一旦、帰還だ。疲れたのはわかった。もうひと踏ん張りしてくれ」

BtEx
「舗装されてない道路 うぜー……」

百香
「普段戦わないような子もみんな頑張って異能で応戦してくるけれど、人類真化ってこういうことなんですか?」

狐嵐華丸(16) から XYZ古級重星光章略綬(甲) を手渡しされました。
るなる
「あ、あの…武岩さん、これ お預かりしてたものです…!」
るなる
「キラキラしてて か、かっこいいですね!」















山羊をめぐる冒険
ENo.16
狐嵐華丸
ENo.156
グラフトバベル
ENo.262
バイタルエクス
ENo.495
ラピアクチュール
ハザマに生きるもの
ハニワA
ハニワB
大山猫
土偶
















山羊をめぐる冒険
ENo.16
狐嵐華丸
ENo.156
グラフトバベル
ENo.262
バイタルエクス
ENo.495
ラピアクチュール
蓮華座
ENo.283
アッシュ
ENo.432
カンナ
ENo.669
ベルル
ENo.933








ラピアクチュール(495)ItemNo.8 麦焼酎『切れ端』 を送付しました。

ラピアクチュール(495) から 大軽石 を受け取りました。
百香
「どうぞ、お使いください」

時空LV15 DOWN。(LV15⇒0、+15CP、-15FP)

領域LV15 UP!(LV0⇒15、-15CP)
解析LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
合成LV5 UP!(LV30⇒35、-5CP)

白の書物:カスミ(257) の持つ ItemNo.4 花緑青のガラスペンItemNo.11 不思議な石 を合成し、何か柔らかい物体 に変化させました!
 ⇒ 超絶合成!5 6 6 = 17発動!合成アイテムの強さが増加!
ラピアクチュール(495) の持つ ItemNo.1 不思議な武器ItemNo.2 不思議な防具 を合成し、駄物 に変化させました!
 ⇒ 超絶合成!4 4 4 = 12 ]不発!
バイタルエクス(262) の持つ ItemNo.1 不思議な武器ItemNo.2 不思議な防具 を合成し、駄物 に変化させました!
 ⇒ 超絶合成!6 4 4 = 14 ]不発!

狐嵐華丸(16) により ItemNo.8 大軽石 から防具『XYZ装甲GB壱型甲』を作製してもらいました!
 ⇒ XYZ装甲GB壱型甲/防具:強さ67/[効果1]敏捷10 [効果2]- [効果3]-
狐嵐華丸
こんな具合でどうでしょうか…?

カシス(1046) により ItemNo.2 平石 から射程1の武器『石斧能フルフラット』を作製してもらいました!
 ⇒ 石斧能フルフラット/武器:強さ67/[効果1]器用15 [効果2]- [効果3]-【射程1】
カシス
「どうぞ、お手にとって。
 これで、……たくさん、壊してしまってね。」

カードを作成しましたが誰とも交換されず自分のものとなりました!

衝撃 (ショックウェイブ)


パワフルヒール を研究しました!(深度0⇒1
グランドクラッシャー を研究しました!(深度0⇒1
アサルト を研究しました!(深度0⇒1

リフレクション を習得!
プリディクション を習得!
ノーマライズ を習得!
プチメテオカード を習得!
瑞星 を習得!
ガーディアン を習得!
ディスターバンス を習得!
ツインブラスト を習得!
沙羅双樹 を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






狐嵐華丸(16)孔雀石 を入手!
グラフトバベル(156)藍鉄鉱 を入手!
バイタルエクス(262)孔雀石 を入手!
ラピアクチュール(495)藍鉄鉱 を入手!
ラピアクチュール(495) を入手!
グラフトバベル(156)何か固い物体 を入手!
ラピアクチュール(495)何か固い物体 を入手!
グラフトバベル(156)何か固い物体 を入手!






チナミ区 Q-9(森林)に移動!(体調16⇒15
チナミ区 R-9(森林)に移動!(体調15⇒14
チナミ区 R-8(森林)に移動!(体調14⇒13
チナミ区 R-7(チェックポイント)に移動!(体調13⇒12
チナミ区 B-4(ベースキャンプ)に戻りました!
体調が全回復しました!

MISSION!!
チナミ区 R-7:チェックポイント《廃ビル》 が発生!
   - 狐嵐華丸(16) が経由した チナミ区 R-7:チェックポイント《廃ビル》
   - グラフトバベル(156) が経由した チナミ区 R-7:チェックポイント《廃ビル》
   - バイタルエクス(262) が経由した チナミ区 R-7:チェックポイント《廃ビル》
   - ラピアクチュール(495) が経由した チナミ区 R-7:チェックポイント《廃ビル》







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 

 

 


エディアン
「・・・・・あら?」

白南海
「おっと、これはこれは。」


 

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。


チャット画面にふたりの姿が映る。

 


エディアン
「こんにちは白南海さん。元気そうで何より。」

白南海
「そう尖らんでも、嬢さん。折角の美人が台無しだ。」

エディアン
「・・・それもそうですね、私達同士がどうこうできる訳でもないですし。
 それで、これは一体なんなんでしょう?」

白南海
「招待されたとか、さっき出てましたけど。」


 



「そ!お!でぇぇ―――っす☆」


チャットに響く声。

 

ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。


画面に現れる3人目。

 


白南海
「まぁた、うるせぇのが。・・・ってぇ、こいつァ・・・・・?」

エディアン
「ロストじゃないですか、このこ。」

白南海
「それとその格好・・・やっぱイバラシティの人間じゃ?あんた。」


 


ミヨチン
「ロスト?イバラシティ?何のことっすかぁ??」

ミヨチン
「それよりそれよりぃ!ミヨチンの願いを叶えてくれるって、聞いたんすけどぉー。」


上目遣いでふたりに迫る。


白南海
「なるほど。こんな感じであっちから来るんすかねぇ、ロスト。」

エディアン
「そっすねぇー。意外っすー。」


 


ミヨチン
「聞いてるんすかぁ!?叶えてくれるんっすかぁー!!?」

エディアン
「えぇ叶えます!叶えますともっ!!」

白南海
「無茶なことじゃなけりゃー、ですがね。」

ミヨチン
「やったーっ!!ミヨチンは、団子!団子が食べたいんすよぉ!!
 美味しいやつ!!美味しい団子をたらふく食べたいッ!!」

ミヨチン
「好みを言うなら―― ザザッ・・・ 堂のあんこたっぷりの―― ザザッ・・・ 団子がいいんすよねぇ!
 ガッコー帰りによく友達と食べてたんすよぉ!!」


ノイズで一部が聞き取れない。

 


白南海
「団子だァ・・・??どんな願望かと思えばなんつぅ気の抜けた・・・」

エディアン
「しかしこのハザマでお団子、お団子ですかぁ。」

白南海
「イバラシティの団子屋なら、梅楽園のが絶品なんすけどねぇ。」

エディアン
「あぁ!あそこのお団子はモッチモチで美味しかったです!!
 夢のような日々の中でもあれはまた格別でしたねぇ!!」

ミヨチン
「マジっすか!それ!それ食べれねぇんすかぁー!?」

ドライバーさん
「食べれるぞ。」


突然現れるドライバーさん。

 


白南海
「・・・び、ビビらせねぇでくれませんか?」

ドライバーさん
「ビビったんか、そりゃすまん。」

エディアン
「こんにちはドライバーさん。・・・お団子、食べれるんですか?」

ドライバーさん
「おう。地図見りゃ分かるだろうが、ハザマのモデルはイバラシティだ。
 そんでもって一部の名所は結構再現されてる、ハザマなりに・・・な。試しに見てくるといい。」

エディアン
「ほんとですか!?ハザマも捨てたもんじゃないですねぇ!!」

白南海
「いや、捨てたもんじゃって・・・なぁ・・・・・」


 


ミヨチン
「んじゃんじゃその梅楽園の団子!よろしくお願いしゃーっす!!」

白南海
「あの辺なら誰かしら丁度向かってる頃じゃねぇすかねぇ。」

エディアン
「よろしく頼みますよぉ皆さん!私も後で行きたいなぁーっ!!」

白南海
「・・・何か気が抜ける空気っすねぇ、やっぱ。」


 

賑やかな雰囲気のまま、チャットが閉じられる――















XYZ:GB隊
ENo.16
狐嵐華丸
ENo.156
グラフトバベル
ENo.262
バイタルエクス
ENo.495
ラピアクチュール
白菊
ENo.259
アザミ
ENo.323
スーズ
ENo.361
シアン
ENo.958
時琵鬼神




333 345

















チナミ区 R-7

チェックポイント《廃ビル》



チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

 

・・・柱から滲み出るように、何かが生み出される。

守護者《OWL》
黒闇に包まれた巨大なフクロウのようなもの。


 


守護者《OWL》
「――我が脳は我が姫の意思。我が力は我が主の力。」


それは言葉を発すると共に襲いかかる!




(初発生のイベント戦:異能FP+5!生産FP+5!)














XYZ:GB隊
ENo.16
狐嵐華丸
ENo.156
グラフトバベル
ENo.262
バイタルエクス
ENo.495
ラピアクチュール
立ちはだかるもの
守護者《OWL》
守護者《OWL》
守護者《OWL》
守護者《OWL》




641 555




3rd
守護者《OWL》


4th
守護者《OWL》


5th
守護者《OWL》


6th
守護者《OWL》









ENo.156
武岩 至牙
大柄で目付きも鋭く、ヤの付く自由業だと思われがちな風貌
仕事柄、愛想は不器用ながらどうにか工面している。
相良伊橋高校に通う娘との二人暮らし。


しかしてその正体は人間に非ず
イバラシティに巣食う怪人組織『XYZ』の構成員
『グラフトバベル』である。

自身の肉体のパーツを他のものと組み換え/取り換える
異能を持ち、人と虫や獣が無機物とないまぜに
なったような歪で一定しない姿をしている。


“接ぎ木された架空の計画”



◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

・人間態データ
名前:武岩 至牙(たけいわ とうが)
身長:179cm
年齢:52
職業:不動産貸付業(マンションの大家)
趣味:機械などの分解修理、庭の手入れ
好きなもの:犬(好きだけれどだいたい吠えられる)
嫌いなもの:トラブルを起こす客、面倒事
一人称:私
異能:交換≪リプレース≫
触れた物体を入れ替える、限定的な異能

家族構成:娘と二人暮らし
両親は死去、妻も死去



・怪人態データ
名前:グラフトバベル 

graft-babel
“接ぎ木された架空の計画”

身長:200cm程度、部品により変動
体重:重い。部品により変動
年齢:不明
タイプ:インセクトサイズ
    キメラめいた形状の虫が更に他の生物/無機物を
    取り込んで変化を繰り返しているため
    特定の生体モチーフには収められず
    処置として、大雑把なカテゴリの呼称となっている。

趣味:生物/無機物の分解と組み立て
好きなもの:強いもの
嫌いなもの:人間、無駄な騒音、煙草
一人称:私
能力:混沌構造体[キマイラ ブロックス]
Chimera-Blox
自身の肉体のパーツを他のものと組み換え/取り換えが出来る。
身体性能を変化/追加/向上させられるが
組み合わせが悪いと干渉によりむしろ低下させてしまうこともある。

他者にも施せるが、効果は不安定で相手に抵抗されれば効果は拒絶される。
意思で受け入れたとしても肉体が拒絶し、命を落とすケースも多い。
短時間の時限式にして対象への負担や危険性をある程度軽減し
味方への一時的な強化手段として用いることもある。

奪取/支配/交換の混合異能。
30 / 30
233 PS
チナミ区
B-4
行動順4【特攻】AT・DX↑
5500
375







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1鶴嘴武器40【射程1】
2石斧能フルフラット武器67器用15【射程1】
3不思議な装飾装飾10
4牙状列石武器30攻撃10【射程1】
5XYZクロークGB壱型甲法衣17防御10幸運5
6XYZ古級重星光章略綬(甲)装飾40強靭10
7吟醸酒『不思議』料理35器用13敏捷13耐疫13
8XYZ装甲GB壱型甲防具67敏捷10
9藍鉄鉱素材20[武器]放凍15(LV25)[防具]反凍10(LV20)[装飾]舞凍15(LV25)
10何か固い物体素材15[武器]攻撃10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]共鳴10(LV20)
11何か固い物体素材15[武器]攻撃10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]共鳴10(LV20)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
自然15植物/鉱物/地
領域15範囲/法則/結界
解析5精確/対策/装置
合成35合成に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6050敵:攻撃
ピンポイント6050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン6050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ウィンドカッター5050敵3:風撃
ストーンブラスト5050敵:地撃&朦朧
リフレクション5050自:反射
練3プリディクション50120味列:AG増(3T)
スキューア50100敵貫:地痛撃&次受ダメ増
ノーマライズ5080味環:HP増+環境変調を守護化
プチメテオカード5040敵:粗雑地撃
アゲンスト50120敵貫:風領撃&DX減(2T)
ブルーム50120敵全:地撃&魅了・束縛
ガーディアン5050敵:攻撃+味傷:護衛
アースリボルト50150敵:X連地領撃+自:弱化ターン効果を短縮 ※X=自分の弱化ターン効果の数+1
ディスターバンス5080味傷:HP増+弱化ターン効果を短縮
ツインブラスト50220敵全:攻撃&麻痺+敵全:攻撃&盲目
練3ショックウェイブ60160自:連続減+敵全:風撃&朦朧

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻650【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢650【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽650【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
瑞星530【クリティカル後】自:反射
風の祝福550【戦闘開始時】自:時空LVが高いほど風特性・耐性増
地の祝福550【戦闘開始時】自:自然LVが高いほど地特性・耐性増
先制560【戦闘開始時】自:連続増
沙羅双樹550【戦闘開始時】味全:DF増(2T)+領域値[地]増
超絶合成500【常時】3D6が16以上なら合成後のアイテムの強さが増加するが、5以下なら減少する。
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
拳土重来
(スイープ)
050敵列:攻撃
アゲンスト
(アゲンスト)
0120敵貫:風領撃&DX減(2T)
終末天狼
(ブレス)
0100味全:HP増+祝福
練3
衝撃
(ショックウェイブ)
0160自:連続減+敵全:風撃&朦朧





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]イレイザー[ 1 ]パワフルヒール[ 1 ]グランドクラッシャー
[ 3 ]ハードブレイク[ 1 ]ファーマシー[ 1 ]アサルト
[ 1 ]チャージ[ 3 ]イグニス



PL / enabakis