
「やめ、やめてくれぇ!お、俺が、キミらに何したっていうんだ!」
しらねえなあ。
アタシはただこの基地を完膚なきまでに壊せって言われてるだけだし、苦情ならこんな任務を出してきたリーダーにでも言ってくれ。
「そうじゃないそうじゃない!ななななんで、俺がキミみたいなおんなこどもに殺されないといけな
ァアアア!!!!熱いあついア゛ツ゛イ゛ィ゛ィ゛!!!!!!」
もう喋らなくていいよ。
この基地に踏ん反り返っていた総司令の頭を《チカラ》を使って握り潰す。耳障りな演説を垂れ流していた人型スピーカーはナカの神経ごと爆ぜてしまった。
作戦終了。ただ爆弾使ってぶっ壊すだけで済めばよかったが、ここの兵士に見つかってしまってメンドーなことになってしまった。
それでも、アタシらの司令官は良くやったと無線越しに言う。
銃をブッ放すことになってしまったけども、目撃者は全員殺してる。トータルで見たらアタシはいつも通りの仕事をしているだけだった。
なのに、
「ぱ、パパ……!!な、なんで、パパを、ころしたの?!」
余計なのが居た。
アタシと同じくらいか、年下の子供だ。
そうかそうかこの肉塊はあんたの親だったのか、かわいそうに。
「アナタが殺したんでしょう!なんで?私のパパは死ななきゃいけなかったの!」
なんでだろうね。アタシにもさっぱりだ。
それにしたってあんたも五月蝿いな。そんなギャーギャー騒ぐくらいなら地獄で合唱してろ。
「わわ、私だって!戦えるんだからっ!甘く見ないでよ」
*子供の手に握られていたオモチャの銃を弾き飛ばす*
だからうるさいんだよ!
アタシをバカにしてるのか!
あんたらがのうのうと暮らしてる間も、アタシらはずぅっと戦ってきたんだ!
てめえみたいなのが、アタシらの真似事なんてするんじゃあねえ!
「……ぁ、アナタには自由がなかった、の?」
自由ってなんだよ。
……もういい、喋るな。アンタもパパと一緒の肉塊になれ。
–––
ジユウヲシラナイナンテ カワイソウ
〜〜〜
 |
キリコ 「なーにが可哀想なんだってんだっ!」 |
右腕を抑えながら飛び起きる。《チカラ》を行使した痕はない。夢だった。
 |
キリコ 「なんでこんな夢を見なきゃいけねーんだ。」 |
親を選ぶ権利もなければ住む場所も勝手に決められる。
そんな子供には自由に取捨選択する権利なんてあるわけがない。
この制服だって、学校という組織に拘束されている証だ。
 |
キリコ 「アタシは、ここに何しに来たんだ…………。」 |
わからない。
任務があるわけでもないのに、どうして、ここに居るのか。
今日も、楽器ケース片手に、街をさまよい歩く
チナミ区 G-9(沼地)に移動!(体調25⇒
24)
チナミ区 H-9(沼地)に移動!(体調24⇒
23)
チナミ区 I-9(沼地)に移動!(体調23⇒
22)
チナミ区 I-10(森林)に移動!(体調22⇒
21)
チナミ区 I-11(森林)に移動!(体調21⇒
20)
貴登子(260) をパーティに勧誘しようとしましたが既に背後にいました。
アミナ(403) をパーティに勧誘しようとしましたが既に背後にいました。
タラハシー(943) をパーティに勧誘しようとしましたが既に背後にいました。
採集はできませんでした。
-
貴登子(260) の選択は
チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)
-
少年兵キリコ(484) の選択は
チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)