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優兎佳 「……うぇあ!?」 |
目を覚ませば身に覚えのある景色。
またここに戻ってきた……あ!数日分の記憶!が!!
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優兎佳 「うぬおおおおおおおおおおおお……」 |
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──────?、?? |
毎回これなん……?つらたん。
あ、妖精ちゃんおひさー
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優兎佳 「んーなんか不思議な感じじゃんねー」 |
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──────? |
指先でその妖精?をつつく、妖精?楽しそうに揺れている。
この子が自分の異能である……ということは『わかる』
……相変わらずイバラシティでは出てこないけど、
説明にあった異能が強化される、というのが関係してるのかな?わからんちん。
ま、『向こう』だとそもそも気づいてないんだけさー
あっそだ、この子の名前……というか異能名。
一説によると、異能の名前は考えるものじゃなく、思いつくものなのだとか。
どこぞから天啓のように急に降ってくるとかなんとか、オカルト~~~~~~
(※個人差があります)
そゆことで、名前、名前、名前~~~~~~……お。
───言葉が浮かぶ、その言葉を紡ぐ。
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優兎佳 -フェアリーギフト- 「……『星々充たせ、妖精の祝福』」 |
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──────?……♪♪ |
……おお。
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優兎佳 「ハッッッッッッッッッズ!!!!!!!!!!!!」 |
はっず!恥ずかし!なんじゃそりゃ!!これが天啓?こっわ!
うわへはー、まじかー。
妖精ちゃんは気に入ってるようだ……まじか、いやまじか。
あー、あー、あーー……うん。
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・
気を取り直して。
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優兎佳 「……あとは、こやつの名前かね」 |
つんつん。
そう、妖精ちゃん自体の名前。それいる?多分いる。
なんとなくだけどいる気がする……気がする。
んじゃもっかい、んんー名前、名前、名前~~~……
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──────、。?……! |
ん?んえ?なまえ。あ、あるのね。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと?
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優兎佳 「ティ、テ?むむ……あー、『ティル』ね」 |
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──────☆☆ |
妖精のティルちゃん、上手く聞き取れなかったけど合ってた。
……名前は普通で、呼びやすくて良かった。
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優兎佳 「色々決まったし、いくよティルるんー」 |
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──────♪ |
……しかし、まぁ、自分が異能を使えているというのが、
不思議……という感じだ。
で。
一人と一匹ではどう考えても無理よりの無理の無理なので、
ゲームでいうパーティというものを組むことにした。
パーティとか勇者じゃん、冒険始まっちゃう?やばば。
かーっ世界救っちゃうかー
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・
そんで、集まったのが。
中等部の制服を着た後輩ちゃん、かわいいぞ。
多分パーティの良心。
なんか……なに?変なの。耳、尻尾、あとベルト。ふーんえっちじゃん。
いやだめでしょその恰好。
全身鎧、化け物かな???敵にしか見えない味方。
いやこっわ、なんで味方してくれてるの????????????
コ、コスプレ?……あれ君がっこにいなかった?
全身鎧の子の知り合いっぽい、振り回されててかわいそう。かわいい。
そしてあーし達、J☆K&Yo☆Say
世界とか救っちゃうぞー
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優兎佳 「わーお」 |
少なくとも勇者パーティではないかな。