
・・・・・・
脳を直接殴られたような衝撃に姿勢を崩す。
「ウ・・・・・・・は!!
・・・なんッッッだこれ!! ッッッてぇぇぇぇ・・・・・」
頭を振って衝撃を追い出す。現実が戻ってくる。
イバラシティでの記憶が洪水となって、強引に脳へ割り込んでくる。
『説明』であらかた聞かされていたとはいえ、想像よりはるかに強烈な衝撃だった。
ワールドスワップによってイバラシティへの侵攻を行うこととなったアンジニティの住民には、
イバラシティにおける人格、姿、記憶までも与えられ、別人として過ごす期間が与えられていた。
イバラシティ内での記憶、行動、話し方、振舞い、全てが仮初であり、かつ、自分自身のものである。
もう一人の別人の人格と記憶を一度にぶちこまれるとあっては、衝撃に耐えきれず人格分裂に陥る者だっているかもしれない。
これをまともな生物に耐えろという方がおかしい。
全く、ワールドスワップとやらも厄介なものだ。
脳内に流れこんだ『落田はずれ』としての記憶を、夢から飛び起きたように霧散させ。
赤髪の少女ハニィ・フォールは、呼吸を整えながら周囲を確認する。
自分の事だけで気づかなかったが、既にここハザマへ転送された者たちが多数いるようだ。
視認範囲に数百か? 争いの気配は今の所ない。おそらくここに見えているのは総じて「こちら側」なのだろう。
しばらくは・・・多少の準備を整える程度の時間は、焦らず落ち着いていてもよさそうだ。
ハニィは深呼吸し、今更のように空気の存在を確認する。
正常に呼吸できるようで、鼻を灼くような匂いもない。
それどころか、まともな食肉を焼く匂いさえ漂ってきているようだ。行軍の準備か。
空は怪しげな色だが、視界も正常に確保できる。
ハザマ、と呼ばれていた通り、世界のどこでもない亜空間の可能性はあるが、ここは少なくとも生物にとってアンジニティより幾分『まともな』世界であるらしい。
「・・・フン。こっちも問題ナシだな」
手を握り、ひらき。
両手に付けられていた腕輪がはずれる。
無力化したそれらを、しかし再び拾い上げて腕に装着する。
いつでも外せるなら、付けておいたままでも問題ない。
侵略するのは構わないが、自分だけが不利益を被るのは御免だった。
「さて。ルールは理解したが、先手必勝・・・って訳にもいかなそうだな」
この世界において与えられた時間は限られているとも聞く。
要は陣地取り、勢力争い、奪い合いだ。
さっさと地点制圧でも勢力拡大でもしてしまった方が有利なはずだ。
アンジニティから直接攻め込めない分、迎撃側であるイバラ側の戦力も限られている。
侵略戦争なんだから変な所でバランス取らなくたっていいだろうに、妙な所で律儀だな、ワールドスワップの使い手さんよ。
「学校の連中とかも居んのか。
そりゃシティに溶け込むっつーんだから、イバラもアンジも混ぜこぜになるよな。
しっかしさすがにあいつらにゃこの姿見られたくねーな・・・
できれば。第一やりにくいだろ、お互い」
たとえ生徒がいたとして、イバラ側、アンジ側も把握できていないが。
炎、水、風、その他戦闘力の高そうな異能持ちもたくさんいた。加えて、ここハザマでは能力の強化も起こるようだ。
正面戦闘は避けたっていい。奇襲上等だ。手の内も最初から晒してやる必要はない。
「さすがに向こう学生姿と今の姿じゃ、そうそうバレねーとは思うが・・・
能力戦になると能力秘匿が絶対有利だからな。
『はずれ』とか能力と名前まんまじゃねーか。誰だよ考えたの。」
「できれば適度に潜伏しつつ集団戦にならねーように避けて、個別に叩くのが理想・・・・・・ん?」
何かが聞こえた。
耳をすます。
気のせいではない。
聞き覚えのある声が、聞き覚えのある名前を呼んでいる。
「・・・・はず・・・ちゃーん・・・」
イバラシティでの、自分に与えられた仮初の名前を呼んでいるのは。
どう動くべきか思案していたところに、躊躇なく悪手を打ち込んでくるのは。
イバラシティでの記憶が脳内に蘇る。
『──ホントにそんな事が起きちゃったら、』
『真っ先にはずれちゃん探しちゃうな、私。』
「・・・あンの・・・馬ッ鹿!!!」
声の主の元へ、ハニィは駆け出す。
ルナリウム(777) に 40 PS 送付しようとしましたが、そんな量のPSなんて持ってなくてがっかりしました。
アマネ(105) に 30 PS 送付しようとしましたが、そんな量のPSなんて持ってなくてがっかりしました。
アマネ(105) に 10 PS 送付しようとしましたが、そんな量のPSなんて持ってなくてがっかりしました。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
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エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
自然LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
使役LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
領域LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
付加LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
ItemNo.1 不思議な武器 に ItemNo.4 不思議な牙 を合成実験しようとしましたが、LVが足りないようです。
ItemNo.1 不思議な武器 に ItemNo.7 を合成実験しようとしましたが、合成材料を見失ってしまいました。
ItemNo.1 不思議な武器 に ItemNo.8 を合成実験しようとしましたが、合成材料を見失ってしまいました。
アマネ(105) により
ItemNo.5 不思議な石 から防具『
黒い外套』を作製してもらいました!
⇒ 黒い外套/防具:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
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アマネ 「大丈夫…?寒くない?」 |
はまち(1469) とカードを交換しました!
もふもふ
(ヒール)
ストライク を研究しました!(深度0⇒
1)
ストライク を研究しました!(深度1⇒
2)
ストライク を研究しました!(深度2⇒
3)
ストーンブラスト を習得!
サステイン を習得!
リフレクション を習得!
タービュレントブルーム を習得!
ノーマライズ を習得!
クレイジーチューン を習得!
魅惑 を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!