荒廃したハザマの世界に、異形の影が佇んでいる。
ヒトの背丈を超えたその影には、およそ生身の生物とは思えない金属質の脚が一本、四本の腕が生えた胴体の胸から上は骨が剥き出しになり、頭部には牛と思しき頭骨が乗っている。
悪趣味に屍を繋ぎ合わせたようなその美術品が不意に顔を上げ、四本の腕を動かし始める。
仮初の姿ではない、本来の姿の動かし方を確認するように。時に金属が軋むような耳障りな音を立てながら。
――懐かしい。
あの街にいた仮初の自分にそんな感覚を抱いた。
この異形の姿になる前に自分がどんな存在だったのかという記憶はない。
あの街での姿と同じ生身の肉体を持っていたのだろうか。それを魂のどこかで覚えていたのだろうか。
だとしても、その末路はアンジニティという否定の世界に送られるに見合うだけの罪や咎を背負っていたのだろう。
しかしそんな事はどうでもいい。
自分がどのような経緯を経てこの姿に成り果てたのかなどと。全てどうでもいい。
この姿こそが、この身体こそが、この精神こそが、今ある全て。
目の前にあるものを嬲り、潰し、切り裂き、破壊する。
それだけがこのタウラシアスの楽しみであり、唯一の残された機能なのだ。
あの街で過ごした記憶が流れ込んでくる。
随分と情けない姿になったものだと、自らの変異体でありながら笑えてくる。
だが侵略の為に違和感なく溶け込むにはあれが最適なのだろう。戦うなど考えた事もない臆病で矮小で惰弱なあの男が。
あのような善なる人間という形に押し曲げられ、抑えつけられた怪物としての本来の凶暴性と破壊衝動が、別人格のような形で発露した事は予想外だったが。
侵略は始まった。
このハザマという戦場に降り立つ事が出来た。それならばあの街での出来事もあの変異体の行く末もどうでもいい。
侵略自体にはさして興味もないが、ここならばアンジニティよりも壊しがいのあるものがたくさんありそうだ。あの街が手に入れば更にいい。それを考えるだけで胸が躍り、魂が高揚する。
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タウラシアス 「さぁて……まずは向こうの連中に挨拶くらいはしねぇとな」 |

駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
武術LV を
15 UP!(LV0⇒
15、-15CP)
変化LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
武器LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『
アルキオーネ』を作製しました!
⇒ アルキオーネ/武器:強さ30/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程1】/
特殊アイテム
ナックラヴィー(502) の持つ
ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『
海棲馬の蹄』を作製しました!
ナックラヴィー(502) により
ItemNo.5 不思議な石 から防具『
マイア』を作製してもらいました!
⇒ マイア/防具:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
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ナックラヴィ― 「くく、似合ってるぜタウラシアス」 |
B.A.D-0(436) とカードを交換しました!
蟹の食べられないところ
(ブレイク)
ヒールポーション を研究しました!(深度0⇒
1)
ヒールポーション を研究しました!(深度1⇒
2)
ヒールポーション を研究しました!(深度2⇒
3)
ストライク を習得!
ガードフォーム を習得!
クリーンヒット を習得!
チャージ を習得!
☆イレイザー を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが2増加した!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!