［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［スキル］OK.　

「いい？ ﾈｺﾁｬﾝ。
　植木鉢は絶対に触っちゃだめ、近づくのも避けたほうがいいかな。
　いたずらなんかもってのほかだよ。埋められちゃうからね。イイコにするんだぞ……！」


晴れて同行許可の下りた大黒猫を抱え、繰り返し言い聞かせる。
大黒猫はわかっているのかいないのか、にゃあと気のない鳴き声を返すばかりだ。


「んもう、なんで着いてきたのかわかん……なくはない、けど。
　十中八九、あたしのせいだけど……それならそれで、もうちょっとくらいかわいく振る舞ってくれてもいいんだよ。
　ちゃんともとに戻して帰してあげるからさ。」


わるいけど、あとすこしだけ付き合ってね、と喉元をくすぐる。
おそらくこの子は自分の意志で着いてきたわけではない。“着いてこさせてしまった”のだ。
先程襲われて異能を使った際に刷り込んでしまったにちがいない。
だって猫はかわいい。癒やしだ。着いてきたらいいなと思ってしまうのも致し方ない。
申し訳無さはあるけれども、対処法は心得ているから問題ない。あと一時間もすれば正気に戻るだろう。

問題なのは、意図していない異能の使い方をしてしまったこと。
このハザマにおいて、個々の異能は強化される。
そう理解しているつもりだったけれど、コントロールは上手くできていない。
イバラシティにいるときと同じ感覚でいてはいけないということ。

ちいさくため息をついて頭を振る。
これはいま考えても無駄になるような気がする。

時計をみて“おかしい”とのたまい、ごまかすような仕草をした榊――あんな不審者、呼び捨てにしてやろうと思う――と、“狂ってる”“早出手当”と言う言葉を漏らしたタクシーの運転手さん。

――手違いがあったのだ、と思った。

たぶん、イバラシティの人やアンジニティの人をハザマに連れてくるのはもっと後の予定だったのだろう。
だからきっと、あたしたちは一度イバラシティへと帰されるのだろう。
そうしてまた連れてこられるのだろう。

それはあまりにも勝手で、配慮にかけていて、


「人のことなんだと思ってるの。
　関係者各位にはそのうちきっちりと説明してもらわないといけないな～～。
　頭を丸める覚悟で。オールバックからつるつるスキンヘッドになるつもりで。」


ねぇ、ﾈｺﾁｬﾝ、と腕の中の大黒猫に同意を求める。
大黒猫はもう気のない鳴き声すら返さず、ただただ流れ行く景色を眺めていた。

ENo.102 守屋弓弦 とのやりとり


ENo.218 ひさめ とのやりとり


ENo.576 りりこ とのやりとり


ENo.664 闇のおえかき とのやりとり

ItemNo.7 パルミエ を美味しくいただきました！
　体調が 2 回復！（7⇒9）
　今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。

つむぎ(216) は 柳 を入手！
ひさめ(218) は 古雑誌 を入手！
つむぎ(216) は 皮 を入手！
ひさめ(218) は 牙 を入手！
つむぎ(216) は 何か柔らかい物体 を入手！
ひさめ(218) は 何か柔らかい物体 を入手！
ひさめ(218) は 何か柔らかい物体 を入手！
つむぎ(216) は 何か柔らかい物体 を入手！
ひさめ(218) は 何か柔らかい物体 を入手！
ひさめ(218) は 何か柔らかい物体 を入手！
つむぎ(216) は 何か柔らかい物体 を入手！
つむぎ(216) は 何か柔らかい物体 を入手！
ひさめ(218) は 何か柔らかい物体 を入手！
ひさめ(218) は 何か柔らかい物体 を入手！

大黒猫 と別れました。

響鳴LV を 3 UP！（LV7⇒10、-3CP）
料理LV を 3 UP！（LV32⇒35、-3CP）

ヒノデ区 D-12（山岳）に移動！（体調9⇒8）
ヒノデ区 E-12（山岳）に移動！（体調8⇒7）
ヒノデ区 F-12（山岳）に移動！（体調7⇒6）
ヒノデ区 G-12（道路）に移動！（体調6⇒5）
ヒノデ区 H-12（道路）に移動！（体調5⇒4）

―― ハザマ時間が紡がれる。









ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。






針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――









声は淡々と、話を続ける。






























声はそこで終わる。



















榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。