［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　これは、職場に向かう少し前の時間軸に当たるやり取りだ。


「覚えがある、と?」



　いつもの拠点、いつもの居間で、鸚鵡返しに答えるのは相方ハクカクである。

「……ああ、先日の交戦…なんだか、前にもやったような気がしてならないんだ」
「ふぅん…」

　素っ気ないのはいつものことだ。僕は記憶の続く限り、言葉を続けた。

「あの時は、何かに怒って…怒るなんて生ぬるいものじゃないな。
怒り狂っていたんだ。僕は」
「橋では奴を食い止めようとしてたものね。私がそれを止めちゃったけどね」

　橋とは、此処から最寄りの川に『僕が建てた』アンバーブリッジ。
琥珀色の其は夕陽に映えるととても美しい色を魅せてくれる。其処を先日の戦場にしてしまったわけだが…

「どうせそん時も貴方を挑発したんでしょうね」
「だろうね…きっと、昔から僕の大事なモノを弄んだんだ…」
「まあまあ、それなら」
「それだけじゃない」
「えっ?」

　口をへの字に曲げる相方。答えを急いているのは僕だけじゃないようだ。

「当時の僕の姿だが、何パターンかあるんだよ」
「パターンが?　なに、出世魚みたいな生態なの貴方?」
「魚ではないけど段階的な物は存在する。ただね…
幼少期の記憶のはずなのに、大きいんだ。とてつもなく」
「…うん?」

　僕の意図が読めないようだ。まあ、仕方ない…

「憶測にすぎないけど、あれは『肥大化した幼少姿』だと思う」
「あっ、あぁ～、そういう…そうか。ばかでかい赤ちゃんの化物だったの」
「本人の前でも言葉を選ばないんだな君は」
「判りやすい方が良いでしょ?」

　比べるのもなんだけど、タブレットの向こうの部下と実に対称的だ。

「赤ちゃんのままでっかく、か。……成長しなかった?」
「暴走からの暴食、成長なんてしないよ…醜く肥えて暴れたんだ…」
「んん～、でもお兄さんいたんでしょ?可愛がってもらったんでしょ?」
「うん…」

　そう、僕には兄がいる。
　妹もいるがそれは今は割愛しておこう

「そうだ…兄さんに育ててもらったようなものだな…
言葉を、知恵を、知識を教え伝えてくれて…」

　育ての親と表現するならあの人こそ相応しい。僕は兄から様々なモノを与えられた。育ててもらった。
　そして大きくなった、成長して。

「…兄さんは逆に小さくなってしまったけどね」
「ああ…」

　彼女も兄の容態は把握済みだ。


　奴に体の大半を喰われて、小さくなってしまった兄を。

「…そう、だから今頼れるのは貴方だけなんだからね。
肥ってでかくなっただけの昔とは違う、強くなってでかくなった所をもっと見せつけんのよ!」
「僕もそう思っていたところだよ」

　こうして、『真の姿』に迫っていく。
　腹を括って、腹を切って…

特に何もしませんでした。

ハクカク(637) は 吸い殻 を入手！
ハクカク(637) は ボロ布 を入手！

ヤンキー をエイドとして招き入れました！

使役LV を 4 DOWN。（LV10⇒6、+4CP、-4FP）
合成LV を 4 DOWN。（LV10⇒6、+4CP、-4FP）

武術LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
武器LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）

ItemNo.8 吸い殻 から射程1の武器『根性焼き』を作製しました！
　⇒ 根性焼き／武器：強さ20／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］－【射程1】


シミュ(1427) とカードを交換しました！

摂食 （エナジードレイン）


エキサイト を習得！
クリエイト：ウェポン を習得！
リフレックス を習得！
イレイザー を習得！
サモン：ウルフ を習得！

チナミ区 D-10（道路）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 D-11（道路）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 D-12（道路）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 E-12（草原）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 F-12（道路）に移動！（体調21⇒20）

―― ハザマ時間が紡がれる。



Cross+Rose内が梅の花に囲まれた景色となる。












エディアンが香りの元へと振り向くと――









満開の梅のなか、小さな屋台を構え、窮屈そうにベビーカステラを焼く大きな鬼がいる。






鬼の口へと放り込まれる。






口をもぐもぐさせながら、無愛想に返事をする。






屋台の前ではしゃぐエディアン。






チャットが閉じられる――