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<< 2:00>> 4:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 






(荊街よりずっと遠く 南東にある国で)

(いつか遠い昔の話)








(その日)
(その小さな村では、11年ぶりの祝祭が催されていた)



村人
「ーーシンディ、おめでとう!
 ようやくこの日が来たね、同じ村人として誇らしいよ。
 君は今日、神様の子になるんだ。」


(花が舞う。祝祭の旗がはためく。村は光に包まれている)


村人
「私たちの村は、今までずっと敵国に占領されていたけれどーー。
やっと、やっと戦争に勝ったんだ。
もう、よその神様を信仰しなくていい。本当の神様を、取り戻したんだよ。」


(人々が笑っている。感極まって、涙を流す者もいる。お互いの肩を抱いている)


村人
「ーーシンディ、私たちの神様の子。何か言いたいことはある?」


(しばらく話し続けていたその人は、そこで目の前の女の子に問い掛けた)



(祝祭に彩られた村の中央には、小さな祠が設けられていた)
(祠には蝶番の開戸が付いている。中を覗くと、ちょうど真ん中に誰かが座っているのが見えた)


(――――子どもだ)


(白い民族衣装を纏った、小柄な子どもだった)
(身体は骨張って、十分な食事を摂っていない者の特徴を端的に示していた)

(その貧弱な身体に相反して)
(着込んだ装束は分厚くて、豪奢だった)


(朱色の口紅で化粧された口が、先程の問い掛けに答える)





シンディ
「まだ、死にたくない」


シンディ
村の子ども。
もうすぐ短い生を終える。


(その、たった一言で)
(祝祭に満ちた世界は表情を変えた)


シンディ
「シンディ、これから神様に捧げられるんでしょう。
でも、みんなに捕まった時からずっと言ってるけどーー。
みんながお祀りしてるこの神様は、シンディが信じてた神様じゃないわ。」

シンディ
「この神様はーーお祈りの言葉も、やり方も違う。着てる服も違う。十字架もない。」


シンディ
「この神様が、この村のーーこの国のみんながずっと、昔から信仰してた神様なのは知ってるわ。
11年前・・・シンディがちょうど生まれた年に、戦争に負けて。
みんな、無理やりよその国の神様を信じるように言われて。
嫌だったんでしょう。」

シンディ
「・・・でもね・・・。
よその国の神様でも、シンディにとっては・・・。
・・・生まれた時からずっと一緒にいた神様なのよ。」

シンディ
「十字架も聖書も、神様のお話が載ってる好きな絵本も、
ぜんぶみんなに燃やされちゃったけど。
・・・私はその神様を信じていて、愛しているの。」

シンディ
「だからね、提案なんだけど。
これからこの村は、誰でも自由に好きな神様を信じていい事にしていかない?
そっちの方がお互い、暮らしやすいと思うわ。
シンディは別にみんなの神様を否定しないから、
みんなも――――。」



村人
―ー―ー―ーああ、やっぱり子どもはこれだから困る。


村人
「いいかい?
この村にとって、あの十字架と教会の神父たちがどれだけ屈辱の象徴だったか―ー―ー。
君には、理解らないだろう?
君の父親も母親も、弟もそうだった。あの分厚い聖書を大切そうにして、毎日祈りを捧げて・・・。
――――感化されやがって。」

村人
「――――だから、私たちの神様のところへ先に行ってもらったんだ。」

村人
「・・・そして君がその最後の人間だ。」





(そうして結局、女の子が言いたいことを言い終える前に)
(最初に話し続けていた人は、最後に優しく微笑んで)


村人
「ーーーーシンディ、おめでとう。」


(そう告げた後、祠の扉に両手を掛けた)

(がちゃん、という重たい音が一度響いて)


(それきり二度と、扉は開かなかった)













シンディ
「――――ねえ、笑っちゃうよね」

(両足をぱたつかせながら、小さな女の子は話し続けた)

シンディ
「何がおめでとうなの?って感じじゃない?
シンディぜんぜん嬉しくなかったし、自分が信じてない神様のために死にたくなかったのに」

シンディ
「大人になると、話が通じなくなるのね。
ああいう大人になるくらいなら、死んだほうがマシだったかも」

シンディ
「――――でもね、今はいいのよ。
あなたと一緒にいるし、ここはいろんなものがいて面白いもん」

(「あなた」と呼ばれた先の神像は、話しかけられても返事をすることは無かった。)
(巨体を動かしながら、狭間世界をゆっくりと移動していく)





シンディ
「――――イバラシティ。異能力者の街。
誰とも異なるあなたたちは――1つ違えば、そのせいで誰からも否定されていたかもしれない」

シンディ
「アンジニティは否定の世界。
例え、過ごしやすい場所じゃなくても――誰からも否定された私たちを受け入れたわ」

シンディ
「だからね――――アンジニティは救済の世界なのよ。
暗くて冷たい生き方しかできなかったり、
そういう在り方でしかなかった『存在<モノ><私たち>』のための、特別な世界なの」


シンディ
「――――そういうやさしい世界はもっと、広くしていかなくっちゃ。
 ――――『否定された存在』にも居場所はあるって、教えてあげなくちゃ」







ENo.909 スカリム・ヴェノケルコス とのやりとり

スカリム
「ああ、君は……、この間、お弁当を作った子か。
――この間っていうか、1時間前なのか。ここは1時間ごとに色々と流れ込んでくるせいで、分からなくなりそうだよ。」

スカリム
「ここには色んな人がいるから、一概に「調子はどう?」って尋ねても返ってくる答えはみんなてんでバラバラだ。
侵略する側がこれじゃあね、足並みが全く揃っていない気がするよ。
かくいう僕もあんまり興味がなくてねぇ……。」

スカリム
「きれい?ふふッ、ありがとう。こっちサイドの人達は色んな世界から来ているせいか、価値観も美意識も違うみたいでね。
そう言ってくれる人がなかなかいないもんだから、きれいだって、言ってもらえたらとても気分がいいよ。

本当かい?器用なんだね。
じゃあ、次に会うときには似合う髪飾りをお願いするね。」






ItemNo.6 不思議なお弁当 を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(22⇒23
 今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















カレーパン布教委員会
ENo.594
祈祷する信仰者:シンディ
ハザマに生きるもの
ヤンキー
















TeamNo.139
ENo.139
スシキ
カレーパン布教委員会
ENo.594
祈祷する信仰者:シンディ








シンディ(594)パンの耳 を入手!
シンディ(594) を入手!






領域LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
装飾LV3 UP!(LV23⇒26、-3CP)

キョウジ(960) とカードを交換しました!

刑死者のアルカナ (ワイヤートラップ)


アクアヒール を研究しました!(深度0⇒1
ヒールポーション を研究しました!(深度0⇒1
ポーションラッシュ を研究しました!(深度0⇒1

プロテクション を習得!
プロビデンス を習得!
タクシックゾーン を習得!





チナミ区 M-6(山岳)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 N-6(山岳)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 O-6(山岳)に移動!(体調21⇒20
チナミ区 P-6(道路)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 Q-6(道路)に移動!(体調19⇒18













―― ハザマ時間が紡がれる。



Cross+Rose内が梅の花に囲まれた景色となる。



エディアン
「皆さんこんにちはー!!
 私はいま、梅楽園に来ていまーす!」



エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



エディアン
「・・・・・何か匂いますね。(くんくん・・・)
 ・・・これは!・・・パンケーキの香りッ」



エディアンが香りの元へと振り向くと――



ベニ
二本の角を持つ体格の良い赤い大鬼。怖い顔。
ネジリハチマキを頭に巻き、ボロボロの法被を着ている。



ベニ
「残念、こいつはベビーカステラだ。」



満開の梅のなか、小さな屋台を構え、窮屈そうにベビーカステラを焼く大きな鬼がいる。



エディアン
「ベビーカステラ!?私も食べてみ――」
ベニ
「残念、品切れだよ。」



鬼の口へと放り込まれる。



エディアン
「・・・・・。・・・何なんですか?
 ただ美味しいものを見せつけたい人ですか?」
ベニ
「ああそうさ、羨ましいだろ。」



口をもぐもぐさせながら、無愛想に返事をする。



エディアン
「・・・どうしてこんなところでこんなことを?」
ベニ
「あー、あんたエディ・・・アン?だったな。俺はベニだ。イバラじゃアカツカという名だった。
 あちらの生活がクセになっちまったようで、同じように梅楽園でこれを焼いちまってる。」
エディアン
「そうですか・・・ それにしても、よく道具や素材がありましたねぇ。」
ベニ
「残骸を根気強く漁ってみろ。イバラシティの物が深く埋もれていたりする。
 何故か新鮮な食い物だったりな。アンジニティに比べりゃここハザマすら天国だ。」
ベニ
「俺の住処ら辺にも食材が在ったようで、いま仲間に運ばせている。
 届いたらどんどん焼いてやる。飢えてっだろ、アンジニティ連中は。」
エディアン
「本当ですか!?それは楽しみですっ!!
 準備ができたらまたこうして連絡してくださいね!絶対行きますッ!!」



屋台の前ではしゃぐエディアン。



ベニ
「・・・あいよ、よろしくよろしく。あー、有料だから金は用意しとけよ。」
エディアン
「はい!皆さんもぜひぜひ訪れてみてくださいねぇ!!
 それでは、また来週・・・じゃなくって―― また1時間後っ!!」



チャットが閉じられる――














カレーパン布教委員会
ENo.594
祈祷する信仰者:シンディ
ハザマに生きるもの
大黒猫




212 521


1st
大黒猫


















カレーパン布教委員会
ENo.594
祈祷する信仰者:シンディ
Team『SEVEN』
ENo.1387
〝七番目の少女〟と〝奇跡の青年〟




366 224









ENo.594
祈祷する信仰者:シンディ
【イバラシティ】
性別:女性
年齢:15歳
身長:150cm

褐色肌のシスター。

ヒノデ区の端にある、古びた教会の修道女。
明るく優しく健康的な性格で、信仰心に厚い。
普段は教会の布教活動や慈善事業、運営業務に携わっている。


修道服を着ている時はシスターモードになるらしく、大人びた口調なことが多い。
たまに年相応の幼さが垣間見える。
清く正しいシスターとしての自分を理想に描いているが、
まだまだ子供っぽさと隣り合わせ。


遠い南東の異国で生まれ、幼い頃に教会の神父と共にイバラシティに移り住んできた。


趣味は刺繍と食べること。
小柄なわりにはもりもりご飯を食べる。
好物はカレー。


【アンジニティ】
性別:女性
年齢:11歳
身長:130cm

子どもの女の子。

いつも神様と一緒にいる。

アンジニティのことを「否定された者への居場所」と考えており、
それを広げることが、否定された誰かのためになると信じている。

イバラシティでの自分については、
まるで無関係だと思っている姿をせせら笑っている程度。
それ以上の気持ちは抱いていない。

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◽︎異能力:
祈リヲ贖ウ偶像ノ奇蹟《Gloria・Gloria・Gloria》

狭間時間でのシンディは、背後に常に『神像』ーーつまり、彼女が信仰している唯一神そのものが具現化している。
この神像に対して『祈る』行為を通して、
様々な超常現象を現実にすることができる能力を持つ。

とは言え。
当然、こちらの世界の理に干渉できる範疇には限界があり
全知にして万能という訳ではない。

この能力は狭間時間でのみ顕現する。
イバラシティのシンディは、自身を異能力者だとは思っていない。

思っては、いない。

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⚫︎プレイス
古教会:ヒノデ教会(ヒノデ区 B-17)
http://lisge.com/ib/talk.php?s=477

●設定絵(イバラ時)
https://files-uploader.xzy.pw/upload/20190217215927_7364726961.png



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アンジニティに堕ちる前の世界では、改宗に応じなかった異端者として神への生贄とされた。
18 / 30
92 PS
チナミ区
Q-6
行動順4【特攻】AT・DX↑
4500
330







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4ゴッドパワー武器33攻撃10【射程1】
5琥珀石の腕輪装飾33幸運10
6パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
9素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
10剛毛素材10[武器]束縛15(LV30)[防具]加速15(LV30)[装飾]敏捷15(LV20)
11素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
幻術10夢幻/精神/光
呪術10呪詛/邪気/闇
領域5範囲/法則/結界
装飾26装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6020敵:攻撃
ピンポイント6020敵:痛撃
クイック6020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
シャイン5060敵貫:SP光撃&朦朧
ダークネス5060敵:闇撃&盲目
プロテクション5060味傷:守護
ディム50140敵:SP光撃+敵:SP闇撃
プロビデンス50120味全:祝福
タクシックゾーン50140敵全:猛毒
エナジードレイン60160敵:闇撃&DF奪取
コンフュージョン50100敵:混乱

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷650【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力650【戦闘開始時】自:MHP増
体力650【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
光特性回復520【戦闘開始時】自:光属性スキルのHP増効果に光特性が影響





被研究カード名/スキルEPSP説明
炎ノ狂宴
(ファイアボール)
0180敵全:火撃
刑死者のアルカナ
(ワイヤートラップ)
0140敵:罠《ワイヤー》LV増 ※【被攻撃回避後】自5:精確攻撃(1回のみ)




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]エキサイト[ 1 ]アクアヒール[ 1 ]ヘイスト
[ 1 ]ラッシュ[ 1 ]ヒールポーション[ 1 ]ポーションラッシュ



PL / ユウ