［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　
■月■日


夕暮れ、オフィスの窓をつつく様な音がして、目を向けると一羽の鳥が止まっていた。
良く見れば、それは、複雑に折られた紙で出来ていて、私が窓を開けるのをじっと待っているようだった。


このような回りくどい――良く言えば古風なやり方を好む人物を、私は一人しか知らなかった。


窓を開けると、鳥は訳もないといった風でオフィスへと入り、机の上で一枚の紙へと広がった。
そこには癖字で、しかし確かにこう書かれていた。


『ありがとう。
　でも危ないから、後はオイラに任せてね。』


『スペ・ストレン』と著名されたその手紙は、読み終わると速やかに焼け落ち、塵に帰った。


手を引け、と。
彼の者から出た指示は、ただ、それだけだった。



しばらくソファの上で、仕事もせずにぼんやりしていると、電話が鳴った。
何の電話だかは、出るまでもなく予想が付いていた。


電話の主は先日連絡を取った特工の部隊長で、『定期連絡用の秘匿回線に未登録の端末から複数回アクセスがあったこと』、『発信源の端末は日本支部に割り当てられているものと同種であること』、『当該端末は初期不良で回収、破棄されたはずで、欠番扱いになっていること』を報告した後、これ以上の調査は行わない方針であることを述べた。

恐らく、彼の所にも差し止めが入ったのだろう。


「済まない。」


そう呟く彼に礼を述べると、電話を置いた。



恐らく、今、私の身に起こっている記憶の齟齬も、そう遠くないうちに『修正』され、何時しか普段通りの日常へと帰っていくことだろう。

誰の記憶からも消えてしまった、彼だけを残して。


しかし、どうか。

どうか、全てが終わったその日には、また、彼の存在する世界がそこにありますように――



『特定記録保護室所管　スピネラ・フェーデ報道官の手記』

ItemNo.7 野菜炒め を美味しくいただきました！
　体調が 1 回復！（21⇒22）
　今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

ユイ(64) は 藍鉄鉱 を入手！
シキ(113) は 平石 を入手！
魔女ナヴィーニャ(326) は 藍鉄鉱 を入手！
赤錆(524) は 平石 を入手！
魔女ナヴィーニャ(326) は 吸い殻 を入手！
魔女ナヴィーニャ(326) は 不思議な雫 を入手！
魔女ナヴィーニャ(326) は 何かの骨 を入手！
ユイ(64) は 大軽石 を入手！

幻術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）

ユイ(64) の持つ ItemNo.7 不思議な食材 から料理『不思議な野菜炒め』をつくりました！
シキ(113) の持つ ItemNo.6 不思議な食材 から料理『不思議な野菜炒め』をつくりました！
魔女ナヴィーニャ(326) の持つ ItemNo.6 不思議な食材 から料理『不思議な野菜炒め』をつくりました！

九々之助(86) とカードを交換しました！

制縛：力み （ウィザー）


ヒールポーション を研究しました！（深度0⇒1）
ヒールポーション を研究しました！（深度1⇒2）
ヒールポーション を研究しました！（深度2⇒3）

シャイン を習得！
リフレクション を習得！
プロビデンス を習得！

チナミ区 J-11（山岳）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 J-12（道路）に移動！（体調21⇒20）
チナミ区 K-12（道路）に移動！（体調20⇒19）
チナミ区 K-13（道路）に移動！（体調19⇒18）
チナミ区 K-14（道路）に移動！（体調18⇒17）

―― ハザマ時間が紡がれる。









花の香りと共に、Cross+Rose内が梅の花に囲まれた売店のある景色に変わる。






何か甘い香りが漂っている売店のほうを見ると――






静かに何かを作っているふたり。






榊の質問に、反応する。






そう言って焼いた団子を隣りに渡す。






団子にもっさりとアンコを乗せ、榊に手渡す。









両手でピースサインを出すカグハ。






ピースサインを下ろそうとするカオリ。



Cross+Rose内の景色が元に戻り、ふたりの姿も消える。






チャットが閉じられる――