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<< 2:00>> 4:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




―  ――   ――――    ―――――


一瞬の感覚のズレには慣れた。しかし、転移する間に貯まった記憶の逆流には慣れない。
二つの世界の自分は、全く同じ自分だが、記憶の差異によって、もう別人の記憶のように感じる。
三回目の転移。
四人…。もうそれだけの転移の間に四人を殺している。正確には四匹かもしれないが、それは些細なこと。
アンジニティ勢力を削れば削るほど、あの人達の笑顔が守られると思うと何でもできる。

ネオンは荒れた土地を歩き出す。止まっていても何もできない。
探索による武器の調達や知り合いとの接触、敵の殺傷、全ての行動が意味あるものとなる。
冷静な思考はAIが処理するが、感情だけはそうもいかない。

「…ホワイトデー、楽しかったなぁ…
 温泉番長さんも…真紅お姉ちゃんも…マナカお姉ちゃん、
 ランニアお姉ちゃんもちゃんと受け取ってくれて…嬉しそうだった…」

あちらの自分が運んできた幸せな思い出。眩しすぎる。辛すぎる。
歩きながらじっと自分の手を眺める。
ホームレス生活のせいか少し硬くなっており消えない怪我もあるが、比較的綺麗だ。
いや、綺麗に見えるだけだ。

「もう僕のこの手は……」



冷静な解析を進めるAIが近付く人間を捕捉する。

「キミ、まさか…本当にネオン君かい?」
「……どなたでしょうか?」

自分の名前を知る存在を観察する。
黒毛に赤目に黄色眼鏡・小太り、おそらく30代男性と予想する。
しかし、そんな人物知らない。会ったことがない。

「否定しないという事は本物かぃ…。
 いやはや、流石ハザマ!!なんでも有なんだな!あれれ?!
 私の名前を知らないのかい?!えっだってキミはネオン君だろう?!」
「…すみません。わかりません。教えてくれませんか?
 あとなぜ僕を知っているのですか?」
「あぁ!その声!!その表情、本物だ!これは私だからこそ解ることッ!いやあ~神様ァ!エディアンン!感謝します!」
「…あの、聞いてますか? 答えないならもう行きたいのですが…」
「…そうか!すぐ気付かなかったのは…髪が伸びたんだね?色を変えているんだね!
 そうだそうだ!キミの髪色は全部『青色』だったものな!!イメチェンかい?!それもかわいいね!」

「……。この白いのは…白髪です。そうですね、昔よりも髪が伸びました」
「おいおい…マジかよ…。何をそんなにしたらそんな姿になるんだい?!辛かったんだねェ…キミのチャンネルが消えてから苦労したのかい?!」
「色々あったので…。貴方の質問に答えても、僕の質問には答えないなら、もう行きますね…」

男の前を通り過ぎようとする。



「R Y O RYOだ」

悪寒が走る。

「…RYO…お兄さん…?」

男の口が歪に曲がる。

「わかったようだね。キミに投げ銭した額は、7桁はいっていたかな。キミをずっと応援していたよ」

コメントでしか知らない存在。
画面の向こう側で見ていた一人、しかも過度な熱を持つ一人のリスナー。
過熱した投げ銭によってチャンネル内で一定の地位を得て、両親に動画のリクエストを飛ばした一人。
特に辱められる内容が多かった畏怖の存在。

そんな存在が目の前にいた。


『30,000円の投げ銭ありがとうRYOお兄さん。大好きですよ』
過去の言わされた言葉をAIが引っ張り出してくる。

__________




RYO。男は、いや怪物は興奮していた。下腹部の血が濁流のように回ってマグマのような熱を蓄えていた。

別世界で数多の罪でアンジニティに流刑された怪物は、この世界でも罪を重ねていた。
その中の一つが小児○○○○○。

姿・記憶の改竄でイバラシティに潜りこんでも怪物は歪んだままだったが幸いなことにそこで罪を犯すことはなかった。
変わりに偶然ネット配信で見つけたネオンに傾倒していく…。
あまりにも大好物、あまりにも標的、あまりにも○○○○…。
多くの時間、お金を費やし、ネオンへの虐待を加速させていく。
実態のない存在への投資という欲望の願いは、ある種の儀式のようにもなっていたはずだ。

だからこそ、願いが叶ったと神に感謝。

興奮の極地。
きわめて冷静になろうと諌めても隠しきれないのは先の会話通り。
文章で表現することが困難な想像を重ねている。あえて一言で凝縮するなら「犯」

怪物は人間に擬態したまま罪を犯す。

__________


「今の返答で、キミの質問は全て答えがでるだろう?じゃあ次は私の質問だね?!ネオン君は一人かいッ?!」
「はい…。一人で逃げのびています。RYOお…RYOさんもお一人ですか?」
「おいおい!昔のようにお兄さんと呼んでほしいなぁアぁ? …まあいいさ。キミが成長しているようで嬉しいサ。
 私も独りだ。味方を捜している。きっとキミもそうだろう?!キミは掴んだら折れそうなほど細くてすぐに壊れてしまいそうだ!!」
「はい…、僕も助けてくれる人を捜しています。今のままではもう無理かもしれません…」
「あっはっは!ネオン君、今のは質問じゃないぞおオ?!緊張しているのかな?!いいよいいよ!聞きたいことがあるならどうぞ!」
「RYOさんは、どちら側ですか?」
「…私はイバラ側サあ!きっとネオン君と一緒だと信じている!なぜなら私達は繋がっているカラさぁ!」
「…良かった。僕も同じです。あぁ…良かった…。安心しました、知っている人がいてくれて…」


…マジか?マジか?!!マジか?!!!!!警戒されていると思ったが、これはもしかしてもしかしちゃうかアァ?!
最ッ高のシチュエーションで!!○○○○して、○○○して、○○せるのかい?!あああネオン君んんn!!!

「…さっき言った白髪が本当ならキミの苦労わかってあげれるヨ。同じイバラ側だ。私と一緒に戦わないかい?いや、守ってあげるヨ」
「…本当…ですか?裏切ったりしませんか…?だってここに来る時も…あぁ…」
「何があったか知らないが、キミのミカタさ。だってキミは私のこと知っているだろう?どういう人間か知っているのだろう?」
「はい…。ずっと見てくれていましたから…」
「なら、ほら信頼してくれとは言わないが…一緒に着いてくるだけでイい。信頼はそこから積み重ねればいい」
「…でも…」
「そうカ…。ここで色々あったのだろう。私も危険な目にあった。その気持ちは理解できる
 だからこそ、共有して協力するべきじゃないのかい」
「……」
「…仕方ナい。ネオン君は大好きだが、信用してくれないのなら…ここでお別れだ。…変わらず応援しているよ」
 コイ…コイ…来い!!!来い!!!!!!!

男が背を向けて去ろうとするその時

「…ま、待ってください!置いていかないでください…!」
少年が弱々しく叫び力なく駆けて、男の背中を追う。

来たアアアァあああ!!そうだよソウだよ!!!この展開が最ッ高なんだよ!!!あああこれから信用させて、高まった時に裏切って歪んだ顔を眺めながら…嗚呼!ダメダメ!まだ我慢だア!
だが、だがアアあ!最後は俺のアレでブッすりと

ザクッ


怪物の背中に少年の姿はなく、ナイフが鋭く突き刺さっている。
ネオンは、差し込んだナイフを力の限り「回し」刃先を横に「切り込みながら」引き抜くと、すぐに離脱し10m距離をとる。

「う、ギギイイイイイ!!ネオン、ア前ぇ!!!何してんダア?!!」
片肺と心臓付近を痛め、体を地面に落としもがき苦しむ。

「お前のことなんて信じると思ったのですか。行動なんて昔の言動で大体の予想はつきます」
「エディアン。その名前を口に出した時点でアンジ側です」
「…痛いですか?配信時に貴方が薦めたゲームで同じ箇所を刺されましたよ。痛いですよね」
「刃先には毒を塗っています。すぐ楽になりますよ」

ネオンが語りかける中、咆哮を続けて殺意を向けていた怪物は苦しみの呻きを全て吐き出し動かなくなった。

この土地で殺した相手から奪った時計を見る。
既に動かない死体に大きな石を投擲し、死後反応を観察しながら10分待つ。
その間、これまでのことを少し思い出すだろう。
毒は、二つの世界で存在する野草の毒。これはイバラシティの図書館で学んだ。
エディアン。これは殺したアンジが言っていた榊の対比の存在。
AIが算出した人物像。あんな事を平気でする怪物が人間なわけがない。



その後、すぐ反撃できるよう構えながら近寄り、ナイフで脚の腱、頚動脈、目を切り込む。反応はない。
死の擬態の可能性が消えて一息はいた。

「もうあの時の僕とは違うんですよ。…貴方の所持品、使わせてもらいます」

「ビニールに入った…肉…?もしかして食料…?怪物の目先を変えるために使えるかもしれません。
 えと、これは拳銃、ですね。…大きいですね。試しますか。RYOさん、実験台になってくださいね。 …んん!グッ…痛い…。一発打てるかどうかですね…
 ユミールお兄さんなら扱えそうなので、持っておきますか」


___


「ふぅ…。これで侵略阻止に一歩近付きました。」

一通りの作業が終わり、ふと手を見ると血だらけだ。
ホワイデーの記憶。ランニアお姉ちゃんに言った言葉。

『…ランニアお姉ちゃん、僕が大人になったら、綺麗で美味しい手作りのお菓子をたくさんたべさせて喜ばせてあげます……僕は頑張り屋さんですからね?』


「…僕は頑張り屋さんです。今も頑張っていますよ…でも、でもこんな手で作ったお菓子…食べてくれるのでしょうか…?」


一粒の涙が流れる。地面に落ちる前に世界が反転する―――――






ItemNo.8 焼きそばパン を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(25⇒26
 今回の全戦闘において 攻撃10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン
ハザマに生きるもの
ヤンキー
















TeamNo.874
ENo.874
十繕寺一楽
TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン








ネオン(484)アルミ缶 を入手!
ネオン(484) を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
ネオン(484) のもとに ヤンキー がスキップしながら近づいてきます。






武術LV3 UP!(LV13⇒16、-3CP)
武器LV2 UP!(LV13⇒15、-2CP)

ItemNo.1 不思議な武器ItemNo.4 不思議な牙 を付加しました!
 ⇒ 不思議な武器/武器:強さ10/[効果1]- [効果2]攻撃10 [効果3]-【射程1】/特殊アイテム

ItemNo.1 不思議な武器 に ItemNo.5 不思議な石 を付加しようとしましたが、既に効果2が付加されていました。

ティーナ(709) とカードを交換しました!

天使の祈り (ブレス)


イレイザー を研究しましたが既に最大深度でした。
イレイザー を研究しましたが既に最大深度でした。
イレイザー を研究しましたが既に最大深度でした。





チナミ区 H-8(沼地)に移動!(体調26⇒25
チナミ区 I-8(草原)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 I-9(沼地)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 I-10(道路)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 J-10(山岳)に移動!(体調22⇒21













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・おや?何だか良い香りが。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



花の香りと共に、Cross+Rose内が梅の花に囲まれた売店のある景色に変わる。




「香りまで再現、高機能な代物ですねぇ。」

「しかし香るのは、花の匂いだけではないような・・・」



何か甘い香りが漂っている売店のほうを見ると――



カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。



静かに何かを作っているふたり。




「ごきげんよう。それは・・・・・団子、ですか?」



榊の質問に、反応する。



カグハ
「団子いっちょーう。180円。カオリちゃん、具。」



そう言って焼いた団子を隣りに渡す。



カオリ
「はいはいカグハちゃん。はいアンコ奮発しちゃうよー!!」



団子にもっさりとアンコを乗せ、榊に手渡す。




「おお・・・これはこれは美味しそうな!ありがとうございます。」



カオリ
「・・・・・って、チャットでやってもねー。無意味だねぇ!無意味っ!!」
カグハ
「ホンモノ食べたきゃおいでませ梅楽園。」



両手でピースサインを出すカグハ。



カオリ
「いやまだお店準備中だから!来てもやってないよー!!
 材料創りはカグハちゃんなんだから自分で知ってるでしょ!!」



ピースサインを下ろそうとするカオリ。



Cross+Rose内の景色が元に戻り、ふたりの姿も消える。




「いただいた団子は・・・・・これは無味ッ!!味の再現は難しいのですかね。」

「まだ準備中のようですが、こんな世界の中でも美味しいものをいただけるとは。
 いつか立ち寄ってみるとしましょう。」



チャットが閉じられる――














TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン
ハザマに生きるもの
ハニワ




555 653


1st
ハニワ


















TeamNo.459
ENo.459
鳴瀬 地登里
TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン




565 231









ENo.484
由羅 ネオン
由羅 ネオン

性別:男
年齢:2歳
身長:120cm

とある世界の無関係の男性二人がバ美肉してネットで出逢い恋し、しまいにはバーチャル結婚を得てAIショタを出産(設定)するも、そのAIが自我を持ってすくすく育ち、バーチャル世界に嫌気がさして現代に受肉した苦難系AIショタ。

人生に少し疲れている。

ホームレス生活をしている。

両親が憎い。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

青い腕は異能の【自動投銭集金回路】。数字は所持金額。
ネオンに具体的な金額を投銭したいと思えば自動で回収されてしまう。限度額は一回3万円。謎の手数料が30%とられて数字に加算される。このお金は電子マネーでしか使用できない。

現在の所持金額は180万↑

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

プロフ絵一枚、カードイラスト一枚:宮沢原始人様コミッション
21 / 30
43 PS
チナミ区
J-10
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4600
325







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10攻撃10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7美味しい草食材10[効果1]体力10(LV10)[効果2]防御10(LV20)[効果3]治癒10(LV30)
8アルミ缶素材15[武器]攻撃15(LV30)[防具]防御15(LV30)[装飾]防御10(LV15)
9素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術16身体/武器/物理
解析10精確/対策/装置
武器15武器作製に影響
付加10装備品への素材の付加に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6020敵:攻撃
ピンポイント6020敵:痛撃
クイック6020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール6020味傷:HP増
決3エキサイト5040敵:攻撃+自:AT増(1T)
プリディクション5060味列:AG増(3T)
アキュラシィ5080自:連続減+敵:精確攻撃
イレイザー50150敵傷:攻撃
クイックアナライズ50200敵全:AG減
ウィークポイント50140敵:3連痛撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃650【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒650【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
手翼
(ブレイク)
020敵:攻撃
天使の祈り
(ブレス)
060味傷:HP増+祝福




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]イレイザー



PL / PeL