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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




ダンボールハウスストリートで真紅から学んだ数式を復習していた。
復習は楽しい。勉強が楽しいのもあるが真紅との楽しい会話を思い出すからだ。
しかし、さすがに何時間をしていると眠くもなる。睡魔に襲われおおきなあくびを一つ。

───世界の暗転。

瞼が開くと、世界の終着点にいた。

突然ハザマ世界に叩き落とされた少年は、冷静だった。
電子世界から現実世界に実体化した身からすれば二度目の世界変異。
違いがあれば、望んだ変異と望まない変異。
何気なく荒れ果てた平地を見渡すと、ここで生きるには厳しすぎるなぁと呟いた。

由羅ネオンは生きるのに疲れていた。

生きていて楽しかったことなどない。

生誕してから現実世界住人の玩具だ。

イバラシティに変異してからも日々を食い繋ぐのに精一杯で
時折、暴力や強奪にも遭って人知れず泣いた日も少なくない。

由羅ネオンは生きるのに疲れていた。

大きな脅威に飲み込まれたらすぐ命の手綱を手離してしまうほど。

今まで生きてこれたのは単純に運が良かったからだろう。

だから目の前にいる小さな異形の怪物と対峙した時、思う。

「天国ってあるんですかね…」

『グガァァァ…』

怪物は応えるように触手を振るう。

「やっと終わりかなぁ…」

触手が少年の頭に当たると鋭い金属音が鳴った。













───────数ヶ月前の少年ならそうだった。


触手は空振り、放り投げられたバットのように放物線をえがき地面に血を撒き散らす。
怪物は産まれたての子供のように泣き喚いたあと、動揺と怒りを孕んだ感情を天に叫ぶ。

ネオンの手にはナイフが握られている。
胸元に潜めていた凶器が命を繋いだ。
咄嗟の行動で身を屈めて、触手の軌道線にナイフ突きたて、タイミングを合わせて振りぬいたのだ。

「はァ…!はァ…!…侵略…?!お前が、お前らが侵略者か?!」

右目を怪物の血で汚し、文字通り血眼で怪物を牽制する。

走馬灯のように奔る日々の映像。

日々の奔走で埋もれていた『榊』からのメッセージ記憶。

拾った本を売って過ごす日銭生活を支えてくれる大人達。

冷たいが多くの物事を教えてくれるマスター。

美味しいご飯をご馳走してくれてお花について教えてくれた緋桜お姉ちゃん。

ダンボールハウスストリートに住み、まだお返しが出来ていないトウマお兄さん。

夢だった先生と生徒の関係性を叶えてくれた優しい真紅お姉ちゃん。

少し意地悪だけどずっと心配して見守ってくれているマナカお姉ちゃん。

新しい発見と知識を授け、お湯で心を暖めてくれた温泉番長さん。

そして

「お姉ちゃんの…ランニアお姉ちゃんが…いる世界を…お前らなんかに侵略させるかァ!!!!」

大声で怯んだ怪物に突っ込む。
何ヶ月も一日中歩いて鍛えられた脚力が活きて、一気に間合いを詰めると怪物の眼を凶器を生やす。
ネオンの手には死の感触があった。
眼の奥にあった脳に相当する箇所が損傷したのだろう。叫び声がすぐに途絶えると怪物は荒れた土地の一部に成り落ちる。

「んっ……うげぇっ!うおえ゛ぇ…!ぐえぇ…んんっ…はぁ…はぁ…」

怪物に死をプレゼントした罪悪感と
吐き出した異臭や汚れた血への拒否感と
恐怖から解放された安堵感が混じった、前後不覚の感覚で胃物を全て吐き出してしまう。
自分の嘔吐物を眺めること数分、少しの冷静さを取り戻すと次の恐怖が顔を覗かせる。

「…ッ!僕がここにいるってことは…みんなも…ここにいる可能性がある…?助けにいかなくちゃ!!」
「僕だけなら…僕だけなら何されてもいい…。でも、でも!もしランニアお姉ちゃんや温泉番長さん、真紅お姉ちゃん…マナカお姉ちゃんがあいつらに襲われていたら…」

イバラシティで生きる意味を教えてくれた人達が血に染まる姿を想像する。

「…嫌だ。いやだ。イヤだ。それだけは絶対に嫌だ」
「痛みには慣れている。辱めにも耐えられる。死んでもいい。だけどあの人達の悲しい顔だけは見たくない…」

しかし血の気が引く想像が思考をより冷静にさせてしまう。

「この世界には…あんな…怪物たちがもっと沢山いるんだ…。もっと強い奴も…僕がいても役に立たない…守れないし、助けられない…そればかりか僕のせいで何かあったら…」
「それに…皆が………アンジニティ…侵略者…かもしれない…」

一番考えたくない想像をして泣きそうになる。

その時ふと頭に過ぎったのは温泉番長との一時。
温泉番長からの憐れみの投げ銭と、本心からの友情という離反した思いが両立・共存する事例。
あるはずのない湯が身体を包む。

「そうだ…確かめればいい」
「この世界にあの人達がいなければ、それでいい。僕は侵略者と死ぬまで戦う」
「この世界にあの人達がいれば、……どちら側か確かめればいい…」
「もしイバラシティ側なら一緒に戦う。…足手まといなら一人で戦えばいい…」
「………アンジニティ…なら……ぐっ…」

しかしそのためには力が必要だ。
身体は小さい。知識も未熟。武器は少ない。
だが、何でもいい。自分の総力を発揮しなければいけない。
異能も、手持ちの凶器も、知識も、経験も─── 経験?


     ブウゥゥゥン


突然、頭の奥で起動音が鳴る。
極限状態の脳が求めたものが、記憶がインストールされる。
現実世界に来る際に蓋をされた電子世界での思い出したくない記憶を、思い出した。

現実世界で創造された電子世界は仮想のものだが、
電子世界の住人にとっては現実そのもの。

そこで親に強制されたゲームは、現実だった。
そうだ、思い出した。



──────僕は、弄ばれた。 親によって性格を弄られ、面白おかしく玩具にされ皆に配信された。

──────僕は、暴力に晒されていた。 画面での表現をぼかし特殊な感情の的となった。

──────僕は、人を殺したことがある。 先程の死の感触を知っていた。

──────僕は、何度も死んでいる。 データは死なない。


濁流の記憶が脳髄を流れる。
記憶とともに眠っていたAIが現在までの経験を整理、活用する手段を算出する。
今まで軽度に覚えていた過去は氷山の一部で、これが本当の自分なんだと笑う。




あはは──、これじゃ僕が怪物みたいだ。


「大好きなランニアお姉ちゃん…待っていてください…今の僕ならきっと貴方の助けになれます」








◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


―― ハザマ時間が紡がれる。

榊「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆






ItemNo.7 不思議な食材 を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(30⇒30
 今回の全戦闘において 治癒10 が発揮されます。















TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン
ハザマに生きるもの
歩行雑草
















TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン
TeamNo.917
ENo.917
タチバナ・コウジ








ネオン(484)美味しい草 を入手!






焼きそばパン(50 PS)を購入しました。

武術LV3 UP!(LV10⇒13、-3CP)
武器LV3 UP!(LV10⇒13、-3CP)

ItemNo.4 不思議な牙 に ItemNo.5 不思議な石 を合成しようとしましたが、LVが足りないようです。

卯島(167) とカードを交換しました!

アミューズメント景品『鰐淵さん』 (ストライキング)


イレイザー を研究しました!(深度0⇒1
イレイザー を研究しました!(深度1⇒2
イレイザー を研究しました!(深度2⇒3





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 E-6(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 E-7(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 E-8(道路)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 F-8(草原)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 G-8(沼地)に移動!(体調26⇒25













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン
ハザマに生きるもの
ミニゴースト




242 563



2nd
ミニゴースト

















TeamNo.484
ENo.484
由羅 ネオン
TeamNo.1664
ENo.1664
ダイモス




346 654









ENo.484
由羅 ネオン
由羅 ネオン

性別:男
年齢:2歳
身長:120cm

とある世界の無関係の男性二人がバ美肉してネットで出逢い恋し、しまいにはバーチャル結婚を得てAIショタを出産(設定)するも、そのAIが自我を持ってすくすく育ち、バーチャル世界に嫌気がさして現代に受肉した苦難系AIショタ。

人生に少し疲れている。

ホームレス生活をしている。

両親が憎い。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

青い腕は異能の【自動投銭集金回路】。数字は所持金額。
ネオンに具体的な金額を投銭したいと思えば自動で回収されてしまう。限度額は一回3万円。謎の手数料が30%とられて数字に加算される。このお金は電子マネーでしか使用できない。

現在の所持金額は180万↑
25 / 30
22 PS
チナミ区
G-8
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4300
315







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7美味しい草食材10[効果1]体力10(LV10)[効果2]防御10(LV20)[効果3]治癒10(LV30)
8焼きそばパン料理10[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術13身体/武器/物理
解析10精確/対策/装置
武器13武器作製に影響
付加10装備品への素材の付加に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
エキサイト5040敵:攻撃+自:AT増(1T)
プリディクション5060味列:AG増(3T)
アキュラシィ5080自:連続減+敵:精確攻撃
イレイザー50150敵傷:攻撃
クイックアナライズ50200敵全:AG減
ウィークポイント50140敵:3連痛撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
アミューズメント景品『鰐淵さん』
(ストライキング)
0150自:MHP・AT・DF増+連続減




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]イレイザー



PL / PeL