吸血鬼名:モフ・b・ザオガー
兎獣人名:モフ・ラビッティア
総合名:モフ・ラビッティア・b・ザオガー
★立ち位置★
元居た世界でダンジョン内の別の場所に飛ばされる転移の罠を踏んだ瞬間今回の事件が起きた為、時空干渉が起きて騒ぎに巻き込まれた不幸な身の上であり、どうやらイバラシティ住民として異能から認識された様子。
PROFILE
《外見》
桃髪ストレート(肩までの長さ)
桃色の眼(赤の方が似合うかも)
普通サイズ乳(cとかdあたりで)
イカ腹(御腹が少し出てる
背は低め《124cm位》
耳が兎(聴覚めっちゃいい)
吸血兎(ヴァンパイア・ラビット)
村が吸血鬼化してから30年ほど経過している。
《種族》
元々は兎獣人であり、吸血鬼に感染して吸血兎獣人になった。
兎獣人として元々持っていた四肢や胴体を変化させる能力がある。(通常モードの人間態⇔高出力モードの半兎態)
成長老化は通常の(兎獣人と比べて)10分の1の速度で成長し、加齢による能力成長が終わると成長老化が完全停止する。
《下級吸血鬼》
モフの村の元々の村民たちの吸血鬼としての階級。最上級吸血鬼《真祖》であるミリーに吸血鬼化された以上本来なら上級クラスの吸血鬼になるハズなのだが、多数を短い時間で感染させる必要があった事からミリーの血液の注入量が下がり下級吸血鬼となった。
また、致死性の病に感染していたとはいえ死までは時間があった事から《少ない血による低速な吸血鬼化》でも救えた事も理由の一つ。
様々な動物や霧への変化や感染・魅了などの異能は無く、上級や中級と比べて少ない魔力量や身体能力の向上など全体的に能力としては劣る反面、日光や流水の影響を受けても元の種族程度に身体能力が一時的に下がり具合が悪くなるだけなど欠点らしい欠点がないという長所もある。(ただし聖水はカブレる
(通常吸血鬼が日光を浴びた場合灰になってしまい、日光が途絶えるまで復活できない。圧縮される等魔術干渉を受けて強化された陽光や上位聖水を受けると死ぬ。 流水(小さい水の流れなどは平気で大きな川などがダメ)の上を渡ると血の力が消耗され血を吸い直す必要がある。)
ただし通常種族(元となった種族)より身体能力が数倍高い事や魔力量が多少増える他は特にこれと言って優れた能力は無く、その程度で人血を接種し続けなければ死ぬという枷がついてしまう為……強大な力を持つ異能者などに太刀打ちする事は難しく《ハグレて一人になった下級》が長く生き延びるのは難しい。
本来吸血鬼としては《ハズレ種族》であり、単独活動し吸血鬼討滅を目的とする存在に出会えば確実に滅びるとされる種族である。
《吸血兎の村》
兎獣人の村全域に通常の治癒魔法の効かない特殊な致死性の病が蔓延してしまい、村が滅びる直前だった所を丸ごとミリーの吸血鬼化で救われている為、モフの村の住人すべてが吸血兎であり、彼らは村外の吸血鬼化していない兎獣族とほぼ関わらず独立した種族として生活している。
(元々他の同族の村が遠く交流する機会がほぼ無かった事に加え、寿命の問題からくる死別の苦しみをさけた為)
彼らは《全員がミリーの子供達》であり後述の《白骨の血輪》を装備している。
吸血鬼化してからは村全体で酪農を営んでおり、牛乳及び牛乳を材料としたスキムミルク(どちらも人血錬成用)その他各種乳製品の生産を行っており、自分たちで使わない分は一般的な用途の品として人間達の国にも卸して稼いでいる。
(10の酪農組織が存在し、それぞれ組織長及び秘書等は投票制で50年ごとに変化する(ただしまだ30年しかたっていない為行われた事は無い)他、各村民がどの組織で働くかを25年ごとに選べるようになっており各組織の売り上げや方針によって待遇や収入は異なる。他に建物の建築及び雑貨などを担当する兎も存在する)
村の構造としては地下に縦横8km高さ100mの空洞が作られ、空洞の表面は薄く頑強な魔法金属でコーティングが施されており崩落などの危険性は無い。
(日光の生活利用の為一種のグラスファイバーが導入されており、村の中に100m間隔で2mほどの太さの太陽光の線が村の端から端まで伸びている為空気は清浄に保たれている。(合わせて通気口も同間隔で配備されている)
(日光が差し込む場所には樹木などが植わっているほか、物干し用の空間が確保されていたり、ウサウサという馬代わりに使える騎兎用の空間も用意されている。
騎乗用生物ウサウサは時速40㎞ほどで走れる優秀な兎であり、そのまま背に乗って移動に利用する他馬車ならぬ兎車を引かせて利用するなど活用されている。
《個人》
吸血鬼の真祖ミリーが吸血鬼感染を用いて命を助けた《ミリーの子供達》の一人であり、吸血鬼及び兎獣人である為身体能力は高い。
しかし最大魔力量および魔力回復量が低く、自身の食料(人血)の生産に充てるのが精いっぱいである。
まだ人間でいうところの小学生に等しい年齢である為活発で明るいができる事は極々少ないようだ。
ウサウサのベル
ウサウサ:モフの村で馬代わりに使用されている雑食性の大型ウサギで、カタコト程度なら言葉を話し知能は幼稚園児ほどらしい。
ベル:モフのメスウサウサ、食う事と寝る事が好き……モフが何をしても怒らないが徐々に顔が疲れきっていく苦労人 ではなく 苦労兎。
《能力》
《下級吸血鬼の異能》身体機能向上、不老、自動回復(死亡しない限りあらゆる怪我がいずれ治る)
《下級吸血鬼の弱点》日光や流水上では回復速度や身体能力が著しく下がり元々の種族と同程度かそれを下回ってしまう。
(ただしパーカー着用や船に乗らないなどの対策によって対応可能である。
《兎獣人の異能》肉体を高出力の獣人モードへと変異させる。(通常態はうさ耳と兎尻尾以外はほぼ人間と同じ)
・白骨の血装(しらほねのけっそう)
吸血鬼ミリーが作成した「人の血液生成の為の錬成アイテム」
死刑囚などの死刑直後の遺体を人間の国から正式にもらい受けそれを材料に作られた錬成道具である。
①遺体を分解魔法で血液と骨とその他に分ける。
②骨と血を造形魔法や固形化の魔法で任意の形状へ変化させる。
④幾重にも強大な魔力で「あらゆる状態変化を防止する不変の魔法を施す」。
などの工程を得て作られた道具である。
この道具はあらゆる状態変化や物理破壊魔法破壊を拒むよう作成されており破壊手段は存在しない。
素材が人間の血および人間の血を作る骨から構成されてる為に物質を人血へと変性する際に錬成式として用いることが可能であり、それこそが用途である。
骨髄や人血で構成されたコレはあくまで人血を作るための設計図に過ぎず、吸血鬼以外には無用の代物でしかない。
この錬成道具は一度作ってしまえば人間と関わる事無く人血を生み出せるため彼らは重宝している様子である。
(血に変換する対象は獣の乳・スキムミルク・粉ミルクなどが変換効率が良く、真水などを変換するのは難しいなどある程度材料を選ぶ必要がある)
《白骨の血輪(しらほねのけつりん)》
モフの所有する白骨の血装の一種であり、まだ大人になっていない吸血鬼が共通してミリーに持たされる腕輪である。
(成人になってもこれを使い続ける者も多数いて、吸血兎は全員がこれを装備している。
これには通常の血装にはない能力があり【着脱不可(腕が切り落とされても再生した腕に自動で装着される】【魔力蓄積(モフの魔力半年分まで】【錬成術補助】の3つの機能が備わっている。
着脱不可はハグレてしまった子供が血装を無くして血の生成が出来なくなるのを防ぐため、魔力蓄積は有事の際に食料精製用の魔力が尽きる事が無いように、錬成術補助は錬成術を使えない子でも血液が生成できるように付与された能力である。
(ただし着脱不可に関しては大人になったと認められた際にミリーが解除する)
魔力蓄積用に特殊な宝石がハメられているという特徴があり、魔力の有無によって宝石の色が変わる特徴がある。
・衣服など
獣人としての変化能力の為に下にはワンピースを、上には日光対策にフード付きパーカーを着ている。
・武器&技(モフ):強化プラスチックと太い針で作られている注射器(注射針の太さが5ミリ以上:注入量は1リットル)×2:異血注入による拒絶反応攻撃 それぞれa型とb型
・武器&技(ベル):大型の角が生えた兜:モフを背中に乗せた状態での突進攻撃
ベルが突進と兜で空けた穴にモフが注射を打ち込み、異血による内部破壊攻撃