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<< 2:00>> 4:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




……その夜、私は父親と母親に居間に呼び出された。

その日は、居なくなった編美の誕生日の前日でもあった。
お父さんが仕事を早く切り上げて両親が揃っているということはきっと大事な話だ。

もしかしたら、学校に行っていない事を怒られたりするのかな……?
そうだったら嫌だな……。





ゆいみ
「えっ……ハレ高に……?
でも、なんでこんな時に――」

真木乃 布子
結美の母。

「……聞いて、結美。
こんな時だからこそなのよ。」



――熾盛天晴学園、通称ハレ高。
そこは自分が行きたかった。でも、行かなかった高校だ。

この不景気な時代に両親共働きの決して裕福とは言えない家庭で。
私は私立校の試験を受けることをしなかったのだ。




「結美が今とても辛いのはわかってるわ。
でもこのままいけないのは、自分でもわかっているでしょう……?」
ゆいみ
「それは…………。」



私は――妹が居なくなってから。ずっと学校を殆ど休んでいた。

編美とはずっと毎日一緒に通学路を歩いていた。
それは、私にとって当たり前な日常の一部になっていた。

突如それが消えた……通学路に立つと、嫌でもその現実を突きつけられて。
辛さに押しつぶされて私は歩けなくなってしまった。
それでもお母さんに送ってもらって一度学校まで行ったことがあったけど、
事件を知った皆。クラスの人、先生は数日ぶりにやってきた私のことを当然気遣った。

……まるで腫れ物に触るような空気に私はすぐに具合が悪くなって早退した。



そしてそれからはずっと家で寝てばかりいた。
学校にはもう、行く気になれなかった。

眠って、目覚めたらそこになんでもない顔をした編美がいて。
今日まで悪い夢を見ていただけだったなら、どんなによいだろうかと思いながら――



しかしこのまま学校に通えない状態が続けば当然学力にも
影響が出てしまう――父と母はそれを懸念し、話し合った末に
私をハレ高に編入させる事を考えたのだという。

区画を隔てたハレ高であれば事件のことを知っている人は少ない。
当然通学路も違うので、必要以上に編美のことを思い出さずに済むのではないか。

そして、私がちゃんと勉強を続けて目指す進路に進んでくれることが両親二人の願いなのだと。
このままでは編美が居なくなるだけでなく、私の将来までもが潰えてしまう。

どうか、そうなってだけは欲しくないと――とても必死な面持ちで話していた。



……幸い、医療系を目指していた私には学力的な問題は皆無だそうで、
手続きさえすればすぐに手配が進むとのことであった。

ゆいみ
「でも、私立は学費が――もともと、
編美を行かせてあげようって話だったじゃない……それなのに――」

……私が、私立を受けなかったのは編美の為だった。

私は我慢して公立の相良伊橋高校に通うから、
代わりに編美のことは中等部からハレ高に入れてあげてほしいと――

両親にそうお願いしたのは私だった。



それなのに、結局私がハレ高に行くなんて……それにそれだけじゃない。
ハレ高は遠くて、家から直接は通えない。

下宿か、アパートか。とにかくカスミ区のどこかにお部屋を借りなければならなくなる。
一人暮らしは、もともとお留守番が多い私には多分そこまで問題がない。
でも、お金は掛かってしまう――


「お金のことは心配しなくていいんだ。
それよりも今は結美が、ちゃんと学校に行けることが大事なんだよ。」

「おねがい結美、あなたまでこのまま立ち直れなかったら。私たちは、私たちは――」
ゆいみ
「お父さん、お母さん…………。」


「もし、学校を変えてもダメな時にはまた違う方法を考えるからね、
その心配もしなくていい。だからまずは、とにかく――」



――そうして話が終わって、私はそのまま眠りについた。





……。

私がハレ高に行きたがっていたのは本当のことだ。
ハレ高に行けるのは嬉しいか嬉しくないかどちらかと聞かれれば、嬉しい。

でも……それが編美が居なくなるのと引き換えだなんて――



ゆいみ
(だめだだめだ。さっきお父さんとお母さんに言われたことをちゃんと守らないと――)

布団の中で頭を左右に振って一生懸命ネガティブな考えを振るい落とそうとする。



……そうだ。お父さんはお金は心配ないって言ってくれた。
だから編美が無事に帰ってくれば編美のこともきっとハレ高に入れてくれるハズだ。

ゆいみ
(もっと前向きに。前向きに考えなきゃ――)

そうだ……気持ちを切り替えるんだ。難しいしもしかしたら出来ないかもしれないけど。
でもこのお家から出て、知らない場所の空気を吸って、新しい制服を着て、
新しい学校に行けば、もしかしたら……。



ゆいみ
「……そうだ。」

私は、一人そうつぶやくとベッドから立ち上がり。
編美の鍵付きの引き出しにしまわれていたマフラーを取り出すとベッドの中で抱きよせた。

ゆいみ
(編美……)



――もし、ちゃんとハレ高に通えるようになったら。私は編美を探そう。
お父さんもお母さんも、警察を信じようと言っているけど、
きっと待っているだけじゃダメだ。私も――何かをしなくちゃ――

……まずは、学校でちゃんと勉強して親を少しでも安心させること。
そしてそれが出来たら、私は編美の手掛かりを探す事を……。

アルバイトでも、遊びでも。やりたいことがあったらしなさいと。
お母さんはそういってくれたから。
だから……




――ベッドの中で私は、静かに決意を抱いた。



……その夜、私は夢を見た。
それはどこかの日が昇る前の波打ち際で、編美が手を振っている夢だった。
まるで、『早くここまで来て』と言っているかのような――



そこでハっとなって、私は目覚めた。

ゆいみ
「…………。」





目が覚めた時にはもう朝日が昇っていて。
"編美を見たような気がした"くらいしか、思い出せなかった――
でも、きっと編美は助けを待っていた。そう、きっと。私の助けを……。



ゆいみ
(そうだ……私頑張らなくちゃ……
編美、お誕生日お祝いしてあげられなくてごめん。
でも、待ってて――!)







ENo.815 御鏡 光輝 とのやりとり

『Cross+Rose』──イバラシティ陣営「御鏡光輝」からの通信が一件届いています──

コウキ《こんにちは、お嬢さん。カードありがとう。治癒系の強い力を感じるよ。》


ENo.1447 ハタオ・アルムスター とのやりとり

「ハザマ」ね……あのうさん臭いサカキとかいう奴の言うことを信じるなら、そうなるのかな。ゲーゲルマップも全然引っかからないし、なによりガラケーの時計が止まってるのが、悔しいけどここが普通じゃないってことを判らせてくれるなぁ

それはともかく、ここにいる人間たちの間だけじゃなく、化け物を含めてそこらじゅうで戦いになってる。逃げようにも……(歩行石壁が立ちふさがる)。くそ、これじゃどうにもならないな。サナギノさん、レイナさんやミヅキ君を支援して何とかやり過ごそう


以下の相手に送信しました

ENo.600
灯星 水月
ENo.1009
此ノ花 結枝
ENo.1181
水野 杏梨とふしぎなねこ
ENo.1326
アンジュお姉さん





ゆいみ
「…………。」
軽く青ざめた表情で水月氏の姿を眺めていた。
ゆいみ
「うん……わかった。二人とも、どうか気を付けて……。」

水月
「見た目はファニーなれど、気は抜けませんね。
 あくまで平和への障害として、本気であたっていきましょう。」
水月
「――では、引き続きよろしくお願いします。」

レイナ
「皆さんこんにちは、レイナです。
近頃は行った銀行が"しすてむめんて"とやらでATMが使えなかったりとでなかなか顔を出せませんでした」
レイナ
「ついさっきコンビニのATMで家賃を支払ってきたので憂いはございません。
多分そろそろ色んなところに顔出せると思います」
レイナ
「今までの活動の中で学んできた、鍛えてきたことを活かすチャンスです。
ムカシトッタ・キネヅカってやつで先生も頑張ります」















騎士会のひとたち
ENo.365
真木乃 結美
ENo.600
灯星 水月
ENo.634
レイナ・バルガレー
ENo.1447
ハタオ・アルムスター
ハザマに生きるもの
大黒猫A
歩行石壁A
大黒猫B
歩行石壁B
















ひとみちゃんと愉快な仲間たち
ENo.145
クラリッサ
ENo.226
江戸名綴
ENo.252
崎 一深
ENo.825
天弖 薙
騎士会のひとたち
ENo.365
真木乃 結美
ENo.600
灯星 水月
ENo.634
レイナ・バルガレー
ENo.1447
ハタオ・アルムスター








ゆいみ(365)吸い殻 を入手!
水月(600)パンの耳 を入手!
レイナ(634)ネジ を入手!
キーチ(1447)ネジ を入手!
ゆいみ(365)不思議な石 を入手!
水月(600) を入手!
ゆいみ(365)不思議な石 を入手!
ゆいみ(365) を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
ゆいみ(365) のもとに 歩行石壁 が漢字2文字を掲げて近づいてきます。
ゆいみ(365) のもとに 大黒猫 が恥ずかしそうに近づいてきます。
キーチ(1447) のもとに 歩行石壁 が漢字2文字を掲げて近づいてきます。
キーチ(1447) のもとに 大黒猫 がものすごい勢いで駆け寄ってきます。






歩行雑木 をエイドとして招き入れました!

命術LV2 UP!(LV13⇒15、-2CP)
装飾LV3 UP!(LV23⇒26、-3CP)

水月(600) の持つ ItemNo.6 白樺 から装飾『《MODE:VANISH》』を作製しました!

ウミネコ(733) とカードを交換しました!

DSN309(打倒リーダー!) (ヒール)


リワインド を研究しました!(深度1⇒2
ボロウライフ を研究しました!(深度1⇒2
タクシックゾーン を研究しました!(深度1⇒2





チナミ区 J-11(山岳)に移動!(体調21⇒20
チナミ区 K-11(山岳)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 K-12(道路)に移動!(体調19⇒18
チナミ区 K-13(道路)に移動!(体調18⇒17
チナミ区 K-14(道路)に移動!(体調17⇒16













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・おや?何だか良い香りが。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



花の香りと共に、Cross+Rose内が梅の花に囲まれた売店のある景色に変わる。




「香りまで再現、高機能な代物ですねぇ。」

「しかし香るのは、花の匂いだけではないような・・・」



何か甘い香りが漂っている売店のほうを見ると――



カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。



静かに何かを作っているふたり。




「ごきげんよう。それは・・・・・団子、ですか?」



榊の質問に、反応する。



カグハ
「団子いっちょーう。180円。カオリちゃん、具。」



そう言って焼いた団子を隣りに渡す。



カオリ
「はいはいカグハちゃん。はいアンコ奮発しちゃうよー!!」



団子にもっさりとアンコを乗せ、榊に手渡す。




「おお・・・これはこれは美味しそうな!ありがとうございます。」



カオリ
「・・・・・って、チャットでやってもねー。無意味だねぇ!無意味っ!!」
カグハ
「ホンモノ食べたきゃおいでませ梅楽園。」



両手でピースサインを出すカグハ。



カオリ
「いやまだお店準備中だから!来てもやってないよー!!
 材料創りはカグハちゃんなんだから自分で知ってるでしょ!!」



ピースサインを下ろそうとするカオリ。



Cross+Rose内の景色が元に戻り、ふたりの姿も消える。




「いただいた団子は・・・・・これは無味ッ!!味の再現は難しいのですかね。」

「まだ準備中のようですが、こんな世界の中でも美味しいものをいただけるとは。
 いつか立ち寄ってみるとしましょう。」



チャットが閉じられる――














騎士会のひとたち
ENo.365
真木乃 結美
ENo.600
灯星 水月
ENo.634
レイナ・バルガレー
ENo.1447
ハタオ・アルムスター
ハザマに生きるもの
大黒猫
歩行石壁
歩行小岩
ハニワ




113 223


1st
ハニワ


2nd
大黒猫





6th
歩行石壁


7th
歩行小岩


















騎士会のひとたち
ENo.365
真木乃 結美
ENo.600
灯星 水月
ENo.634
レイナ・バルガレー
ENo.1447
ハタオ・アルムスター
*** Surprised you!
ENo.281
トキワ・C・フーストニア
ENo.612
ラヴィアルテ(或手 恋)
ENo.1369
入守りこ
ENo.1522
蟆∝魂謖?ョ夂ャャ50459逡ェ




651 135















ENo.365
真木乃 結美
■氏名:真木乃 結美 (さなぎの ゆいみ)
■年齢:17才 ■身長:158cm ■誕生日:9/6 ■血液型:O型

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・ロール一覧⇒http://lisge.com/ib/talk.php?p=2141

熾盛天晴学園の高等部、普通科2年3組にいる女子高生。
9月に相良伊橋高校から転入してきた。
縁があり今も時折相良伊橋高校にも姿を見せる。

今は学園近くのアパートメント カスミウラ204号室にて
一人暮らしをしている。

ヌイグルミ等(=自身にとって身近である・大事なもの)に対する念動力やそれらを介した遠隔透視などを行うことが出来る。
そして大きないもむしのヌイグルミは大体いつも大事そうに抱えている。

ヌイグルミは複数体おり、名前もある模様。
最近友人に所縁のある新しいヌイグルミ・マーズ君を手に入れた。

また、リボンを包帯のように機能させることによる、
若干の治癒能力も備えているようだ。リボンを結うのは趣味らしい。













































昨年9月。妹が行方不明になった。
http://lisge.com/ib/talk.php?p=2752&sno=1762009

念動力の異能に目覚めたのはこの事件がキッカケとなっており、
彼女はこの異能が事件の解明の手掛かりになる可能性に掛け、自分のこの異能をより強力なものへと成長させるキッカケと、妹の手掛かりそのものを求め。今日も彷徨い歩いている。

「私は、ここで立ち止まってはいられないの。
 きっと今もどこかであの子は……」

※事件のことを含めて/含まずに関わらず、既知設定・既知ロール等問題ありません。お構いなくどうぞ。
16 / 30
134 PS
チナミ区
K-14
行動順7【援助】HL↑
4500
330







No.1 歩行雑木 (種族:歩行雑木)
要求SP781
MHP3610MSP292
効果攻撃10 器用10 活力10 幸運10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5タコのぬいぐるみ武器30回復10【射程3】
6美味しい果実食材15[効果1]敏捷10(LV10)[効果2]復活10(LV10)[効果3]体力15(LV25)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8駄木素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]攻撃10(LV20)
9素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
10吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
11不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
12不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
13素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
命術15生命/復元/水
使役10エイド/援護
装飾26装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
決1アクアヒール5040味傷:HP増+炎上・麻痺防御
ラッシュ5060味全:連続増
ライフリンク5030エ傷:HP増&自:HP減
決1ブレッシングレイン50150味全:HP増+祝福

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
水特性回復520【戦闘開始時】自:水属性スキルのHP増効果に水特性が影響
魅惑550【常時】異能『使役』のLVに応じて、戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率が上昇





被研究カード名/スキルEPSP説明
薬草Lv1
(ヒール)
020味傷:HP増
十種神宝
(スタードリーム)
0200味全:HP増+祝福
DSN309(打倒リーダー!)
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ペネトレイト[ 2 ]ボロウライフ[ 2 ]リワインド
[ 1 ]ライトセイバー[ 1 ]レックレスチャージ[ 2 ]タクシックゾーン



PL / 虹羽ペンギン