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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




静まり返った部屋の中で算盤を弾く音だけが響く夜。

きぃ、き。と、階段を降りる音がした。

振り向けば、泣きはらした瞳をこする少女がそこにいた。

近づいていけば、少女は母の腹に縋りつき、また涙をこぼす。

「よ~しよし。どした?怖い夢でも見たの?」

「うん…」

いつもは自分から床に入り、そのまま朝までぐっすり寝てしまうが

時々こうして夢見が悪くて起きてくることがある。

どんなに聞きわけがよくても、まだ小学校にも上がらない少女だ。

同じ時間に一緒に眠り、安心させてやれない事に申し訳なさを感じ

ながら、えづく背中を息を吸う早さで軽く叩き、落ち着かせる。

……まだ仕事は残っているが、今日くらいはいいだろう。

ティッシュを手に取り、涙を拭き、鼻を二、三度かませてやると

少女の手を取り、床へと歩いていく。

一つの布団の中で寄り添いながら、また背中を布団の上からたたく。

呼吸に合わせて段々ゆっくりになっていくそれに、少女だけでなく

母の瞳も、ゆっくりと、落ちていった。








「……っ」

目を開く、見開く。

見たことのない場所。

店でもない、布団の中でもない。

いや、違う。

あれだって私ではない。

私であろうはずもない。

あの場所だって、「私」には、見た事のない場所だ。

見た事のない、家族だ。

見た事のない、「私」だ。

ただ、不思議とその記憶は、頭の中に鮮明にある。

自分とは違う何かの記憶。私じゃない、私の記憶。

私じゃない私に向けられた、屈託のない笑顔。

幸せな、親子の記憶。

なんてことはない、普通の家族の、夢のような、幸せな時間。

私がどうしたってあの子にさせてあげられなかった、幸せな時間。

それを享受する資格は、到底私には、存在しない。

そうだ、そういえば、あれからどうなったのだろうか。

あの後、あの子は………。

最後に見たあの瞳を思い出して、頭を抱える。

あの後、恐らく私は死んだのだろう。

もう、あの世界には居ないのだろう。

今際の際、耳元で聞こえた世迷言。

期待をしなかったかと言えば、嘘になる。

少しでも希望があるのなら、縋りたかった。

私はあの子を……救いたかった。

あの子と同じ時間を、過ごしたかった。

そう思い出して、思い至って。

つぅ、と一筋の涙が零れる。







暫く涙を零した後、ふと思い浮かぶことがあった。

自分がここに来ているという事は、もしかしたらあの子も

この場所に飛ばされてきているのではないか?

見た所、安全とはとても言い難い場所の様である。

あの子とって私は家族でも何でもない他人で、別人で、見知らぬ人で

けれども

身体は自然と、その姿を探し求めるように、歩みを始めた。






特に何もしませんでした。











TeamNo.559
ENo.559
多岐 竜胆/ルリギク
ハザマに生きるもの
ナレハテ








竜胆/ルリギク(559)不思議な食材 を入手!
竜胆/ルリギク(559)何か柔らかい物体 を入手!






時空LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
変化LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
響鳴LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
料理LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ItemNo.5 不思議な石 から料理『クッキー』をつくろうと思いましたが、やばそうなのでやめました。

朱莉(429) とカードを交換しました!

ドラッグ&トローチ (ヒール)


ヘイスト を習得!
ストレングス を習得!
ビブラート を習得!
ウィンドスピア を習得!
アレグロ を習得!
エネルジコ を習得!
エアスラスト を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(草原)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(草原)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 I-5(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 J-5(道路)に移動!(体調26⇒25













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














TeamNo.559
ENo.559
多岐 竜胆/ルリギク
ハザマに生きるもの
歩行石壁




562 511



2nd
歩行石壁

















TeamNo.559
ENo.559
多岐 竜胆/ルリギク
TeamNo.734
ENo.734
ベルーネ・モネ/名無しのモネ




446 315









ENo.559
多岐 竜胆/ルリギク
【多岐 竜胆(たき りんどう)】
27歳/166㎝/86/64/84/D
大衆食堂『アーティチョーク』で店長をしている。
異能は「器に盛った手料理が大盛りになる」能力。
好きなものは美味しそうにご飯を食べる人の顔。
性格もどんぶり勘定。娘を溺愛している。親バカ。

【多岐 ルリギク(たき るりぎく)】
5歳/110㎝
竜胆の娘。
異能は「手を握った人の気分を落ち着かせる」能力。
好きなものは美味しいご飯と構ってくれるお客さん。
まだまだ甘えん坊だが頑張り屋。お母さん大好き。


【ストケシア】
純潔を神に誓ったシスター

==========================
※アンジニティ住人とイバラシティ住人の親子です。
25 / 30
50 PS
チナミ区
J-5
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
時空10空間/時間/風
変化5強化/弱化/変身
響鳴5歌唱/音楽/振動
料理20料理に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
応急手当
(ヒール)
5020味傷:HP増
ヘイスト5040自:AG増
ストレングス50100自:AT増
ビブラート5060敵:SP攻撃
ウィンドスピア50100敵貫:風痛撃
アレグロ5020敵:風撃&自:連続増
エネルジコ5080自:MHP・MSP増
エアスラスト5060敵:4連風撃

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増





カード名/スキルEPSP説明
ドラッグ&トローチ
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / あぁ^~とりす