［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

自分に虫唾が走る。ハザマに来て、記憶が蘇ってきた時。あたしが最初に抱いた感想はそれだった。


当初、あたしは安寧の地を求めて、この侵略に賛同した。他の誰かを蹴落とさないと、もう安寧の地はない。そう思ったから。
ただ、向こうでの「わたし」の記憶は平穏そのもの。あろうことか……自分たちを咎めたであろう記者としての外面を持っていた。記憶としてはまだイバラに影響力が足りないのか、外からイバラシティに引っ越した……そこで止まっている。けれども、そこでの「わたし」は観光雑誌記者。それも、あの人間としてっ！

これほど滑稽なことがあるだろうか！　人間として追放され、竜人とも、亜人とも、悪魔とも呼ばれた私がその姿の欠片もない人間として混じることになるなんて！

思い出しただけでも怒りがわいてくる。他に誰かとチームを組んだ記憶はないから、ソロなのだろう。それが唯一の救いか。もし侵略が成功して、入れ替わったらこちらでの記憶や……元の記憶はどうなるのだろうか。

……いや、考えるのはよそう。あたしとしては虫唾が走るし、いら立つけど安寧の地に……静かとは程遠いかもしれないけどそれでも暮らせる場所に変わりはない。この際、えり好みはできない。

なんとなく途中に振り出しに戻りそうな、そんな予感はする。けど、その場所を盗る。そのためなら、なんだってしてやる。

イバラの時の装備はないけれど……それは好都合。代わりに、手には相手を倒すことのできる銃がある。数は心ともないが弾もあるし、いざって時でなければ能力で戦うから問題ない。


あたしは進む。他の誰かを蹴落としてでも。今度こそ、「幸せ」を手に入れるために。

特に何もしませんでした。

モネ(734) は 不思議な食材 を入手！

時空LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
幻術LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
変化LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
武器LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
付加LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）

ItemNo.1 不思議な武器 から射程3の武器『拾った拳銃』を作製―― できるかーい！素材じゃないゾ☆

ヘイスト を習得！
シャイン を習得！
ストレングス を習得！
ライトセイバー を習得！
ウィンドスピア を習得！
サンダーフォーム を習得！
光特性回復 を習得！

次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5：出発地』に転送されました！

チナミ区 F-5（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 G-5（草原）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 H-5（草原）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 I-5（道路）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 J-5（道路）に移動！（体調26⇒25）

―― ハザマ時間が紡がれる。









チャットで時間が伝えられる。






エディアンの前に１台のタクシーが止まり、窓が開く。









帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。






窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。






エディアンからのチャットが閉じられる――