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[基本]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




ちっぽけな窓から見えるのは雄大な空、広大な海。
空にキラキラと怪しく光る星……何処かゾッとさせるような美しさがある。
それがダークブルーの水面に反射し、輝かしい光の道標を生み出していた。

「……はぁ、試験勉強、アルバイト、それから部活動に、毎日毎日忙しいなぁ」
宿泊施設「海薔薇」の一室。クルクルとペンを回しながら少年はボヤく。
イバラシティに越してきて、たった2週間で色んなことがあった。色んな出会いがあった。
転校直後の試験、屋上からの落下事件、カエル岩探しの冒険……そして、この海薔薇でのアルバイト。
何もかもが新鮮で、目まぐるしく……でも、充実感のある体験。毎日が楽しかった。

「部活動……民俗文化研究部は別に忙しくないな。僕が一人、空回りしているだけで」
民俗文化研究部……は基本、生徒の"自主性"を尊重する部活動だが、
妙に真面目で空回りし続ける藍上陸樹にとってそれは"全力"の活動に等しかった。
バレンタインで何故かチョコレートを配り始めたり。
「(冷静に考えれば、何やってんだろ僕)」

「あー……本当に、なんていうんだろう、この気持ち」
「生きていてよかった? というのはちょっと違うし」
「毎日が楽しい……うん」
同級生、部活仲間、学校の先生、そして海薔薇……出会う人たちとの交流が、少年に元気を与えてくれる。
転校前には思いもよらなかったことだ。人との縁を紡ぐことが自身の心の拠り所となるなんて。
「充実した、毎日とでもいうのかな、これ」
「……アハハ。ちょっと前とは全然違うや」

「…………」
孤独、だった。これまでの自分は。
家族の中でも、学校の中でも、進学塾の中でも。
誰からも話しかけてもらえない、誰からも気にかけてもらえない。
虐められているわけではなかった。ただ、ただ、少年の存在が周囲から浮きすぎていたのだ。
料理を作ったところで、誰かのために作っているわけでもなかったし、自分以外に食べる人間は居なかった。
だから、前の学校で"異能"が発動して――

「(怖い……)」
過去の自分に戻ることが何よりも恐ろしい。今の世界が壊れることが何よりも恐ろしい。
だから少年には星に願い続けることしかできなかった。
『このままの自分で在り続けたい……このイバラシティに居続けたい』と。
「……でも、流石にアッチコッチ空回りし続けてるのは改善した方がよさそう」


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「(白波さん)」
ふと思う。もしあの時の誘いが無ければ、自分は今でも……
だから、彼女には心から感謝していた。
居場所をくれてありがとうございます、と。
「(白波さんにも恩返し、したいな……とは言っても)」
「(自分勉強とか駄目だし、やっぱ、料理とか……?)」
しかしながら自分の料理スキルは、海薔薇の中でも下の下。
「(うーむ、もう少し修行を積んでから……いやでも、それだとまたタイミング逃しちゃうんじゃ)」

『陸樹くん? 少しいいかな』
一人、考え事に耽っていると偶然彼女の声。
「ぶはッ! は、はい、何でしょうか!!」
「あ、い、うえおかき! い、い、今行きます!」
あまりにも唐突の来訪。偶然とは言え、彼女のことを考えていた時。
顔を赤らめながらガガーッ! と勢いよく襖を開ける

『ピピピー! ざざざ残念! 此処でちょうどお時間となります!』
襖を開けたとき、そこに居るはずの彼女は居なかった。

代わりに立っていたのは。
夜のように深い黒髪に、闇のように朧気な黒スーツ。
細く鋭い目で、怪しげな笑顔。
『お久しぶりです藍上様! 私、榊でございますッ!』
『それではハザマへLet's Go!! Go!!』
『詳しいことは各々"ルール"のページを再確認しておいてくださいねッ!!』
「ちょ……ちょッと、え!?!?」


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「え、な、なにそれ……あ、あれ夢じゃ無かったの……?」
茜色の空はドス黒い血の色に。彩雲は立ち込める暗雲に。
ようやく見慣れたイバラシティの景色も、荒廃した世紀末へと変わっていった。
誰も居ない孤独感。非日常への恐怖感。色んな感情がごったになって渦巻いていた。

「嘘……な、なにさ、僕にどうしろっていうの」
『このハザマで侵略者(アンジニティ)と戦えば良いんですよ!』
「侵略者って……で、でも、彼らもイバラシティで、普通に暮らしてきた、人たちで……」
何もかもが信じられなかった。目の前の男の言葉が嘘だと断言したかった。
しかし……ハザマに渦巻く圧倒的な"力"が、真実だと語っている。
「僕が、会ってきた人も……いや、ううん、そんなことないって……」
信じたい。だが、言葉は続かなかった。

「……ッ! そもそも! 僕、戦闘なんかできないんですけど!!」
「消しゴム二つに増やす力でどう戦えば良いってのさ!?」
『できますよ?』
「無理無理無理無理かたつむり――!」

『フフフ……貴方、何か誤解をされているようですが』
『貴方の異能の本質は"そんなもの"ではありませんよ』
「……え?」
『それではご機嫌よう!』
『ナレハテとの死合、御武運を祈っております!』

突如響き渡る咆吼。
少年を喰らわんとナレハテが集まってきたのだ!
「うわああああああ!! もうやだあああああああ!!」
虚しい絶叫が周囲に響き渡る……







ENo.413 伊上 司 とのやりとり

生徒会長
「ソラ高生徒会長です。藍上くん、そっちは大丈夫? はいかYESで返事してくれたら助かるわ」






藍上陸樹
「無理無理無理無理かたつむり――!」












取憑かれた少年
ENo.1452
藍上陸樹
ハザマに生きるもの
ナレハテ








おかっきー(1452)不思議な食材 を入手!






魔術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
変化LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
料理LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ラクベル(322) とカードを交換しました!

ブロッサムヒール (ヒール)


ティンダー を習得!
ストレングス を習得!
ファイアウィング を習得!
ファイアボール を習得!
ストライキング を習得!
レッドインペイル を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(草原)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(草原)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 I-5(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 I-6(道路)に移動!(体調26⇒25

白娘子(1033) をパーティに勧誘しようとしましたが、相手が近くにいませんでした。












―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














取憑かれた少年
ENo.1452
藍上陸樹
ハザマに生きるもの
チェリーさん




123 614



2nd
チェリーさん

















取憑かれた少年
ENo.1452
藍上陸樹
TeamNo.1469
ENo.1469
藤乃家 麻衣




354 425









ENo.1452
藍上陸樹
藍上陸樹(あいうえ おかき)
イバラ市民 高校生 16歳

お料理作りが得意な一人っ子。
ぼんやり、のんびり、おっとりの三拍子。
空気を読むことができず、どこか浮いている。

異能「人間工場」
安価で手ごろな粗悪品を大量生産することができる。
異能を用いる代償として、連続して用いると頭から強酸性の公害スモッグを噴出する。
これらの代償はアルコール・タバコの摂取で和らげられる。









【サブキャラ】
ペトルージ
イバラ市民? 放浪者 16歳に見える。

世界各地を旅して回っているという少年。
腰に二挺拳銃と二刀流を携えおり、早抜きが得意技。
常にハイテンション。空気を読まず暴走すること多々あり。
ただ上記の【藍上陸樹】よりは話の通じそうな雰囲気……?

異能「時間焼却」
物質世界とは異なる次元にある"時の流れ"を滅茶苦茶に歪めることで、その摩擦熱たる"青い炎"を撒散らす。
"時の流れ"を歪めることによる現実への影響は微々たるものだが、同じ時間軸の別の場所にペトルージが同時に出現したり、
なんの脈絡も無く関係ない場所に突然ペトルージがワープしたりする。
恐るべきは"青い炎"。時間結晶の摩擦により生み出された炎は物質を粒子単位まで対象を焼き尽くすのだ。
25 / 30
50 PS
チナミ区
I-6
行動順3【強襲】AT↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術10破壊/詠唱/火
変化10強化/弱化/変身
料理20料理に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ストレングス50100自:AT増
ファイアウィング5060自:炎上LV・AG増
ファイアボール50180敵全:火撃
ストライキング50150自:MHP・AT・DF増+連続減
レッドインペイル52200敵貫:火痛撃&炎上

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増





カード名/スキルEPSP説明
ブロッサムヒール
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / 木と塩の人