［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

──茨街とは異なる世界。異なる時間。異なるコトワリ。

そんな世界の断片的な記憶のカケラ。



「また、お前が関わっていたのか・・・いい加減オレにつきまとうのはやめろ！」


──暗い、深い時間の廃墟、今しがた戦闘が終わったのか
闇夜に爆煙がチリチリと消えていき、握ったままの拳を振りほどき
片目が隠れるほどの前髪をさら、とゆらし、後方の物陰より現れた男に対し
高校の制服姿の少年がうんざり、とした表情で言い放つ。


「いやぁ、失敗したなぁ。こっそりつけていたつもりだったんだけれどもね」
「しかし、心外だな。お兄さんのこと、そんな黒幕みたいに言わなくてもいいじゃあないか」
「今回の事件だって色々な不幸が重なったまでのことだよ、偶然の産物さ」
「──そう、とても、とても　運が悪かった、酷い事故だったね」

そう、面目なさそうに誤りつつも弁明のように語る、白い、皓い、枯れ木のような生気のない男。
ウインクのように片目を閉じる青年というのも不気味がすぎる。それもとてもぎこちない笑顔で。


「黒幕かそうでないか、じゃないだろ。お前の異能はそういうもんなんだろ？」
「だいたいなんでオレなんだ。お前が来てからずっとこうだ。」
「俺は・・・お前のおもちゃや何かじゃあないんだッ」

少年は制服の裾から、刀身のない剣の柄のようなものを取り出し、其れへと念を送る。
すれば、忽ち、力を帯びた光の刃を形成し、威嚇するように白い男へとその切っ先を向けた。


「おお、師匠ゆずりの光の刃かい。元来の自分の力じゃないのに其処まで使い熟せるようになるなんて」
「いやはや、成長したんだねぇ。お兄さんは嬉しいよ。心からね。」

男は拍手をしながら、本当に、心の底から事件を繰り返し解決してきた少年の成長を喜んでいる。
ともあれば感涙すらしかねない勢いだ。


「そうさ。お前の”所為”でな。」
「オレはこうならざるえなかった」
「いや、オレはどうだっていい」
「これ以上、オレの・・・」
「オレの大切な、世界を！人々を！日常を！」
「お前の所為で壊させてたまるかッ！」

暗闇、黒い世界に白い光が帯を画くように

走る！

趨る！

疾走る！

いや、疾走った！

少年は白い閃光となり刃を確実に
その師匠譲りの極めつつある剣術で
白い男の首へと──

「──な」

────当てられなかった
確実と思われた刃は、あろうことか、首筋に当たる直前に
有り得ない程に
見当違いの素人剣術でもよほど見られないくらいに──


「──残念、”失敗”したね」

悠然と、首筋で有り得ない方へと軌道の逸れた、刃を眺めながら、男は呟いた
そして、それを取り繕うように少年へ向ける

「まだ、お兄さんには届かないか、あぁ、いや落ち込むことはないんだよ？」
「僕はね、君に可能性を感じているんだ。君ならいつかきっと──」


「──いや、すまないね、そうじゃあないね」
「今回の事件の活躍も惚れ惚れするほどだったよ」
「君はさ、物語の主人公なんだ、きっとね」
「だからこれからも僕は、君を応援し続ける、何があってもね」

刃を振り切るのを見送り、闇の中へ白い、枯れ木のような男は消えていき
残された少年は、ただ、其れを立ち尽くし見送ることしか出来なかった。

特に何もしませんでした。

狂崎さん(1323) は 不思議な食材 を入手！

幻術LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
制約LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
防具LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）

マジメ(711) により ItemNo.4 不思議な牙 から射程3の武器『おにいさんの情熱溢れる拳』を作製してもらいました！
　⇒ おにいさんの情熱溢れる拳／武器：強さ30／［効果1］攻撃10 ［効果2］－ ［効果3］－【射程3】／特殊アイテム

ケイ(323) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から防具『バニークラウン』を作製しました！
ItemNo.5 不思議な石 から防具『白いパーカー』を作製しました！
　⇒ 白いパーカー／防具：強さ30／［効果1］敏捷10 ［効果2］－ ［効果3］－／特殊アイテム

マジメ(711) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から防具『ウルダハンエリート』を作製しました！

ケイ(323) により ItemNo.6 不思議な食材 から料理『味はある』をつくってもらいました！
　⇒ 味はある／料理：強さ25／［効果1］治癒10 ［効果2］活力10 ［効果3］鎮痛10／特殊アイテム

弦十郎(554) とカードを交換しました！

マキシム・インパクト （ピンポイント）


シャイン を習得！
リストリクト を習得！
ブラインドネス を習得！
光特性回復 を習得！
キャプチャー を習得！
サンクション を習得！

次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5：出発地』に転送されました！

チナミ区 F-5（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 G-5（草原）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 H-5（草原）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 I-5（道路）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 J-5（道路）に移動！（体調26⇒25）

―― ハザマ時間が紡がれる。









チャットで時間が伝えられる。






榊の前に１台のタクシーが止まり、窓が開く。









帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。






窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。






榊からのチャットが閉じられる――