「この世界というキャンバスを鮮やかな色で塗り潰すんだ。それって素敵なことだと思わないかい??」
イバラシティ出身の中学二年生で、頭に「悪の」がつくような秘密結社の幹部の子供。
趣味はTRPG。一緒に遊ぶ友人がいないため基本一人プレイである。色々と拗らせており、口調がその時の気分でコロコロと変わる。格好つけたいお年頃だが、若干注意散漫な傾向がありドジをやらかすことが多い。
人の欲望を色として認識する瞳と欲望に応じた力を授ける能力の持ち主で、その右目は見る角度によって色を多彩に変える。目立つので日常生活では眼帯を着用。
その力で人々の欲望(願い)を叶える手助けをしていた所、人々を困らせる”悪”として街を守る魔法少女に退治されアンジニティへと身を落とした。
少女一人で生きていくには過酷な世界で地獄を見ており、自分をこんな目に合わせた魔法少女に復讐するために、元の世界に戻るために、ナナキはアンジニティの住人として侵攻に参加することを決める。
手にする傘「アン」は幼少期からナナキの事を見守っている魔法生物。変身の能力を持ち、ナナキのコスチュームは彼女が身体の一部を変身させることで作られている。
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異能:
《欲望映ス虹ノ瞳(ヴィヴィッド・カラー)》
人の欲望を色として移す瞳。その瞳には強い欲望程鮮やか映り、一方で願いを諦めている者や無欲な者は薄暗く映る。
《願望運ブ虹ノ鐘(ウィッシュ・ブリンガー)》
欲望に応じた力を授ける能力。発動には相手の同意が必要。どんな力が発現するかはナナキにもわからない。
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イバラシティのすがた
アンジニティに落とされていた数か月の記憶がなかったことになっている。
程々に中学校に通い、人々の願いを叶えるため暗躍し、魔法少女と戦い、時折父の手助けをする。そんな日常。
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