ヤナギ 「さぁさぁ、今日もガンガン殴って行きましょ~。死ぬまで殴れば大体死ぬ!」 榊原 「……。」 |
ウェズリィ=ガレリィは 思いました。 この場を抜けなければ、いけないのではないかと。 ウェズリィ=ガレリィは 思いました。 ――しかし、どうして、めんどくさい。 |
[ ・・・ E V E N T ・・・ ] あなたの処へ連れてこられたのは、生気のない手枷をはめられた少女。 デッドエンダー「……」 デッドエンダー「……」 デッドエンダー「………。」 警戒しているのか、状況が分かっていないのか あなたの方を見ず、きょろきょろとあたりを見回している。 少女を連れてきた介添人たちが明示する少女の罪状は、おびただしい量の殺人罪だ。 少女の姿を借りたこのアンデットは、どこか別の星の、死刑囚であるらしい。 少女はいつしかあなたを見、うつろにぽつりとつぶやいた。 空筒に風が吹き抜けたかのような、ひゅるりと寒々しい、恐ろし気な男の声だった。 《 デッドエンド は 好きか? 》 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
榊原 「動いたら眠れるとも限らねーんだけどな。」 |
サンドレ 「…準備運動とか、そういうものか?」 |
――――無言。 |
ウェズリィ=ガレリィは 戦う準備をしました。
なんとなく、そうしなければならないと思ったのです。 |
アウエーレ 「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
【拘束が解かれる】 【寒々しい 不吉な風】 【亡者たちのコーラス】 【金属的な馬蹄の音】 死は救い. 死は労う. 死は慰め. 死は許す. 悲しむものに死を. 栄えるものに死を. 病めるものに死を. 産声上げし命御霊に約束を. 私の名は死. お前が享受する日々の全ての収穫者 【ⅩⅢ.死】 |
アルメリリ 「それではどうぞ、お手柔らかに」 |
エアリス 「んじゃ、お相手よろしく」 |
シャラヴィス 「お手合わせ願うよ」 |
ヤナギ 「てってれれ~~~ん♪サポート入りまーす!」 |
《酒をくれ 脳が溶けて崩れるような》 |
テレジア 「――――大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 今日が終わってしまう前に、始めよう。」 |
エアリス 「カードには裏表があるんだ、そうだよね?」 奇術師がカードを構え、一振り。 いつの間にか、重なるように2枚目のカードが現れている。 |
ヤナギ 「あんまし騒ぐと怒られるんすよねー。」 |
。○Plaie 『Cendre』 n’est pas mortelle.○。 |
【アクゼール】 酔っぱらいアクゼール 千鳥足 右に2.3歩 左に6歩 近づく遠のく帰り道 人影のない暗がりで 目つきの暗い男とぶつかる 舌打ちしたか されたんだったか 悪夢を見ている酔いの中 覚めなきゃ一寸はマシだった 下水道に流れてく 自分のゲロと眼玉を見たんだってさ アクゼール レンガで顔面カチ割られ めでた死 めでた死 |
榊原PT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ORDER>>>【DEAD END】! Chain |
*おおっと* |
榊原 「何だよ鬱陶しい……。」 |
榊原 「舌噛んでも知らねえぞ?」 |
榊原 「動くなよ?」 |
榊原 「ッ!?」 |
榊原 「おーおー、随分と痛そうだなァ?」 |
シャラヴィス 「剣を振るうだけが戦いではないさ」 |
榊原 「吹っ飛べや!!!」 |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
押し殺された呼吸の音。 |
……準備はできている。 あとは、あなたたちの失敗を祈るだけだ。 |
《棺のカードが裏返る》 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
エアリス 「吹けば飛ぶような命だからこそ、こまめな手入れが必要なんだ」 |
《大変だ お前のこと好きになってきたよ。生かしてはおけない》 |
シャラヴィス 「ふたつ!」 |
シャラヴィス 「まずはここから」 |
■▣■■☒■▮■ 「。 」 |
アルメリリ 「躊躇に能わず。迷い路を縊るは標の糸」 |
《愛してると言ったろ?》 |
《俺の期待に答えてくれ》 |
《俺の期待に答えてくれ》 |
《オレとおんなじ 地獄まで堕ちてきておくれよ》 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
ウェズリィ 「ウェズリィ=ガレリィは、ちょっとやる気を出しました」 |
「絶対に見てはいけないよ」 言いつけを聞かない悪い子がどうなるか ウェズリィ=ガレリィは知っています。 |
まばたき。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
榊原 「あぁ、クソ、上手くいかねえ。」 |
シャラヴィス 「くそっこんな時に!」 |
ヤナギ 「フィーバーターイム!!!」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
エアリス 「今度は煌く地底世界にご招待っ、と!」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
榊原 「邪魔なんだよなァ。」 |
《クソ死人ども 恨み言を言うな まごころをこめて殺したつもりだ》 |
《棺のカードが裏返る》 |
アルメリリ 「決起せよ。刈らぬ穂は徒花である」 |
《きなよ、お嬢―――ーちゃん》 |
【バチカ】 花嫁バチカ 養鶏場の娘っこ 鶏の糞と羽根にまみれた村一番の悪臭女 鼻をつまんでちらと見やると 潰れた鼻がなんとも醜い女だった けれどもバチカは村一番清い心の持ち主だった たおれた花に手を添えて なめくじのようなつまらないものに 水を分けてやる娘だった わたしは毎晩あらゆる神に祈った お前が幸福になるように お前のような徳の高いものが 幸福にならねばうそではないか 花嫁バチカ 領主に見初められ 雲の上に婚姻に行った めでた死 めでた死 |
《オレとおんなじ 地獄まで堕ちてきておくれよ》 |
榊原PT Chain 低下Lv1(1) 傷火炎Lv1(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ORDER>>>【DEAD END】! Chain |
《棺のカードが裏返る》 |
2'nd chain!! |
エアリス 「まっくらやみの中に、ご招待。 悪いけど、拒否権はないよ」 |
シャラヴィス 「みっつ!」 |
シャラヴィス 「ほんの戯れさ」 |
アルメリリ 「邁進せよ。道を拓くは歩みである」 |
《ちかづいてきな そばへ、もっとそばへ》 |
《オレとおんなじ 地獄まで堕ちてきておくれよ》 |
エアリス 「んー、目が覚めてきたよ。」 |
シャラヴィス 「そろそろ温まってきたか」 |
榊原 「あぁ、クソ、上手くいかねえ。」 |
榊原PT Chain 低下Lv1(1) 傷火炎Lv1(2) 全低下Lv1(3) 列傷殴打Lv1(4) 傷疾風Lv1(5) 治癒Lv1(6) 散傷投射Lv1(7) 傷火炎Lv1(8) 惨傷火炎Lv1(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ORDER>>>【DEAD END】! Chain 斬払吸魔Lv1(1) 傷冥闇Lv1(2) 傷斬払Lv1(3) 貫傷冥闇Lv1(4) |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
ウェズリィ=ガレリィは読み上げます それは、燃えるようなある日の物語。 |
■▣■■☒■▮■ 「三。 」 |
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
シャラヴィス 「遅いよ」 |
榊原 「めんどくせえ、まとめて吹っ飛ばしてやる!!!」 ヤナギ 「え、ちょっ……カ゛シ゛ラ゛ァ゛ーーーーーーっ!!!?!?」 |
サンドレ 「この拘束具も何とかしてもらえたらありがたいが…冗談だ」 |
■▣■■☒■▮■ 「七。 」 |
それは沈黙している。 |
■▣■■☒■▮■ 「。 」 |
「それは、燃えて焦げて、溶けるような愛だった」 愛し愛され愛を焦がれても、灰になっては意味がない ウェズリィ=ガレリィは、首を横に振りました。 |
|
■▣■■☒■▮■ 「―――……―――……。」 |
シャラヴィス 「これは不味い…!」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
シャラヴィス 「これは不味い…!」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
意味のない言葉と囁き声。 |
シャラヴィス 「これは不味い…!」 |
シャラヴィス 「これは不味い…!」 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
シャラヴィス 「すまない、これ以上は無理そうだ……」 |
《苦しそうだな いいぞ》 |
エアリス 「そんな運命なのかな?」 |
《俺の期待に答えてくれ》 |
榊原 「油断出来ねえ事に変わりはねえ。」 |
アウエーレ 「このままいけば…あまり血を見ないままで、なんとかフィニッシュできそうね…」 |
エアリス 「うぅ、厳しいね。持ち直せるかな?」 |
《苦しそうだな いいぞ》 |
エアリス 「……これはちょっと困るかなぁ」 |
《俺の期待に答えてくれ》 |
榊原PT Chain 傷火炎Lv1(1) 治癒防護Lv1(2) 散感傷天光Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ORDER>>>【DEAD END】! Chain 斬払吸魔Lv1(1) 傷冥闇Lv1(2) 傷斬払Lv1(3) 貫傷冥闇Lv1(4) 列傷斬払Lv1(5) 傷冥闇Lv1(6) 傷心冥闇Lv1(7) |
2'nd chain!! |
エアリス 「まっくらやみの中に、ご招待。 悪いけど、拒否権はないよ」 |
6'th chain!! |
エアリス 「喰らい尽くされないように、気を付けてね。 私もそこまでは望んじゃあいないけど、 残念ながら制御が効かないんだ」 |
7'th chain!! |
エアリス 「痛いのは一瞬だけだからね、逃げないで欲しい」 |
『かなしいことが ありました』 『だれも おおくは かたりません』 『ただ』 『それをみたひとびとは くちをそろえていうのです』 『魔女をころせ 魔女をころせ 魔女をころせ』 |
《ああ この女も変え時か》 |
エアリス 「……これはちょっと困るかなぁ」 |
サンドレ 「……」 |
エアリス 「怖いね。あと半歩だったよ」 |
榊原PT Chain 傷火炎Lv1(1) 治癒防護Lv1(2) 散感傷天光Lv1(3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ORDER>>>【DEAD END】! Chain |
エアリス 「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
榊原 「好い加減疲れて来たんだがなァ。」 |
エアリス 「ここからどんどん差が開いてくはずだよ。」 |
アウエーレ 「さあ、鬼が出るか蛇がでるか…勝負よ! 」 |
ウェズリィ 「ウェズリィ=ガレリィは、ちょっとやる気を出しました」 |
ウェズリィ=ガレリィは読み上げます それは、燃えるようなある日の物語。 |
サンドレ 「そうか、立て直してくれるか」 |
榊原 「悪ィ。」 |
サンドレ 「この拘束具も何とかしてもらえたらありがたいが…冗談だ」 |
■▣■■☒■▮■ 「。 」 |
きみの血は、何色なのだろうね。 |
|
榊原 「動くなら動かなくなるまで殴るだけだ。」 |
エアリス 「感覚が、知覚が……動かない。ごめんね、一旦退くよ」 |
榊原 「……はは、なんだよ、できんじゃねーかよ俺。」 |
サンドレ 「…勝ちは勝ちだがな、別に拘束が解けるわけでもなし、と」 |
――――無言だ。 |
ウェズリィ=ガレリィは 勝利しました。
表情は変わりませんが、満足そうでしょう |
アウエーレ 「だって…これ…もう、虫の時より血を見なくちゃいけないんじゃないの?大丈夫?立てる?」 |
アルメリリ 「きゅう……」 |
エアリス 「わー、参った参った、勘弁してよ~!」 |
シャラヴィス 「なかなかやるな。私の負けだよ」 |