「………」 |
星の加護よ 星の加護を授けしものよ 《the pendulum of love and hate》 「―――私はハットマン、Mrs.オルドハットマン」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、<ruby><rb>わたしの名前</rb><rp>(</rp><rt>・・・・・・</rt><rp>)</rp></ruby>を」 |
ネムム 「……そろそろかな」 コルク 「そのようだ」 【ネムムとコルクはゆったりとした動作で相手に視線を向ける】 【それと同時に宝玉内に光の文様が一瞬流れた】 |
小さく羽ばたいた。 |
ザナ 「ここはどこなんすか?」 |
ドリス 「模擬戦とはいえ、手加減はしないからね!」 |
君に向けて手を振っただろう。 |
――――準備はできている。そう合図を送った。 |
「………」 |
Mrs.オルドハットマン 「……システム起動」 |
エアリス 「そっか、始めるんだね」 |
ガモリ 「誰ですか!?」 |
ネムム 「……準備終わり 」 コルク 「では始めるか」 |
ドリス 「道具効果発動!」 |
Mrs.オルドハットマン 「その程度で?」 |
テレジア 「――――大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 今日が終わってしまう前に、始めよう。」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
ネムム 「……こなかった 」 コルク 「(うまく捌けたか)」 |
エアリス 「カードには裏表があるんだ、そうだよね?」 奇術師がカードを構え、一振り。 いつの間にか、重なるように2枚目のカードが現れている。 |
コルク 「このカードの能力は俺の力に近いか」 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
Mrs.オルドハットマン 「あいたっ!」 |
■▣■■☒■▮■ 「…………。」 |
*おおっと* |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
ドリス 「地獄へ落ちな!」 |
■▣■■☒■▮■ 「…………。」 |
手札から一枚のカードを引き抜いた。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
Mrs.オルドハットマン 「始めましょう。さあ、あなたたちのかがやきを見せて!」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「吹けば飛ぶような命だからこそ、こまめな手入れが必要なんだ」 |
ガモリ 「サンキュー!」 |
「………」 |
「………」 |
ネムム 「……まだまだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。爽やかな味わい」 |
6'th chain!! |
エアリス 「まっくらやみの中に、ご招待。 残念ながら、拒否権はないんだ」 |
(お辞儀のアイコン
Show is over... |
「………」 |
夜行 Chain 傷火炎Lv1(1) 列傷投射Lv1(2) 列治癒活気Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain 傷疾風Lv1(1) |
君に一つ提案を出す。 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
ドリス 「どう料理してあげようか!」 |
君を見ている。 |
君を見ている。 |
文句は無い。 |
《スッ》 |
ドリス 「仕掛け時は……っと」 |
何か思うところがあるようだ。 |
「………」 |
エアリス 「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう。」 |
ネムム 「……場が温まってきた? 」 コルク 「溜めるか放つか、見極めなければ」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
エアリス 「ほ、骨が折れるよ、文字通り」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
ネムム 「……始まり」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。爽やかな味わい」 |
お断りだ。 |
4'th chain!! |
エアリス 「痛いのは一瞬だけだからね、逃げないで欲しい」 |
「………」 |
「………」 |
ネムム 「……たくさんの繋がり 」 コルク 「6連鎖目か」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。爽やかな味わい」 |
コルク 「……感謝する」 |
Over drive!! |
『かなしいことが ありました』 『だれも おおくは かたりません』 『ただ』 『それをみたひとびとは くちをそろえていうのです』 『魔女をころせ 魔女をころせ 魔女をころせ』 |
ステップ。 |
(お辞儀のアイコン
Show is over... |
「………」 |
夜行 Chain 遠傷投射Lv1(1) 治癒Lv1(2) 低下Lv1(3) 刳傷投射Lv1(4) 治癒Lv1(5) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain 列傷疾風Lv1(1) |
ネムム 「……始まり」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。濃厚な味わい」 |
コルク 「外したか」 |
嫌そうだ。 |
エアリス 「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「………」 |
ネムム 「……まだまだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。濃厚な味わい」 |
ネムム 「……一息 」 コルク 「うまく繋げたか?」 |
ふわり。 |
夜行 Chain 遠傷投射Lv1(1) 治癒Lv1(2) 低下Lv1(3) 刳傷投射Lv1(4) 治癒Lv1(5) 列刳傷投射Lv1(6) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain 治癒Lv1(1) 列傷冥闇Lv1(2) 傷氷水Lv1(3) |
Mrs.オルドハットマン 「あいたっ!」 |
ドリス 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
ドリス 「そんなところにいたんだねバイキン!消えなよ!」 |
ドリス 「あらら?当たりどころが悪かったかな?」 |
ドリス 「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」 |
ドリス 「なるほど、そこが弱点ってことね!」 |
「………」 |
”私達は息を吸い そして吐く 主が支えてくださるから” |
君を見ている。 |
ドリス 「さっさといっちゃいなよ!」 |
ドリス 「血を吹いて死にな!」 |
エアリス 「痛たっ……その、そういうのは勘弁してほしい……かな!」 |
”私達は息を吸い そして吐く 主が支えてくださるから” |
ドリス 「それそれ!一気に攻めたげるよ!」 |
ドリス 「どーん!」 |
エアリス 「あたた、予想外の方向から来たね」 |
ガモリ 「よし来た!」 |
「………」 |
「………」 |
嫌そうだ。 |
ネムム 「……まだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。鮮やか甘酸っぱい」 |
「………」 |
エアリス 「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
ガモリ 「よしっ」 |
ガモリ 「終わりっ!」 |
きみの血は、何色なのだろうね。 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
エアリス 「むぁー、今のうちに笑っておくがいいさ!!……秘策なんかないけどね!」 |
一瞥する。 |
ネムム 「……わ 」 コルク 「(その装束とは相性が悪いか)」 |
翼を広げた。 |
ドリス 「助かるよ~」 |
君を見ている。 |
ネムム 「……始まり」 |
「………」 |
「………」 |
お断りだ。 |
「………」 |
飛び散って消えた。そしてまた、別の場所にいる。 |
ネムム 「……繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。宝石の輝き」 |
ネムム 「……良い流れ 」 |
「………」 |
「………」 |
ネムム 「……まだまだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。魅惑の香り」 |
コルク 「ちょうどいい位置だ」 |
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ネムム 「……一息 」 コルク 「うまく繋げたか?」 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
エアリス 「痛たっ……その、そういうのは勘弁してほしい……かな!」 |
ガモリ 「速っ!?」 |
ふわり。 |
ドリス 「致命傷にならないうちにね」 |
エアリス 「怖いね。あと半歩だったよ」 |
エアリス 「きみは運が悪かった、ごめんね」 |
ドリス 「そろそろ殺す」 |
君に意見を述べる。 |
「………」 |
エアリス 「ここからどんどん差が開いてくはずだよ。」 |
コルク 「相手の動きは大分分かってきたな 」 ネムム 「……うん」 |
■▣■■☒■▮■ 「。 」 |
ネムム 「……わ 」 |
ドリス 「痛い……この痛みは100倍にして返してやるわよ!」 |
ドリス 「狙うは脳天!おののけー!」 |
ドリス 「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」 |
エアリス 「ほ、骨が折れるよ、文字通り」 |
ドリス 「なるほど、そこが弱点ってことね!」 |
エアリス 「ほ、骨が折れるよ、文字通り」 |
エアリス 「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
歪んでいる。 |
「………」 |
「………」 |
ドリス 「てめぇどうやら早死したいらしいわね!!」 |
歪んでいる。 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
咳き込んでいる。 |
エアリス 「おお、おお、怖いねぇ」 エアリス 「ふふふ…… 正直ヤバいです。」 |
ネムム 「……ちょっとあぶない? 」 コルク 「さてどうなるか……」 |
■▣■■☒■▮■ 「…………。」 |
ガモリ 「速っ!?」 |
ふわり。 |
ドリス 「私にはよーく見えてるよ」 |
君を見ている。 |
「………」 |
ふわり。 |
君を見ている。 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
コルク 「(際どいが退く準備はしておこう)」 |
エアリス 「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
コルク 「外したか」 |
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歪んでいる。 |
歪んでいる。 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
それで…… 彼は 君の目に訴えかけただろう。 |
エアリス 「あはは、もう、体が動かないや。」 |
「………」 |
ガモリへの重圧が増加した! |
ネムム 「……また後で 」 コルク 「無理せず休んでおけ」 |
「………」 |
「………」 |
ガモリ 「よしっ」 |
ガモリ 「ふぅ」 |
ドリス 「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
ドリス 「あはは!もうちょっと耐えてみせてよね!」 |
「………」 |
ガモリへの重圧が増加した! |
ネムム 「……また後で 」 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
残光だけが残りし戦場の星! |
ドリス 「痛い?痛いでしょ?」 |
ガモリ 「グエッ」 |
ガモリ 「グエッ」 |
ふわり。 |
彼は皮肉を込めて何かを呟いた。 |
ユハル 「……。…………」 |
ザナ 「……ちょっと待ってくださいよ、なんでこんな……」 |
ドリス 「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」 |
あまり気にしていない様子でいる。 |
ドリス 「あらら?当たりどころが悪かったかな?」 |
ネムム 「……乱れた 」 |
ネムム 「……眠くなってきた 」 コルク 「ここまでか」 |
ガモリへの重圧が増加した! |
ガモリ 「グエッ」 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
一瞬、装具が剥がれ落ちる。咳込んで、静かに相手を睨みつけた。 |
《スッ》 |
ガモリ 「お、いい感じ?」 |
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ドリス 「何よ、その妙ちくりんな動きは!?」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
ドリス 「そろそろ終わりにしたいんだけどなぁ」 |
Mrs.オルドハットマン 「あいたっ!」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
ガモリ 「グエッ」 |
夜行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
アリス 「――――……あ、……――――……。」 |
ユハル 「……。…………」 |
ザナ 「……ちょっと待ってくださいよ、なんでこんな……」 |
ドリス 「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」 |
ドリス 「痛い?痛いでしょ?」 |
Mrs.オルドハットマン 「あいたっ!」 |
ドリス 「こ、この流れはやばい気がしてきたんだけど……」 |
Mrs.オルドハットマン 「あいたっ!」 |
夜行 Chain | ||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
ガモリ 「アベボーッ!!!」 |
ユハル 「…………」 |
ザナ 「……俺達はなんで戦わせられてるんっすか?開拓しに来たんじゃなかったんすか?」 |
ドリス 「最初から結末はわかりきっていたのに」 |
彗星 「 … 」 |
――――足元をふらついている猫を抱き上げた。 |
「………」 |
Mrs.オルドハットマン 「傷つかないで」 |
エアリス 「わー、参った参った、勘弁してよ~!」 |
気まずそうな顔をしながら後退り、退散した。 |
コルク 「してやられたな 」 ネムム 「……少し休まないと」 |