天藍花 「……こ、こんばんは。アレルお兄様」 寝そべっている少年を見つけ、遠慮がちに声を掛ける。」 |
アレル 「ん……あぁテンか、こんばんは。そか、今度はテンが会いに来てくれるっつってたけどホントに来てくれたんだな、お兄様は嬉しいぞー (仰向けに寝たまま声のした方向へと頭を向けた)」 |
天藍花 「この前、約束しましたから。ちょうど歩いてたらアレルお兄様を見つけたので……テン、隣に座っても大丈夫でしょうか」 寝そべったままの少年に目線を合わせるように、少しだけ前屈みになる。どことなく、嬉しそうな表情だ。」 |
アレル 「そういや決まった場所に居る訳じゃないし見つけて貰えたのは運も良かったんかな。座るのは隣でも正面でも好きにすりゃ良いさ。 (そう言った後に何か思いついた様な顔で上半身を起こした)」 アレル 「テンの服って汚れ目立ちそうな色してっからなー、ほれ、良けりゃこの上座っていいぞ? (サッと上着を脱ぐと自分の隣の地面に敷いた)」 |
天藍花 「アレルお兄様か、ちょっと不安だったんですけど……でも、そうかなって思ったんです。声を掛けるの、どきどきしましたけど、アレルお兄様だったからよかったです。また、会えてうれしいです」 隣と正面、どっちがいいのだろう。そう考えている間に、少年の行動を見て驚いた表情を見せた。」 |
天藍花 「だ、大丈夫ですよ。汚れたら洗えばいいだけですし、それに、上着を脱いだらアレルお兄様が寒いですから。……最近、夜はもう冷えますし」 地面に敷かれた上着を持ち上げ、軽く埃を叩いてから少年に渡す。 「風邪、引いたら大変です。お熱が出たらもっと大変です。テン、怪我は治せますけど病気は治せませんから」 |
アレル 「ははは、人違いしておたおたしてるテンはちょっと見てみたい気もするけどな。俺も会えて嬉しいよ、開拓で怪我をしたりとかも無さそうだしな。」 アレル 「俺からしたらその理由だと冷えた地面に女の子を座らせるのはなーって思うんだがなぁ……ま、テンの性格考えりゃこうなるか。 (座らせるなら大分粘らないとダメそうな気がしたので諦め上着を受け取り羽織り直した) あー、でも風邪になったらなったで世の男子憧れの美少女からの看病チャンスだったかねぇ (などと言いながら冗談っぽく笑っている)」 |
天藍花 「怪我はしてないです。……アレルお兄様も変わりなく、お元気そうでよかったです」 上着を返したところで、ゆっくりと隣に腰掛けた。」 |
天藍花 「憧れの、美少女……?」 不思議そうに首を傾げてから、辺りをきょろきょろと見渡す。 「風邪、引いたら大変です。ヒトは病気になると大変だって聞きました。アレルお兄様が元気じゃないと、テンもかなしいです」」 |
天藍花 「アレルお兄様、今日もテンとお話してもらえますか? テン、アレルお兄様とお話したいことがあるのです。お時間もらえたら、うれしいです」 アレルに向き直り、いつものようにお願いをするだろう。」 |
アレル 「何でそこで周囲を探すんだ……テンは美少女だぞ?少なくとも俺の中じゃ間違いなくな。風邪はまぁ気をつけるよ、開拓中に風邪引いて寝込むわけにもいかねーしなー。」 アレル 「全然構わないぞ、テンと話すのはここでの貴重な楽しみだし時間くらい幾らでもーってな。んで話したいことってのは? (そう言い微笑みつつ少し体をそちら側に向けた)」 |
天藍花 「美少女……テン、スノーホワイトやオデット姫みたいに、白い肌じゃないです。うつくしいものと、ほど遠い場所にいると思うのですが」 そこで言葉を止めて、恥ずかしそうに両の袖で顔を隠した。 「で、でも……あの、アレルお兄様にそう言って貰えるのは、う、うれしい、です。あ、ありがとうございます……」 消え入りそうな声で、それでもどうにか、お礼の言葉を少年に伝える。赤くなった頬を隠し、視線を合わせないようにしながら。」 |
天藍花 「寝込んだら、大変です。テン、お粥作りますね」 少年が寝込むことが前提になっているのか、焦った様子だ。しかし話が出来ると分かれば、途端に表情が柔らかくなる。 「あ、ありがとうございます。あの、アレルお兄様はクジラという生き物をご存知ですか? 海を泳ぐ、とても大きな生物だと聞きました。もし知っていたら、テン、どれくらい大きいのか知りたいです」 |
アレル 「俺は一概に白けりゃ良いってものじゃないと思うがねー、褐色肌だって美しいって思える姿の人も居るし顔の作りだって大事だろ。テンはどこをとっても高得点だって俺が保証するさ。 (照れている様な仕草に満足そうに笑っている)」 アレル 「テンは料理出来るんだな、お粥かー……最後に食ったのどれ位前だったかな。 (記憶を探るように目を閉じ少しだけ俯いた) あ、えーとクジラか?知ってるっちゃ知ってるけどクジラにも色々種類があるからなー、細かくは覚えてねーけどデカイのなら確か30M位有った気がするし小型のなら数Mってとこだったっけかな…?」 |
天藍花 「あ、あう……う、嬉しいですけど、その。は、恥ずかしいです、アレルお兄様……」 余程恥ずかしかったのか両袖で顔を覆う始末。耳まで赤くなっているのか、中々顔を上げようとはしない。どうやら褒められることにあまり慣れていないようだ。」 |
天藍花 「料理、そこまで本格的なものは作れませんけど……でも、つくるのは好きです。アレルお兄様は料理はされるのですか? クジラは、大きいのはさんじゅう、メートル……」 少年の言葉を聞いて首を傾げて考えてみる。暫し考えてみるものの想像がつかず、困った表情を見せた。」 |
天藍花 「とっても大きいのは分かるのですが……あ、あの樹。此処から、あの樹までの距離くらいでしょうか?」 少女が指さした先には丘の上に並ぶイトスギ。 此処からだと数十メートルは離れていそうだ。既に空は暗く、イトスギの近くでは一番星が煌々と光っている。」 |
アレル 「いやぁここまで見事に真っ赤になるとはなぁ……もうちょい言っててみたいがこの辺りで一旦やめとくかね。 (少し意地の悪い笑みを浮かべて真っ赤になっている耳を見ていた)」 アレル 「俺は料理は…そこそこかねぇ?家じゃ一人の時が殆どだし自炊やらは最低限覚えたからなー。面倒くさいとその辺で出来合いの惣菜買っちまうけど。」 アレル 「うーん……そうだな、個体差も有るだろうけれど大体それ位の大きさかねぇ。テン位だったら一口でパクっと行けちまうサイズだな。お、星良く見えるな…やっぱあんま人の手が入ってないからから明かりも少ないのと空気が綺麗なんかねぇ。 (イトスギの上で光る星を見上げている)」 |
天藍花 「か、からかうのは、だめです。アレルお兄様、いじわるしたら嫌です……恥ずかしくて、テン倒れてしまいます」 ちらりと視線を少年に向けつつ、また袖で顔を隠してしまう。これ以上は言葉通り、羞恥で倒れてしまうかもしれない。」 |
天藍花 「お惣菜……コロッケとか、唐揚げというものでしょうか? あの、きつね色でふわふわサクサクしたの、市場の露店で見たことがあります。いい匂いがしました。 テン、普段はお外にあまり出ないので……アレルお兄様は、そういう市場にはよく行かれるのですか? 食べ物や珍しいものが沢山あるって聞きました」 |
天藍花 「ひ、一口……」 顔が真っ青になり、わたわたと怯え出す。 「クジラは、そんなにこわいですか。……テン、アレルお兄様と一緒にクジラを見てみたかったのですが」 困ったように口許に手を添え、俯く。 「テンの世界では、海の生き物はとても珍しいんです。クジラは幸運や幸福の象徴って聞いたので、アレルお兄様に幸せがいっぱい訪れて欲しいので、クジラを見てみたいって思ったのです。でも、そんなに怖いんですね……そうですか……」 |
天藍花 「お星様、きれいです。宵の明星……夕星、ですね」 少年と同じようにイトスギの先にある一番星を眺めた。 「…………あ、あの。アレルお兄様」 遠慮がちに、少女は少年の袖をちょん、と引っ張った。」 |
アレル 「ははは、まだ話し初めたばかりだし倒れられたら困っちまうな。 あー唐揚げは結構買ってたなぁ。市場とはちょっと違うか、食料品から雑貨まで纏めて扱ってる店がそこら中にあるんだよ。そこで良く買うんだけど……市場で出来たて買うのに比べたらあんま旨くないんだよなぁ、量産品…安く多くの代わりに質もまぁ低めが大体だし。」 アレル 「あー……冗談冗談、クジラに食われたとか聞いた事無いし怖くねーよ、平気平気。 (そういえば真に受けるタイプだったなと手を横にパタパタさせつつフォローしようとしている) そうだなー、俺もテンは幸せでいて欲しいし一緒に見てみてーな……うちのとこ来れれば海の生き物がいっぱい展示されてる施設とかもあんだけどなー。」 アレル 「夕星っつーのか、星は星座がちょこっと解る程度だからなぁ……ん、どした? (袖を引っ張られると星からそちらの顔へと視線を移した)」 |
天藍花 「アレルお兄様の世界は、ものが沢山溢れてるのでしょうか。少し、羨ましいです。 海の生き物、いっぱい……」 きらきらと目を輝かせる。」 |
天藍花 「すごいです。もしかして、ペンギンや、ウミガメもいるのでしょうか? あと珊瑚でしたっけ……すごいです。テンの世界は、まだ海はずっと嵐のように荒れていて、いつか静かな海になるだろうとは聞いているのですが。きっとアレルお兄様の世界は、海も綺麗なのでしょうね」 |
天藍花 「あ、あの……テン、この前はじめて焼き菓子を作って……それで、その」 透明の袋に入ったマフィンを、そっと少年に差し出した。薄紫のリボンがくるりと巻かれ、プレゼント用にラッピングされている。 「アレルお兄様に、食べて貰いたくて……いつも、沢山お話してくださるので。お礼、です」」 |
アレル 「物は豊かな方だろうなー、国によっては不足気味の所も有るけど俺が暮らしてる所はかなり色んな物が有る方じゃねーかな。」 アレル 「ウミガメでもアザラシでも大体いるぞー、ペンギンが芸をするショーとかもやってるな。海の深い所にしか居ない深海魚とかも展示してあるとこもあるしな。海は…ピンキリだなぁ、綺麗な場所は水が透明で海の底まで見えてるな……もし遊びに来れるんなら案内くらいしてやれっけど。」 アレル 「礼って…こっちだって楽しんでるんだし気にしねーで良いのに。でもまぁ、気持ちは嬉しいしありがたく貰っとこうかな……あー、ありがとな。 (差し出された包みを受け取り礼を言う、照れているのか少しそちらとズレた方角を向いている)」 |
天藍花 「ペンギンが芸をするのですか? すごいです……ペンギンは、とても頭がいいのですね。海の底が見えるなんて素敵です。テン、海も見たことがないので……アレルお兄様の世界に行けたら、一緒に海を見てみたいです」 見たことがないものに憧れが強いのか、少しだけ興奮した様子で両手をぱたぱたと動かす。」 |
天藍花 「アレルお兄様とお話していると、テンもいっぱい夢を見てしまいます。夢が広がる……という言い方の方が正しいのでしょうか。アレルお兄様は、テンの知らない世界を教えてくださるのですね」 |
天藍花 「気持ちは、言葉や態度でちゃんと示さないと伝わらないって。あるじ様に教わりました。テン、いつもアレルお兄様とお話できて嬉しいです。ありがとうの気持ちも伝えたかったのです。お、美味しいかは分かりませんけど、でも、一生懸命作りました」 背筋をしゃんと伸ばして、少年に向き直る。 」 |
アレル 「ペンギン以外にも芸させてるのもあったっけかな……あ、海見たことねーのか、それならいつか見せてやりたいもんだな。ただ俺は世界の移動とかさっぱりだから自由に行ったり来たり出来るのか分からんけど。 (自力でどうにか出来無さそうな事柄故か溜息を零した)」 アレル 「そか……それなら夢見るだけじゃなくて叶うようにしてやりたいし何かして欲しい事とか頼み事とか、何かあったら何でも遠慮なく言ってくれな?」 アレル 「主さん良い教育してるな。俺もテンと話せるの嬉しいし足運んでくれたのもありがとうな。あ、これ今食べちまっても良いのか? (食べてみたいのか時々チラっとマフィンの方へ視線が向いている) 」 |
天藍花 「世界移動……テンも、方法は知りません。でも、あるじ様なら分かるかもです。今度お手紙書く時に、それとなく聞いてみます。アレルお兄様の世界、テンも見てみたいです。海も、ペンギンの芸も、見てみたいです」 ため息をこぼした少年に向けて、両手を上げて握りこぶしを作る。頑張る、と言わんばかりの所作だ。」 |
天藍花 「テン、願い事は……何もない、です。こうして、アレルお兄様と会えて、お話できて、テンは幸せ者です。これ以上望むことはとても贅沢なことです」 欲しいものは何もないと、少女は微笑んだ。元々欲がないのか――とは言え、探求心や好奇心は誰よりも強そうではあるが。」 |
天藍花 「え、あ、は、はいっ。だ、大丈夫、です。ど、どうぞ、め、召し上がってくださいっ」 緊張した面持ちで、どうぞどうぞと手を忙しなく動かす。」 |
アレル 「そうだなー、海以外にも綺麗なのや面白い物もあるからなぁ。連れ回して見せたらテンは良い反応してくれそうだな。……てかこっから主さんとこって手紙届けられるのか。 (そういった事が出来ると思っていなかったのか以外そうな顔をした)」 アレル 「欲がねーな、俺なんかやりたい事も欲しい物も幾らでもあるってのに。でもまぁテンらしいっちゃらしいか。」 アレル 「ん、じゃあ遠慮なく。しっかし女の子から手作りお菓子とかここに来る前は縁の無いモンだと思ってたがなぁ……と、いただきますっと。 (丁重にラッピングを解くとマフィンを一口分千切り口へと運ぶ。緊張している様子が面白くゆっくり咀嚼しながらふむ……これは……等と感想を言うのを勿体ぶっている)」 |
天藍花 「あ、はい。手紙は届きます。ボトルメッセージ……というのでしょうか。瓶に手紙を入れて川や泉に流すと、そのうちお返事が返ってくるので……あ、でも、あるじ様が『魔法使い』だからかもしれないです。この前テンのいる座標を上手く合わせておくよって言ってました」 説明しつつも、本人はあまり分かっていない様子だ。身ぶり手振りで説明をするものの、伝え聞いたことをそのまま言葉にしているだけに過ぎない。」 |
天藍花 「アレルお兄様のやりたいことや、欲しいものって何ですか? テン、お手伝いします。欲しいものも、一緒に探します」 少年の望みが気になったのだろう。胸に両手を置いて、にこりと微笑んだ。」 |
天藍花 「…………。でも、アレルお兄様はもてそうだから、女の子からのプレゼントをいっぱい貰ってそうだって。あるじ様が手紙で言ってました。 テン、もてるの意味がまだ全然理解できてないですけど、アレルお兄様は優しいので、女の子もきっとうれしい気持ちになると思います。 ……あ、あの。お、美味しくないですよね、やっぱり」 そうして少年の様子を、不安そうに見つめた。」 |
アレル 「それは俺が真似ても絶対に俺ん家に届いたりはしねーなぁ…魔法便利だなー。薄々そんな気はしてたけど主さんは魔法使いか……。」 アレル 「あぁ、俺の欲しい物はうちの世界に無い便利な道具とか、あと俗っぽいけど金だよ。金じゃどうにもならない事もあるとか良く聞くけど逆に言やそれ以外は大体金が有ればなんとかなるしなー。やりたい事は……魔法とかそれに近しいのを覚えられるなら覚えてみてーなーって。うちの所じゃ表向き存在しないやつだから、ちょっと憧れるっつーか。 (憧れるものを語るというのが少し気恥ずかしいのか指先で頬を掻いたりしている)」 アレル 「いや、全然だぞ?てかあんま女子と話したりもしてねーし……って何、俺の事も手紙に書いてるのか……主さんに心配されたりしてないか? (悪い虫がついたみたいに思われてるのでは、と苦笑いだ) ん~~……んまい。ちょっと焦らしたのは意地悪だったか、ちゃんと美味しかったから大丈夫だぞ。ほれ (飲み込むとニッと笑ってそう言い、再び一口サイズ千切るとテンの口元へと差し出してみた)」 |
天藍花 「「お金……」 何かを考えるように、視線を上へと向けた。 「テン、お金は無理ですけど……金銀や、水晶とか……きらきらした石は、出せます」 両手で掬うように、少年に向けて手を差し出せば――湯水が湧くように、砂金や宝石、真珠が溢れ出した。 」 天藍花 「「魔法、は難しいです。テンも全然覚えられなくて……あ、でも。あるじ様なら、魔法の道具は作れると思うので、手紙で聞いてみます」 そのまま両手を差し出し、キラキラと輝く石や宝石を少年に渡そうとする。妖術でも幻でもなく、質量もある本物の鉱物だ。 」 天藍花 「「あるじ様、友達出来て良かったねって言ってくれました。心配は、あんまりされてないです。 …………?」 一口サイズを差し出されれば、不思議そうに首を傾げて見せる。良く分かっていないのか、マフィンと少年を交互に見ていた。」 |
アレル 「うおお!?いやいや金以上に凄い物出てるじゃねーか!え、何これ……どうやって出してんだ? (今までで一番驚いた表情で出てきた宝石や真珠を見ている)」 アレル 「魔法苦手ってこないだお茶を浮かせてたのや今のコレって魔法じゃねーのか…?って待て待て、サラッと今出したそれを渡そうとすんなよ!?気持ちは有り難いし物も欲しいけどそういうんはダメだ、多分なんかダメだ。 (目の前の少女から金品を貰うというのは流石に抵抗があるのか片手と首を振っている)」 アレル 「……テンを信用してるのか主さんも呑気なのか、今の見てっとこのテンを送り出したって思うと後者な気がしてくんなー……。あー、これはあれだ、美味しくないか不安ならテンも食べてみたら良いんじゃねって、口開けてみ? (マフィンをもう少しそちらに寄せて口にちょんと触れさせてみる) 」 |
天藍花 「きらきらしたもの、アレルお兄様要らない、ですか? 分かりました、じゃあしまいます」 少年が断ったので素直に従う。手を引っ込めれば、宝石や鉱物は一瞬にして消え去った。」 天藍花 「……? テンのは、魔法じゃないです。えっと、魔法は魔力を使います。でもテン、魔力はないので……こうしたいって思うと、できるだけです。お茶も、ティーカップも、そうやって出てきます」 辿々しい説明の後で、味見ということに漸く気付けたのだろう。素直に少年の手から、そのまま口の中に入れてもぐもぐと食べる。」 |
アレル 「ん、そうしてくれ。流石に俺でも友達から無償で金を貰うのは罪悪感あるしな……つかもしかしてお茶や金目の物以外にも自由に出せるのか……。 (マジか……と呟くと額に手を当てて天を仰いだ)」 アレル 「テン、もしかしたら主さんに言われてっかもだけど、お茶位なら良いけど金になりそうな物や貴重な物を出したり出来るっての、本当信用できるなって思った奴以外にはあんま言わないようにな?テンを捕まえてずーっとその力使わせようとする奴とかぜってー居るからな…? (珍しく真面目な顔でテンの目をじっと見ながらそう忠告をした)」 |
天藍花 「とても大きいものや、見たことないものは出せないです。あと、生き物も難しいです。簡単なのだと、水やさっきみたいな鉱物……お茶やテーブルクロス、出せます」 他には何が出せただろうと、考えながら喋っている様子だ。少年の様子を不安そうに見ながら、その忠告に両目をぱちぱちと瞬いた。 」 天藍花 「テン、大丈夫ですよ」 そう言い、少年に体を近付けた。 「アレルお兄様のこと、信じてますから。此処に来て、テンの力を見せたのはアレルお兄様がはじめてです。アレルお兄様なら、見せても大丈夫だって思いました 」 天藍花 「……テン、怖い人も悪い人も、おばけも苦手です。危ないこと、自分からはしません。 でも、アレルお兄様が喜んでくれることなら、テンは何かしたいって思ったんです。……ごめんなさい、不気味ですよね。こんな力、」 俯いて、申し訳ないといった様子で謝る。」 |
アレル 「何でも無制限って訳じゃないんだな……それでもウチの所の裏程度じゃお目にかかれないレア能力っぷりだなー。」 アレル 「それなら良いんだ。テンが危ない目に遭わないかちょっと心配だったけどちゃんとしっかりしてるみたいだし。 (近付いてくるのには慣れてきた様だがその後の言葉に慌て始めた)」 アレル 「あ、いや、謝んなって。善意はちゃんと伝わってたし気持ちは嬉しかったからな?その力も凄いなとは思うけど全然気味悪いとかはねーからそんな顔すんなって。それと信用してくれてんの、あんがとな。 (言葉はやめに狼狽えてどうしたものかと思いとりあえず撫でてみる事にした) 」 |
天藍花 「テンは神様ではないので、何でもは出来ません。死んだ人や生き物を生き返らせることも出来ません、病気も治すのは難しいです。あと、誰かを呪うことや傷付けることは、できないです。 …………裏?」 少年の言葉を不思議そうに聞き返す。何かをひっくり返すのだろうか、といった風に首を傾げた。 」 天藍花 「危ないこと、しちゃだめって言われてます。だから、テンしないです。テン、いい子にしてないとまたおばけに連れていかれます。……もう、あそこには戻りたくない、です」 何かを思い出したのか、小さく震え出す。俯いたまま「怖いのはいやです……」と弱々しく呟いた。 しかし少年に頭を撫でられると、一瞬驚いて肩を震わせたが、すぐに肩の力が抜ける。 」 天藍花 「……アレルお兄様の手、あったかくて優しいです。テン、アレルお兄様に頭を撫でられるとうれしくて、胸がぽかぽかの気持ちでいっぱいになります」 漸く顔を上げ、少年をじいっと見つめた。言葉通り嬉しそうに笑い、自分の胸に手を添えた。 「ありがとうございます、アレルお兄様。テン、アレルお兄様のおてて、あったかくてだいすきです」 |
アレル 「それもそうだな……何でも出来るんだったら青い花も態々探さなくて良くなっちまうし。んー、うちの所は魔法とか不思議な力は一般的に実在してないって認識でなー。でも実は知られてないだけで本当少数だけどそういうのも有るんだよ、そういう普通の人が知ったり関わったりしないのを裏って呼んでんだ。 (話しながら優しく頭を撫で続けている)」 アレル 「おばけに連れてかれた事あんのか……よしよし、テンは良い子だから連れてかれないし、もしおばけが来たら俺んとこに逃げてきていいからなー。」 アレル 「ははは、こんな手で良いなら幾らでも撫でてやるさ。俺もテンを撫でてると和むしよ。しかしお兄様か……実際にテンみたいな妹がウチに居たら俺めちゃくちゃ甘やかしてそうな気がするなぁ…。 (手触りに満足そうな顔をしながら髪を梳く様にしながら撫でている)」 |
天藍花 「そう、なんですね。テン、何かをひっくり返すのかと思っちゃいました……」 恥ずかしそうに袖で顔を隠す。どうやら恥ずかしくなると出てしまう癖らしい。 「アレルお兄様の世界にも、魔法があるって聞いて、少しほっとしました。……不気味な力だって思われたら、不安だったのです」 」 天藍花 「……ありがとうございます。テン、ちゃんといい子にしてます。でも、またおばけが来たら……アレルお兄様のところに、逃げます。アレルお兄様はテンのこと、助けてくれるでしょうか……? 」 天藍花 「アレルお兄様、和みます? よかった……テン嬉しいです」 気持ち良さそうに表情を緩め、微笑んだ。 「アレルお兄様は、ごきょうだいはいるのですか?」 妹と聞いて、少年に兄弟がいるのだと思ったのだろう。いつの間にやら、ちょこんと少年のとなりに座っている。」 |
アレル 「とは言ってもどんな魔法が有るのかとか詳しい事は解らないんだけどな、殆ど遭遇した事ねーし……あと不気味とかより自分が使えない分憧れや羨ましいって気持ちが強いな。」 アレル 「勿論助けてやるさ……って言いたいがお化けって物理的に倒せんのか…?ま、無理だったらテン抱えて全力で走ってみっか、軽そうだしなー。 (頭から足先まで視線を動かし眺め、ちゃんと3食食ってるか?と笑いかけた)」 アレル 「めっちゃ和むぞ?テンは見た目良し、性格良し、撫で心地良しだからな。 うんにゃ、所謂一人っ子ってやつだぜ。テンと話してると何かしら居ても悪くなかったかなとも思えてくるけどな。 (数度頭をぽふぽふとすると撫でていた手を下ろした)」 |
天藍花 「羨ましい……それも、初めて言われました。あ、ありがとうございます。少し、ほっとしました」 」 天藍花 「テン、食事というものをあまりしないです。食欲……というものがなくて、疲れたら眠ると回復します。味覚はありますけど、そこまで、味に頓着しないので……味付けが下手な時、あります。なので、マフィンも美味しいのかどうか、不安でした」 軽そうと言われれば、「あんまり重くはないです」と苦笑して付け加えた。 」 天藍花 「アレルお兄様、面倒見いいですし、やさしいですし……それに、テンのこと、よく見てくれます。テンの気づかないことまで気付いてくださるので、ご兄弟がいるのかなってずっと思ってました」 少年の手を見つめ、柔らかく微笑む。……最初の頃よりも、大分笑うようになったことだろう。 」 天藍花 「あ、あのアレルお兄様。テンも、あの、その……」 そうして、少しだけ困ったような戸惑ったような表情を見せた後で――両目をぎゅうっと瞑ったまま、少年の手に両手をそろりそろりと伸ばす。 握手を求めるかのような、はたまた少年の手を握るかのような、そんな動きだ。」 |
アレル 「寝れば大丈夫ってまた燃費良いな……でも味覚が有るのか、それなら普段から美味いもん食べるようにする方が人生楽しめそうかなって思うけどな。美味いもん食べてる時って幸せだしな、さっきのマフィンとか。」 アレル 「面倒見いいなぁ……もしそうだとしてもテンに特別そうなだけで、普段は当り障り無い会話してんだけどな。つかウチだと男兄弟居てもお互いあんま干渉しない感じになってそうな気がするわ。 (微笑みにつられて頬が緩む、初めに会った時は意識して表情を変えていたが今は大分自然だ)」 アレル 「ん、どした?何かあるなら遠慮なく言ってくれて良いぜ…? (手を握りたいのかなと思うがこの歯切れの悪さは何だろう、と小首をかしげながら自分からも手を近づけてみた)」 |
天藍花 「……え、と。ぎゅうってして、いいでしょうか」 言い終わらない内に、近付いてきた少年の手を両手でぎゅう、と包み込んだ。握手というよりも、少年の手に縋るような所作で。 」 天藍花 「テンも、自分から何かしてみたいって思って……でも、アレルお兄様の頭を撫でるのは失礼ですから。……ぎゅうって、したくて、その、あの」 少年の手を握ったまま、辿々しく説明をする。力はまるで入っていなく、少しでも腕を動かせばするりと抜けてしまうだろう。 」 天藍花 「……アレルお兄様を、ぎゅうってしたいです。お手てだけじゃなくて、えっと……抱っこみたいなの、です。アレルお兄様、ぎゅうってしてもいいですか?」 少年をじいっと見つめ、無茶な要求をしてくるが――冗談ではなく、本気のようだ。」 |
アレル 「別に頭も撫でたいなら撫でても構わないんだけどな、あーでも他に人が居る所だったらちょいと恥ずいから人居ない時だと助かるけど。んでぎゅうっとしたい、か… (数秒考えるような素振りを見せると腕を引いて手を抜け出させた)」 アレル 「テンらしいっちゃらしいしたい事だな…うし、好きなだけ来るが良い。 (初めの頃なら何かしら理由つけてストップかけてたんだがなぁ、と心境の変化にくすりと笑って。体全体をそちらへと向き直すと両腕を広げてテンを待ってみる)」 |
天藍花 「あ、じゃ、じゃあ、今度は頭を撫でるのもしてみたいです。でも、でも今日はアレルお兄様のこと、ぎゅうってしたいので……」 両腕を広げた少年と真向かいになり、少しだけ緊張した面持ちで正座をする。背筋を一度伸ばしてから「お、お言葉に甘えて失礼します」と両腕を伸ばした。 」 喩えるなら、それは猫が膝の上で丸くなるようなもので。両腕を少年の背に回すことはせず、胸の中に埋もれるようにして、少年との距離を縮めていた。 ちゃっかり少年の膝の上に乗って、嬉しそうに少年の胸元に頬擦りをしている。 天藍花 「……アレルお兄様、とてもあったかいです。テン、ぎゅうってできて嬉しいです」 抱擁と呼ぶには心許なく、ただアレルの胸を借りているようなものだが。 それでも少女は嬉しいのか、少年の上着をしっかりと握って離さないでいる。」 |
アレル 「ん……はは、やっぱ軽いなー、見た目通りではあるけどよ。もう何でもしたいが事ありゃ言ってみりゃいいさ。…徐々に自分が緩んできてる気がするけどまぁこれはこれで良いかって気もしてきたしな。 (膝に乗られると今まで以上に近い距離感に動きや目線がやや戸惑い気味に。広げた手は遠慮がちにだがテンの背を撫でてみることにした)」 アレル 「……テンはさ、こないだ2歳位だって言ってたろ?流石に精神がまんま2才児って訳じゃないだろうけど、主さん所から離れて一人で遠くに来ててさ……寂しくねーのか? (上着を握って擦り寄っているのを見て何となしにそんな質問が口から出ていた)」 |
天藍花 「アレルお兄様、緩んでるのですか……? えっと、テンどこか締めた方がいいですか」 締めると言っても何をすればいいのやら。おろおろしながら、ぺたぺたと少年に触れる。 「テン、重くないですか? それならいいのですが……」 背中を撫でられれば、くすぐったそうにしながらも嬉しそうに表情を緩めた。 」 天藍花 「テン、本当はすこし寂しい、です。でも、今はこうしてアレルお兄様とお話出来て、一緒に過ごせて、今日はぎゅうってして貰えたから……そこまで、寂しくないです。テンは大丈夫です。 ……アレルお兄様は、寂しくないですか?」 顔を上げ、少年の紫色の瞳をじいっと見つめた。少しだけ、心配な様子で。」 |
アレル 「いやいやそういう締めるじゃねーから、しかも人体で締めるってどこだ…首か?そうじゃなくて気持ちの方な、気が緩むってやつとかだよ。 (何時も通りのやり取りとぺたぺたと触られている事に苦笑している) 一応これでも鍛えてるからな、テンが倍くらい重くなっても抱っこくらいしてやれるぞ?」 アレル 「そっか……そんなら満足いくまでこうしてて良いし、また寂しくなったらぎゅーでも何でもしてやるさ。 俺は別に、元々地元に居る時も大体一人だったしなー。親父は偶に帰ってくる程度だしお袋は大分前に死んじまってるし。 (心配されているのに気がつくと大丈夫というように笑ってみせた)」 |
天藍花 「く、首は、絞めないです。絞めたら、息が止まっちゃいます……」 両手をぱたぱたと動かし、あわてふためく。 「は、はい。アレルお兄様は強いです。力もあるので……すごいと思います 」 天藍花 「平気なの、すごいです。アレルお兄様は、お強いのですね。……テン、ひとりは怖い時ありますから。 本当ですか? えっと、またぎゅうってしてくれますか?」 少年の言葉に笑顔を見せる。そうしてまた、甘えるように頬を擦り寄せた。 」 天藍花 「……あ。す、すみません。今日は、いつもよりもずっと長くお話してしまってて」 すっかり夜が更けて、満月が夜空を照らしていた。」 |
アレル 「あぁ、テンがそんな事しないってのはわかってるって、言ってみただけだ。 (慌てっぷりにくすっと笑うと落ち着かせようと背中を軽くぽんぽんと叩いた)」 アレル 「平気なのは強いからってか……慣れだな。でも一人に慣れるっつーのもあんま良いもんじゃないしテンはこうならなくて良いと思うぜ?ま、これ位ならいつでもしてやるさ。 (甘える姿を見て少しだけ力を入れて抱きしめた)」 アレル 「あー……もうこんな時間か。お月さん完全に出てきてるな。俺は話してるの楽しいし長引くのは全然問題ないから謝ること無いぞ。ただ暗いけどちゃんと戻れっか?」 |
天藍花 「慣れる……ん、と。感覚が鈍くなる、みたいな感じでしょうか。でも、そうですね。ひとりに慣れてしまうのは、すこし淋しい気持ちになります」 少年に倣うように、自身の腕を背中に回して、漸く抱擁らしい形で抱きつく。 」 天藍花 「はい、大丈夫です。此処には怖い人もいませんし、危ないのも虫だけですから。 アレルお兄様も、夜道は暗いので、気を付けて帰ってくださいね」 背中に回していた腕をするりと引き抜き、もう一度少年の胸元に顔を寄せた。離れる気があるのかないのか、子犬のようにすりすりとずっと甘えている。 」 天藍花 「……はっ。ご、ごめんなさい。テン、離れなきゃですよね」 漸く我にかえったのか、慌てて少年から離れ勢い良くて立ち上がる。両手で頬を覆い「ごめんなさい」と小声でつぶやく。」 |
アレル 「そんな感じで合ってるよ。でもまぁ帰った時に出迎えてくれる人が居るなら慣れないで済むと思うぜ?ここにいる間は俺も話し相手になれるしな。」 アレル 「ははっ、もしかしたら夜道怖いですって言うかなって思ったんだけどな。あ、俺はまだ前進する事にしたんで開拓行くまでこの辺でごろ寝でもするさ。 (それまで移動する気が無いのかテンが離れても座ったまま立ち上がる気配がは無い)」 アレル 「別に離れたく無いなら開拓行くまでくっついてても構わんけど……と言っても睡眠も取っておかないとだし、そろそろ眠ると思うけどな。」 |
天藍花 「お金が貯まったので、お買い物に行ってきます」 |
天藍花 「テン、頑張りますね」 |
天藍花 「……」 |
天藍花 「……」 |
天藍花 「要らないものを片付けます」 |
天藍花 「これで大丈夫でしょうか?」 |
天藍花 「旅のはじまりです」 |
『ホム』 「……良いでしょう」 |
ドリス 「私を選ぶなんて見る目があるじゃない」 |
アレル 「本日は宜しくお願いしますねー。」 |
——女の輪郭が黒く揺らめいている。 |
アレル 「お手柔らかに…ってそうもいかないよね、やれやれ」 |
天藍花 「往く道が険しくても、テンは往かなくちゃいけないんです」 |
『ホム』 「行く手を阻むというのなら、仕方ないでしょう」 |
ドリス 「それじゃ、虫退治と洒落込もっか!」 |
ネクサ 「グルメレースの障害は取り除ーく!」 |
アレル 「それでは頑張ってみましょうかね」 |
「……。」 *シャベルを”あなた”に向ける。 剥き出しの敵意と殺意。* ──殺戮の時間ヨ── |
「………」 |
「ソナタらが我の相手を?クハハハハッ!!面白い冗談じゃ!我が法の下におる軍勢を知ってのことか?――まあ良い。さあ皆々共!法の王たる我を護れ!愚者共を駆逐せよ!褒美は存分に用意しているぞ!!」 |
アマリア 「そこ、とおしてね!」 |
リーヴィア 「まだまだ見習いだけど、一流の精霊魔導師を目指して頑張ります!」 |
ドリス 「道具効果発動!」 |
「おおおおおおお!これはなかなかに素晴らしい!!外界の食物の味覚アプローチは実に面白いな!――クハハハハッ!!安心せい!皆々共の分も残してあるぞ!!今宵はこれで祝宴といこうではないか!!!!」 |
「………」 |
アレル 「痛くしますが動かないで下さいねー」 |
アレル 「さーて、今日もザックリ頑張りましょうか」 |
天藍花 「芳しい香り」 |
天藍花 「朝日が昇る」 |
ピュア 「ささやかな加護ですが、どうぞ。」 |
リーヴィア 「もう一回!」 |
ステラルチカ Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain |
アレル 「それではドーンと行ってみましょうか」 |
ドリス 「あはははは!君たちを一挙に殲滅する!!」 |
ドリス 「アハッ!土手っ腹に風穴を開けてあげるよ!!」 |
『ホム』 「続きます」 |
(にょきにょき) |
『ホム』 「捉えました」 |
アレル 「我が身槍と成りて、貫け!…なんてな」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
アマリア 「きゃっ……!」 |
ドリス 「死にな!」 |
ドリス 「これでも喰らいなよ!」 |
『ホム』 「まだ残っているのです」 |
アレル 「この爪のサイズでどうやって3人分貫通させてるかは企業秘密です」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
ステラルチカ Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) ?(6) ?(7) ?(8) ?(9) ?(10) |
アマリア 「敵さんすっごくつよいみたい……!」 |
「焦るでない、法の浸透は強制力と反比例するものじゃ。着実に根付かせてこその法!段階を踏んでこそ最大限の効果が期待できるというもの――さあ蹂躙の準備はできたか皆々共!ならば我らが法を行使する時じゃ!!」 |
XI STRENGTH × XIV TEMPERANCE 僅かな森を持つ者よ 広い空を持つ者よ 雲は払われ新たな道が示される 標の先の王の声を聞け―― 「我が命に従い現出せよ!そして我が軍勢に快楽を与えよ!我らの法の下では素晴らしき成果には素晴らしき報酬!さあ惜しみなく施せ!余すことなく受け取れ!その悦びと共に我が法に敬服せよ!!クハハハハハハッ!!」 |
「………」 |
リーヴィア 「ふしぎなせかい……」 |
アマリア 「アマリアだってがんばるもんっ!」 |
「クハハハハハハハァァッ!!!!」 |
XV THE DEVIL × XVI THE TOWER ほれ 辿れ辿れ ほれ 臭ってきただろう そうじゃ ソナタらの持たぬ ソナタらの渇望するモノ―― 「我が命に従い現出せよ!そして我等が法の下で愚かなる反逆者共に牙を剥け!愚者の形様を視るがいい!愚者の面を視るがいい!ソナタらの望むソレが視えるだろう?さあ貪るが良い!喰い散らかすが良い!!ソナタらの欲望が満たされる時、我が目的も果たされるのじゃ!!クハハハハッ!!!」 |
「………」 |
リーヴィア 「皆を癒してあげて、アイラちゃん!」 アイラ 「お任せなのです、リーヴィアちゃん!」 |
アマリア 「アマリアだってがんばるもんっ!」 |
「クハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 |
XIII JUSTICE × XI STRENGTH 疾駆 超軼絶塵 天を穿つ槍 その槍は刑死者に優しく 刑戮にもまた易しい―― 「我が命に従い現出せよ!そして我等が法の下で愚かなる反逆者を穿て!これは我が法における慈悲でもある。その優しき槍はソナタの愛憐により苦無き刑を齎すだろう!さあ哀れなる咎人に裁きを!!クハハハハハッ!!」 |
「クハハハハッ!!避けて通るのも仕方ないじゃろう!これ程の牙!これ程の法を前にすれば恐れ慄くのが道理!!しかし法を持つ者ならばそれは完全なる愚行!己の法を曲げ歪めればそれはもう法に非ず!!」 |
「我が法の強さを理解したかね。もはや抵抗など無意味ということが判ったならこの先どう動くべきかなどすぐ判断できるはずじゃ。さあ己の心の針に従い行動に移すが良い――ソナタが愚かでなければ、の。」 |
『ホム』 「焦らず行きましょう」 |
ドリス 「仕掛け時は……っと」 |
ネクサ 「あはは、楽しいねえ!」 |
*足りない* |
「………」 |
「さあ仕上げだ皆々共!我らが法の強さ!美しさを知らしめるのじゃ!!弱きも強きも全て受け入れようではないか!その何方にも価値があり意味が在る!安心して我が法を受け入れるが良い!!」 |
アレル 「それではドーンと行ってみましょうか」 |
ドリス 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
ドリス 「そんなところにいたんだねバイキン!消えなよ!」 |
ネクサ 「もきゅもきゅもきゅ・・・」 |
『ホム』 「続きます」 |
――『彼』は誰? |
『ホム』 「数撃てば当たると思いましたが」 |
「………」 |
アレル 「ちょっと本気だしてみるかな…そらっ!」 |
ドリス 「死にな!」 |
こいつは当たると痛いよ! |
ドリス 「なるほど、そこが弱点ってことね!」 |
「我が法の愉快なところのひとつは罠付きというところじゃ!ソナタが突いたであろう法の穴はつまり蜜に群がる反逆者を一網打尽にするという役割を果たす!深く入り込もうものならその先は地獄ぞ!!クハハハハッ!!!」 |
ネクサ 「もきゅもきゅもきゅ・・・」 |
『ホム』 「借りは返しましょう。なるべく」 |
『ホム』 「まだ残っているのです」 |
アマリア 「へっちゃらだよー!」 |
アレル 「いきますよー、何人当たってくれますかね~」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
「我が法の愉快なところのひとつは罠付きというところじゃ!ソナタが突いたであろう法の穴はつまり蜜に群がる反逆者を一網打尽にするという役割を果たす!深く入り込もうものならその先は地獄ぞ!!クハハハハッ!!!」 |
「焦るでない、法の浸透は強制力と反比例するものじゃ。着実に根付かせてこその法!段階を踏んでこそ最大限の効果が期待できるというもの――さあ蹂躙の準備はできたか皆々共!ならば我らが法を行使する時じゃ!!」 |
「………」 |
「………」 |
リーヴィア 「皆を癒してあげて、アイラちゃん!」 アイラ 「お任せなのです、リーヴィアちゃん!」 |
「良い働きじゃ!!特別冥利をソナタに与えよう!家内安全!商売繁盛!夫婦円満!千客万来!心願成就!延命息災!不老長寿!無病息災!何でも叶えようではないか!!ひとまずヨーグルトをやろう!!」 |
「良い働きじゃ!!特別冥利をソナタに与えよう!家内安全!商売繁盛!夫婦円満!千客万来!心願成就!延命息災!不老長寿!無病息災!何でも叶えようではないか!!ひとまずヨーグルトをやろう!!」 |
「クハハハハハハハッ!!!!」 |
XIII JUSTICE × XI STRENGTH 疾駆 超軼絶塵 天を穿つ槍 その槍は刑死者に優しく 刑戮にもまた易しい―― 「我が命に従い現出せよ!そして我等が法の下で愚かなる反逆者を穿て!これは我が法における慈悲でもある。その優しき槍はソナタの愛憐により苦無き刑を齎すだろう!さあ哀れなる咎人に裁きを!!クハハハハハッ!!」 |
「我が法の強さを理解したかね。もはや抵抗など無意味ということが判ったならこの先どう動くべきかなどすぐ判断できるはずじゃ。さあ己の心の針に従い行動に移すが良い――ソナタが愚かでなければ、の。」 |
「………」 |
ステラルチカ Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) |
「……」 ──生憎、諦め悪いのよネ── |
「………」 |
「クハハハハハハハッ!!実に良き法!勢いのある牙である!!しかし良き法には良き指導者が必要であるぞ?ソナタらに其れは在るか!?――我が法には我が在る!さあその牙で我が法を征してみよ!!」 |
アマリア 「うう……アマリアもうつかれた~……」 |
リーヴィア 「あれ? 失敗しちゃいました……」 |
アマリア 「うぅ……ひどい……!」 |
アマリア 「ううう……アマリアもう無理……」 |
「………」 |
「プククククッ!!下手を打ったなソナタよ!だが我が法の下ではその積極性も大きく評価される!仕事終わりのエールと愚痴を聞く耳も保証付きじゃ!故に――安心して地に沈むが良い!!」 |
天藍花 「はい。油断せずにいきましょう。」 |
『ホム』 「楽に終わるならいいことです。まあ、ないと思いますけど」 |
ドリス 「このまま押し切ってやるよ!」 |
アレル 「順調順調っと、このまま行ければ御の字ってね」 |
ドリス 「あはははは!君たちを一挙に殲滅する!!」 |
ドリス 「ぶちまけぶちまけ!アハハハハハ!!」 |
ドリス 「あらら?当たりどころが悪かったかな?」 |
「我が法の愉快なところのひとつは罠付きというところじゃ!ソナタが突いたであろう法の穴はつまり蜜に群がる反逆者を一網打尽にするという役割を果たす!深く入り込もうものならその先は地獄ぞ!!クハハハハッ!!!」 |
アレル 「こいつはちょーっと痛いですよ?」 |
「………」 |
ステラルチカ Chain 傷突刺Lv1(1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) ?(6) |
「……ッ」 ──そろそろ限界ガ近いかしら── |
「なかなかどうして――御立派な法をお持ちのようだ!その法の牙、我が手中に収めたくなったぞ!!今でも良いがしかし法の成長を見たくもある!悩ましいなこの世界は!!クハハハハハハハッ!!!」 |
「クハハハハッ!!――見事!実に見事!!我が法にここまで抗う牙に出会えるとはな!覚えておこうではないかソナタの牙を!ソナタの法を!!そして必ずやソナタを我が法に迎え入れてやろう!!」 |
「………」 |
アレル 「それではドーンと行ってみましょうか」 |
アレル 「面倒なんで出来れば動かないで下さいねー」 |
「………」 |
アレル 「面倒なんで出来れば動かないで下さいねー」 |
「………」 |
「………」 |
リーヴィア 「もうふらふらです……ごめんなさいいぃぃ~」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
天藍花 「お疲れ様でした」 |
『ホム』 「あなたがたに構っている暇はないので」 |
ドリス 「所詮はただの虫ってことね」 |
ネクサ 「勝利のディナーといこうかっ!」 |
アレル 「いやー良かった良かった、これも皆さんのおかげです」 |
「……ッ」 ──アーもう辞め止メ!これ以上カラダが持たないわヨ!── |
「………」 |
「同胞達を搔い潜り我にまで及んだその牙、評価しよう!その牙諸共いつか我が法の一部として役立ってもらう故くれぐれも研磨を怠るでないぞ?クハハハハッ!!!」 |
アマリア 「うう……いたい……」 |
リーヴィア 「だめでした~……」 |
天藍花 「はい。テン、一生懸命がんばりますね」 |
天藍花 「テン、とても嬉しいです」 |
天藍花 「やりました」 |
天藍花 「これで暫くは大丈夫そうですね」 |
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連れ出しフリー ヒーラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天藍花【アマランカ】 見た目は15歳くらい。褐色の肌に白金色の髪、アメトリン色の瞳を持つ。身長は153cm、華奢で骨っぽい体つき。腕力はあまりなさそうだ。 自分のことを「テン」と呼んでいる。 ――ふわりと漂う甘い薫りは、花のようにも、蜜のようにも感じる。 好きなものは紅茶と、シロップ漬けの胡桃、そして金平糖。 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 こちらからの交流スタイルは広域メッセでお話した後、個別即送信でまったりお話するスタイルでいこうと考えてます。 置きレス気味ですが、どうぞ宜しくお願い致します。 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 *絵はすべて自作です。のんびり参加してます。* | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 通常優勢劣勢異常瀕死 |
Ino | 所持Max12 / 所持数8 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【主力】見えざるチカラ | 固有天光魔器 | - | 8 | 8 |
2 | 延命のカード | 増設 | 延命Lv7 | - | - |
指定したマスに設置されたカード使用者の施設の期限をLv分延長 | |||||
3 | 3歩カード | 移動 | 確歩Lv3 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に3に変更する | |||||
4 | スターライトのカード | 特有設置 | 護符屋Lv8 | 8 | 5 |
現在地マスに護符屋を設置する(区分:護符) | |||||
5 | 霊磁石 | 固有薬物 | 安定Lv1 | - | - |
6 | 瓶詰のお菓子 | 固有食物 | 体調回復Lv2 | - | 1 |
色とりどりなお菓子が詰まった瓶 | |||||
9 | 神殿のカード | 設置 | 神殿Lv7 | 10 | 7 |
現在地マスに神殿を設置する(区分:信仰) | |||||
10 | 神社のカード | 設置 | 神社Lv9 | 12 | 7 |
現在地マスに神社を設置する(区分:信仰) |
Sno | 所持Max30 / 特有Max4 / 設定Max9 / 所持数15 | 所有 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | 詩編9番「遠い野道の先へ」 | 固有 | 先発 | 個別御替Lv1 | 0 | 2 |
2 | 詩編48番「望みと喜び」 | 共有 | 先発 | 増復帰Lv1 | 0 | 10 |
3 | 詩編65番「野ばら」 | 共有 | 先発 | 託命Lv1 | 0 | 12 |
4 | 詩編7番「凍る月、夜空」 | 特有 | 罠 | 罠全必殺減弱Lv1 | 0 | 18 |
5 | 詩編34番「夕暮れの一番星」 | 特有 | 解離 | 全刳傷天光Lv1 | 0 | 36 |
6 | ハルモニア | 特有 | 瀕死 | 遠窮傷氷水Lv1 | 0 | 24 |
7 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 活気Lv1 | 14 | 0 |
8 | 詩編17番「綺羅星の輝き」 | 固有 | 解離 | 治癒Lv1 | 0 | 14 |
9 | 詩編26番『調律』 | 共有 | 解離 | 治癒Lv1 | 0 | 14 |
10 | 詩編18番『迷夢』 | 共有 | 解離 | 列治癒Lv1 | 0 | 28 |
11 | 詩編8番「星月夜の賛歌」 | 共有 | 解離 | 全治癒Lv1 | 0 | 42 |
12 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 全活気Lv1 | 42 | 0 |
13 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 治癒活気Lv1 | 14 | 14 |
14 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 列治癒活気Lv1 | 28 | 28 |
15 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 全治癒活気Lv1 | 42 | 42 |
Ano | 名称 | 休日 | 区分 | 詳細区分 | 価値 | 期限 |
D-1 | 仕立屋『アッサム』 | 豊穣 | 衣服 | 衣服屋Lv5 | 36 | 3 |
お洋服を仕立てます | ||||||
R-3 | 魔器屋のカード | 星期 | 魔器 | 魔器屋Lv6 | 70 | 8 |
P-4 | 武器屋のカード | 月輝 | 武器 | 武器屋Lv8 | 54 | 5 |
区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 | 区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 |
武器 | 1 | 1 | 0 | 0 | 魔器 | 1 | 2 | 0 | 0 |
衣服 | 1 | 4 | 0 | 0 |
Mission List |
#追加注文基礎講座受講 ☆ Clear ☆ |
Mission#A List |
AdditionalOrder List |
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | ||
7 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 7 |
6 | 6 | ||||||||||||||||||||||
5 | 5 | ||||||||||||||||||||||
4 | ☆ | 4 | |||||||||||||||||||||
3 | ★ | 3 | |||||||||||||||||||||
2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
1 | ☆ | 1 | |||||||||||||||||||||
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V |