まりあ 「縦斬り横斬り、どっちが好みかしら?」 |
――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「――――ワタシはアルカナナイツが一人、メルとデモ呼んで頂戴ナ?」 「席番はⅩⅢ…所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *彼女を咎めるモノは、もう居ない* |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
「………」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
リンド 「おっタダで治せんのか。サービス効いてんね。」 |
まりあ 「お手合わせ、お願いしまーす」 |
メル
「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
チーロ 「模擬戦ん? なんでぼくがそんなこと……」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
チェノー 「あなたは害虫? それとも……」 |
「………」 |
エアリス
「実験データを取ろうか。これも、開拓のためさ」 |
アウエーレ 「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
チェノー(全身アース)
「帯電って……何?」 |
チーロ 「無遠慮に踏み入らないでくれ」 |
まりあ 「黒の刃は無限に舞い踊る!」 |
漆黒の瘴気が身体を覆う! |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れの対策を講じてないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
ヤマツ 「“わたしのいう通りに動きなさい”」 |
風の鳴る音がする。ひゅうひゅうと、聞こえる。 もう耳など無いというのに、こびりついて離れない。 ああ……メリル。愛しいわたしのメリル。お前の息が。わたしの鼓動が。 どんどん小さくなっていく……遠くに消えていく。 |
エアリス 「清濁飲み込んで世界はなお綺麗だ」 |
エアリス 「予想外のハプニングが、君たちを待ち受けているよ」 |
エアリス
「あらら。」 |
エアリス
「あらら。」 |
エアリス 「どうして、今それを行う必要があるだろう?」 |
/ なんでーっ \ |
エアリス 「多少は消費を軽減してくれるはずだよ」 |
チェノー 「えっ?」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「えっ?」 |
メル
「ヒトリで踊るノは楽シイかしら?」 |
チェノー 「えっ?」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「えっ?」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
メル 「サァてハジメまショうか…」 「…ッハァ!心配シなクてもイイわヨォ?アンタが死ぬマデ徹底的二ちャアんト嬲ってアゲルからァ!」 |
癒し放題 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Hölle-ヘレ- Chain |
地面にぶつけたような手応え。 |
なにかを言わなければ、自分などすぐに忘れ去られてしまう。 |
「………」 |
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
アウエーレ 「ッはぁ、避けた…避けられた…ッ!セーフ!」 |
ヤマツ 「どうやら貴様には難しかったらしい」 |
「………」 |
アウエーレ 「ッはぁ、避けた…避けられた…ッ!セーフ!」 |
ヤマツ 「不正解」 |
エアリス
「そっちは偽物だった、ってことにしようか」 |
エアリス
「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
メル 「アラアラ。コレ以上服が裂けたらドウしてクレるのカシラ?」 |
命なくたって、幸福息災を願おう。 |
鼻腔を刺し殴る臭気の中、仄かに混ざる『生活臭』。 |
メル 「サァ!ワタシに続きなサイ!」 「犠牲モ代償も考える必要ハ無いワ、目の前ノ勝利ヲ得る為二…サァ!!」 |
ヤマツ 「やれ」 |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
エアリス 「あの時を境に時間は止まってしまったんだ」 |
思いの丈だけ盛られた山。 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
チェノー 「イモもおだてりゃ木に登る。ヒトなら何をしてくれる?」 |
癒し放題 Chain 散活気Lv2(1) 雑傷斬払Lv3(2) 全治癒活気Lv4(3) 全治癒活気Lv5(4) 刈自傷殴打Lv6(5) 全活気Lv2(6) 連反動活気Lv2(7) 散低下Lv3(8) 散治癒活気Lv2(9) 深自傷殴打Lv4(10) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Hölle-ヘレ- Chain 全起死回生Lv1(1) 列傷冥闇Lv7(2) |
まりあ 「ここからが本当の地獄よ?」 |
何かを得るためには何かを失わなくてはならない。 犠牲を生めば、犠牲相応の何かが手に入るのだ! |
チェノー 「ここが要?」 |
リンド 「はっじまっるよーーー! おらッ並べ~~!! 行くぜ~~~~!!!!!!」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
「………」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
メル
「一度重ねハジめたモノはそう簡単に崩せナイ―――ソウ、今のようにネェ?」 |
アウエーレ 「え、うそ…これ、落ちてるの…私の血? 」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
メル
「サァ…さぁ今こそ証明ヲ。『ワタシ』が居るという事ヲ、アンタが!」 「身をもッテ示しなサイ!!」 |
メル 「コレを受けて立ち上がるナンて許さナイ…」 *死神の 死神による必殺の一撃――* 「―――今こそ静粛二、今際ノ時を受け入れなサイ!!」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
エアリス 「あてずっぽうよりはマシだね?」 |
このカットインはいもさん(Eno.106はぴこさんPL)から頂きました ありがとうございます!
It`s show time! |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
「………」 |
3'rd chain!! |
エアリス
「あらら。」 |
(お辞儀のアイコン
Show is over... |
アウエーレ 「やめて!ストレートにしんじゃうから!!」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
チェノー 「肥えるー」 |
「………」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
まりあ 「SAY BYE(成敗)!」 |
アウエーレ 「最初から無理だと思ってたのよ…だって私、こんなだし…… 」 |
ヤマツ 「おやおや……」 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
「………」 |
エアリス
「……遺体は残った、かい?」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
*足りない。* |
ヤマツ 「……」 |
チェノー 「まだ始まったばかりでしょ?」 |
「………」 |
エアリス
「んー、目が覚めてきたよ」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
ヤマツ 「……?はて…… 何をしようとしていたのだったか……」 |
ヤマツ 「不正解」 |
「………」 |
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
メル
「……アリガト。」 |
邪悪を滅ぼし、我々に幸福を! |
ヤマツ 「やめろ、鬱陶しい」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
チェノー 「一直線に並べて」 |
「………」 |
ヤマツ 「その次はこのように」 |
メル 「チョットはアタマ、使いナさいヨォ…アンマリ舐メてるト嬲リたくナッちゃうワ」 |
ヤマツ 「こんなものか」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
エアリス 「世界はゆっくりと停滞していく。破滅は近いよ」 |
エアリス
「なんで?ねえなんで??」 |
地面の中に溶け込み、また戻ってきた。 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル
「……アリガト。」 |
メル
「……アリガト。」 |
エアリス
「これで、良かったのかもね」 |
ヤマツ 「おやおや……」 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
「………」 |
癒し放題 Chain 貫自傷殴打Lv6(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Hölle-ヘレ- Chain |
メル
「サア、このママ押し切りまショうか!」 |
ヤマツ 「おのれ……」 |
チェノー 「ここを乗り越えれば……!」 |
「………」 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
メル
「…ッハ、イイ手応えねェ?」 |
「………」 |
メル 「イイ音立てテるジャない、もッと聞かせてクレルゥ?」 |
メル
「あは。アンタ…ワタシみたいな手合いハ苦手カシラ?」 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
ヤマツ 「そら、頂戴しよう」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
チェノー 「僕は、僕だ!」 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
メル
「……アリガト。」 |
チェノー 「見逃さないでね」 |
チェノー 「鋲を打っておこうか?」 |
メル
「ココからガ勝負よネェ?」 |
体を構成する土が、服の形をしていた土が、ボロボロと崩れ落ちていく。 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
まりあ 「SAY BYE(成敗)!」 |
チェノー 「ダメ、もう無理!」 |
ヤマツ 「おやおや……」 |
「………」 |
リンド 「はっじまっるよーーー! おらッ並べ~~!! 行くぜ~~~~!!!!!!」 |
メル
「ふたぁつ…」 |
メル
「…ッハ、イイ手応えねェ?」 |
「………」 |
メル 「ワタシはマダ動ける! マダ倒レる訳二、は…!」 |
「………」 |
まりあ 「無茶しないで、下がってなさい!」 |
ヤマツ 「おやおや……」 |
ヤマツ 「どうした?愉快な顔だ」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
ヤマツ 「……っ!」 |
癒し放題 Chain | ||||||||||||||||||||||||||
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Hölle-ヘレ- Chain 傷冥闇Lv7(1) |
ヤマツ 「…………はぁ…………」 |
ヤマツ 「この“心臓”の音を聞かせてやろう、 愚かなこのわたしの────」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
まりあ 「SAY BYE(成敗)!」 |
ヤマツ 「お見事。 ────それでは、失礼」 |
リンド 「オッケーオーケー怪我した奴いる? 治すぜ! そっちの君らもどう? 治されてかない???」 |
まりあ 「まぁ、ざっとこんなものね」 |
メル
「ハイ、じャあ練習はココマデねェ。」 |
チーロ 「……まあ、勝てて悪い気はしないよ」 |
ヤマツ 「終わりのようだな。では、失礼」 |
チェノー 「……土がついちゃったか」 |
「………」 |
エアリス
「うぅ、降参だよ降参。なかなかやるじゃないか」 |
アウエーレ 「練習でしょ?ねぇ、これ練習なのよね?それなのに、こんな…あぁああ…あ~~~…無理……ッ」 |