癒し羽の手記 PT

アリシア・エトワール「私も持って飛べるのは弓くらいですね。他の武器だと重すぎて。しかし、現時点では重い斧とかの方が強力のようです。」

アリシア・エトワール「そうですね。特に私は飛び道具に弱すぎですから、前衛で庇ってくれる人がいないと厳しいです。そちらも同じ感じですね。」

アリシア・エトワール「私自身の飛び道具対策は難しいですね。防具を強くするくらいだと思います。あとは、仲間に「俺に任せろ」で庇ってもらうくらいですね。」

アリシア・エトワール「とりあえず無事に依頼を達成できました。この村跡に関してはもう1つ依頼を受けているので、今回も頑張らないとです。」

ヴェルデクドラ「準人という種族の存在は知っていたのね。」

ヴェルデクドラ「人に近しい姿をしていると好き勝手に勘違いされることが少なくもなくて最初はトラブルになりかけたりもするのが悩みなんだけど。」

ヴェルデクドラ「第一印象なんて案外とそんなものだから要は誤解さえ解ければ……簡単に行かない場合もあるから。私やあなたに存在しているように、悩みの一つ二つ誰にでもあるってことね。」

ヴェルデクドラ「自分達に都合が悪い相手をぶっ殺せー！って意味だと考えておけば良いわよ。そうね。相手の事を把握もしていない状態で喧嘩売ったら痛い目を見るでしょうし下手をすれば命がいくつあっても足りないのじゃないかしら。」

ヴェルデクドラ「ヴェルデクドラよ。私ったら教えていたつもりだったのよ、ごめんなさいね。」

ヴェルデクドラ「それってつまり……？（鈍そうな音が響く）」

ヴェルデクドラ「あら、いきなりどうしたのかしら、大丈夫？ このあたりも物騒なのかしら……私も気をつけなくちゃねー（棒読み口調）」

ヴェルデクドラ「この戦いを一刻も早く終わらせたいところよね。」

ヴェルデクドラ「皆心強いけど、あなたのような活気溢れている人を見ると、とても勇気づけられるわ。「自分も負けていられない、頑張らないと」そういう風に考えちゃったりね。」

ヴェルデクドラ「よく間違われたりするけど、魔族ではないわよ。」

ヴェルデクドラ「こんな外見してるせいで、魔族の天使族……だったかしら？そもそも今の人界の状況で魔族がこんなことするとは思えないのだけど、百歩譲って魔族だとして私ならもっと上手くやると思うわよ。」

ヴェルデクドラ「あら……これは思っていたよりも大収穫だったのじゃないかしら。」

ヴェルデクドラ「適当に集めておこうと考えていた種類に恵まれた……？　購入しようとすると高すぎて、ちょっとねえ……。」

ヴェルデクドラ「次は何処を目指すにも私の居る場所から地味に時間のかかる場所ばかりじゃない？」

ヴェルデクドラ「……はぁ、一人で予定を考えて行動するのも楽ではないわ。気が滅入りそうよ。となると必要なのは仲間かしら。」