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Diary | ||
そして―― 戦いは終わりひとときの静寂がやってくる。 集う英霊はやがて散開し、二度と邂逅できぬ者も少なくはないのだろう。 共に戦った日々がいかに尊いものだとしても、それは避けようがない事実。 元より他人の集まりなのだから、いずれ別れは訪れるものだ。 それでも振り返ることは許されない。 なぜなら“私”には帰るべき場所が無いのだから。 かつて故郷と呼んでいた世界は私を拒絶し、 私もまた、世界を奪い取る事はできなかった。 外法を身につけ、大魔女と呼ばれても、たった一人の女に阻まれた。 だから私の望みは今も昔もただひとつ。 何者にも奪われず、何者にも侵されない、そんな安住の地を手に入れること。 そのためにはどんな犠牲も厭わない。 感傷も、戸惑いも、私には必要ないものだ。 そう……今度こそ、諦めるわけにはいかない。 これは千載一遇のチャンス。 強固な封印に堕とされている身では、まず有り得なかった淡い希望。 この程度で手放していては、私は未来永劫悔い続ける羽目となるだろう。 だから私は最後までこの世界と共に。 そして願わくば今度こそ、この手に平穏を掴み取る。 |
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