ホームリザルトキャラクター結果 > クロの一週間

クロの一週間

Infomation
  • 残り削除カウントは8回です。
Diary
「一時解散、か」
「はい。この間の戦闘でお嬢様の魔力を使い過ぎましたので。
 魔力回復のために休養が必要になります」
「鎖が切れるな」
「鎖、ですか?」

 手枷から伸びる鎖をつかみあげる。
取引き娘には、いや、他の誰にも見えていないだろう。
灰髪の主につながる契約の鎖。
かつて太く頑丈だったそれは、今や首飾りのように細く弱々しい。
 それだけ力が弱まっているのだろう。

「召喚されていた者達は?」
「元の世界に帰還して頂く事になります」
「拒否権は?」
「ありますが、コンファインし続けることはできません。
 魂の状態になって待って頂くことになります。
「そうか。ならば拒否する。契約不履行は我々の矜持に反するからな。
 灰髪の主にはそう伝えておけ」

 承りました、と頭を垂れる取引き娘。
かつて星霜の幽閉で名すら忘れかけた私だ。
常闇の牢獄には慣れている。恐らく今回はほんの一眠りだろう。

「体のメンテナンスは……まぁ問題ないだろうな。
 じゃぁ一眠りする。後は任せた」

 するりと肉体から抜け出す。
眼下でゆっくりと崩れた依代を取引き娘が回収したのを確認。
自身の魔力を使って精神体を維持する。
休眠状態ならば残存魔力でもおよそ……275252時間の維持が可能か。
良い夢を見られるといいのだが。


 意識が薄れるにつれて休眠する精神は球状になる。
それは卵の形にも似ていた。

 黒鳥の卵は眠る。
 再び目覚めるその日まで。
Message(Personal)
取引メイ
「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」
取引メイ
「……メッセージの送信ですね。承ります」
取引メイ
「……2件のメールが届いております」
  • ハム(E-No.127)からのメッセージ……
      ハム
      「自分からこんなことをするなんて滅多に無いんだ。ふふ、最後だからかもしれないね。
      ライズにはまた……機会があったらってことにしておこうかな。
      おや、性別抜きに気に入ってくれたみたいだね。そう言って貰えると嬉しいよ。」
      ライズ
      「うらやまs……ぼっ、ボクはこれからもグラハムと一緒に居るから、きっとグラハムならしてくれるもんっ!」
      ハム
      「賛美歌……僕は聞いたことがないなあ。そのような歌があるのだね。
      風の音、水のせせらぎ……これも立派な歌のひとつだね。僕はどちらかというとそちらの方がなじみがあるかな。
      (そういって、自然を思わせるような優しいメロディーを静かに歌った)」
      ハム
      「(もふもふしている様を眺めて)……ふふ、どうかそれを僕の代わりだと思っておいてくれたら。
      僕は元居た世界に帰ろうと思っているんだ。この世界にももっと居たいけれど……でも、僕はあの人が心配なんだよ。
      僕が居たという印に、僕の思念を少しだけ残そうと考えているんだけれど。」
      ライズ
      「なんか……羨ましいことがいっぱいあった気がするけど、それでも楽しかった。えっと、あ、ありがとう!」
      ハム
      「ふふ、どうかお元気で、クロウリー。貴方のことは忘れないから……」
  • 天地(E-No.170)からのメッセージ……
      「ふぇ、そ、そうなんだ……。あ、でも。ボクは今日で帰っちゃうから、ちょっと出来ないかなー…ううん、ざんねんざんねん。」

      ……気付いたらちょっぴり後退してた。
      「うん、確かに一級品だよね。何時見ても割と面白いし、同じネタでも結構リアクションに差があるしー…。

      ――ふぇ?、う、うん。やっぱりクロちゃんだなー…って。 思ってたよりちょっと、カッコよかったけど。」

      …少しドキドキしちゃったけど、びっくりしてだよね、う、うん。
      天地
      「…と、言うわけでボクは帰るね?
      僕はクロちゃんと会えるみたいだけど、クロちゃんとボクは会えるのかな……ううん。こんがらがってきちゃった。そもそも戻って来た時に記憶に残ってるかも分からないよねー…うう。

      とりあえず…えっと、クロちゃん、またね?」
  • 依代の記憶保存
    召喚士がやってきました。
    召喚士
    「あなたの記憶を貰うわ」
    • 依代名……機神カレイデオン
    • クラス……????????
    • 性別……不明
    • 年齢……不明
    巫女ユミ?
    「記録したぞ」
    Message(Linkage)
    最終選択
    召喚士
    「ここに残るのね」
    召喚士
    「わかったわ。アナタがここに居られるように、再構築させてしてあげる。戦う力はもういらないから、ゆっくりしているといいわ」
    召喚士
    「さあ……一緒に征きましょう」
    クロウリー アルマールの意識はそこで途切れました。
    その後……銀色の少女に付き添う姿があったとは、
    また別の話です。
    ホームリザルトキャラクター結果 > クロの一週間