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Diary | ||
コンロで炙られているケトルからピーピーと軽快な音が鳴る。 使い慣れたティーポットに湯を注ぐ。 ポットの中の茶葉が十分に開くのを待つ間に、一番お気に入りのティーカップを取り出す。 注がれる琥珀色の液体が陶器の器を満たしていくのと同時に、部屋の中に芳醇な香りが広がっていく。 寝ぼけていた意識が、ゆっくりと覚醒。 カップを手に取り、口に含む。 「…いい天気だねぇ。」 戦いの日々は、まだ終わらない。 が、ひとときの休息。 去る事も、残ることも、皆に与えられた権利。 「…どうしたものかねぇ。」 まるで他人事のように呟く。 |
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