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Diary | ||
宮本謙は、ただの社会人であった。 といってもコンビニのアルバイトが主な収入源だ。 いわゆる「フリーター」なのであったが、別段金に困っているわけではない。 謙の両親は既に他界し、その財産を謙に譲り渡したからである。 財産は決して小さな額ではなかった。 当時大学生3年生だった謙にとっては、考えられないようなお金だったのは確かだ。 そういうお金を見ると、つい邪な心が働いてしまうのは、人間の性である。 当然、謙にまとわりつく人間の中でそういった心を持った人は多かった。 「家族失くして呆然としてるのに、無神経だ」 そうして謙は土地を捨てて、一人暮らしには十分なマンションへ引っ越した。 当然、大学も中退。 精神が不安定だったとはいえ、流石に後のことを考えてなかったと反省した。 顔は怖いが、彼の根は真面目であった。 それからバイトを始め、少しずつお金を貯めた。 一生懸命働いて、1か月の生活費を賄うがやっとの額である。 けれども、ゲームは下手だし読書の趣味も無い謙には十分であった。 しかし、ある日バイトから帰っている時。 道のわきに白い仔猫が、ダンボール箱の中に捨てられていた。 最初は拾うかどうか悩んだけれども、捨ててばかりの自分が何かを拾うのは、何かの前兆に思えたのである。 それに、謙は動物が嫌いじゃない。 この子を養うなら、就職活動をしなければならない。 そうやって、前に進もうとした時だった。 前に進もうとしたのに。 〜謙の日記〜 ところで、死んでしまった俺の体はどうなっているんだろうか。 内臓はどうなってんだとかそういう意味じゃなくて。 ここは日本じゃないよな。 んでもって、ここに来た時から俺の遺体…って言うとなんか変だけど、肉体は無かった。 つまり肉体をあっちに置いてきちまったんだろうか。 だとしたら、今頃警察沙汰とか…? もしかしたら焼かれてる頃かもしれない。 そう思うと、体が妙に熱いような寒いような。 俺、ちゃんと戻れるのかなあ。 でも、戻ったら、はなとお別れなんだよな。 〜はなの日記〜 白いふわふわ!ぽんぽん! みどりのべっとべとに、とげとげ。 はなはね、白いふわふわがいいです! どーしてって? ふわふわはおいかけるのがたのしいよ! でもね。あんまりおいかけると、ご主人さまにおこられちゃうんですよ。 こらー!って言われておいかけられちゃうー! でもね。はな、ほんとうはそれがたのしいです。 おにごっこみたい! でこぴんはいやだけど・・・。 |
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今回の滞在 | ||||||
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