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| 通り名 | シノビニート | 称号 | - | 依代のクラス | 忍者 | 依代の種族 | カレイディアン |
寒い。暗い。何も見えない。誰もいなくてさびしい。 いったいおれはどうしたっていうんだろう? とつぜん常闇の世界に呼ばれて、誰かの体に自分の魂を送り込んだことまでは覚えてる。 帰りたい……。 家に帰って飯食ってナニして煙草吸って寝るだけの生活に戻りたい……。 でも考えたら戻っても俺恋人も友達も居ないからさびしいのは変わらないのか……。 でもやっぱ帰りたい……。
『―――……の……い……どの…』
なんだ……?誰かの声が聞こえる……?
『英雄どの、どうやら召喚士があなたたち英雄を元の世界に戻そうとしているようでござる』
え?それってどういうこと? ひょっとしておれ、元の世界に戻れるの?
『しかしご安心めされよ、他の英雄どのたちがすべて元の世界に送還されようとも、 あなただけは絶対にそんなことにはならないでござる』
は?
『ひとつになれた拙者と英雄どの……二人の愛を裂くことなぞ誰にもできないでござるよ。 英雄どのは命に代えても拙者が守り通すでござる』
おい何いってんだお前ふざけんな! 牙突くらわすぞ!しかも零式!
『フフ……ここでふたり、ずっと一緒に暮らすのでござるよ……英雄どの』
それマジで言ってるのか?ソース出せソース マジならおれ総力をあげて抵抗するが。
『英雄どの、愛してるでござるよ……拙者は次の戦いに赴かねばならないでござる、これにて』
おい聞いてんのかてめえちょっとまt
『――――――』
……。 ……。
帰りたい……。なにこのまさしく魂の牢獄……。 |
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