No-228 この『世界』が、だいすきだよ

「たとえこの身が朽ち果てようとも、ミーの、そして
みんなの愛したこの世界を守り抜いてみせマース！」

「神は天にいまし、すべて世は事もなし。
ウチは赤毛のアンのラストシーンで覚えた言葉やけど、いい言葉やね！」

「至誠、天に通ず。
なんて言うとおこがましいけど、みんなの祈り、願いが届いて良かった。
もう先に帰ってもうた仲間もいるけど、きっとまた会えるてウチ信じてる。」

「さ、いつも通り、稽古に励も！」

「酒は気分良く呑まへんとな、そうやろ？」

「ひっそりなんて言ってる場合じゃなかったね。
これは驚いた。
そして、ありがとうね、みんな。」

「実のところ、こんなにも人が来てくれる事は想定してなくて、
５〜６人くらいも居てくれたら、程度でね。
そうしたら、この子を『星座』にしてやれるかな、なんて。」

「でもフタを開けてみたら、こんなにもの光が。
本当に、驚きだよ。
地上に『星座』どころか、『星空』さえ描けそうだね。」

「去り行く君へ。
ミスをしたなら、ごめんなさい、だよ。
世の中には、本当にどうにもならないことは、そう多くないから。」

「僕らは『祈るしかできない』んじゃなく、
『祈ることができるんだ』と考えよう。
やる事は同じでも、こめられる想いはきっと随分違うからね。」

「それから、
ロリニート君はちょっと裏に行こうか？
…大丈夫、おこってなんかいないからね、うん。」

「…ま、最後まで付き合うよ。」

「…ところで、この世界でうちの神社の神様にお願いしてもたぶん届かないよね？
きちんと家に帰ってからうちの神社にお参りすればいいのかな」

「この世界は、常闇に覆われていても、とても良い世界でした。住んでいる人たちもみんな明るく頑張っていて、召喚された人達もみんな良い人ばかりでした。」

「もし、再度召喚する事があったら、私もぜひ召喚されてこようと思っています。しかし、その前に常闇の祭祀殿の攻略を最後まで頑張らないといけませんね。」