Infomation | ||
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Diary | ||
『かし うま』 「何だこの日記は。全く身に覚えがないのだが」 筆跡は間違いなく自分のものだ。間違い様もない。 が、いくら思い出そうが記憶にない。 それどころかアルマロスのライブラリにすら記録されていない。 「いや、ありえんだろう。ログがないとか……」 「ありえないなんて事はありえません。ところでどうかしたのですか?」 「取引き娘か……いや、問題ない」 「そうですか。体の調子はどうでしょう?」 「至って健常、問題ない」 そう言って腕を組む。 人型となった体は至極馴染んでいた。 「それは何よりですね。 戦闘などの興奮状態にならなければ形態を維持可能なハズです」 「戦闘時はまたあれか、カモノハシか」 「カモノハシドーパントと思えば問題ないでしょう。 いずれそれも追加中ののナノマシンで改善できるはずです」 「……追加中?」 何か嫌な予感がしてきた。 「はい。今日の分を持ってきました。たくさんご賞味ください」 差し出されたバスケット。恐る恐る覗き込むと、映像ではモザイクがかかりそうな、曰く名状し難い菓子類が目に入る。 それらは互いに互いを押し退け、まるで屍骸に這い寄り群がる黒蟻か、或いは小さな水溜りに犇くおたまじゃくしの如くにぞろぞろ蠢めく。 ぬらりとした表面から甘い臭気を漂わせ、かしかしと音を立てる群れ。 いや、菓子が動く訳がない。直線と曲線が同居するそれが錯覚させているだけだ。かしかしという音だって鳴る筈がない。だがこの音はどこかで……。 脳裏にフラシュバックする光景。かしかしとしたかし、かしかし。 頭の中で音が響く。 あぁ、そう言う事だったのか。 「どうかしましたか?」 無表情な取引き娘が怪訝そうに覗き込んでくる。 「いや、問題ない。 ありがたく頂戴する事としよう……この菓子は、美味いからな」 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||||||||||||||||||||
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Message(Linkage) | ||
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トリックオアトリート | ||||||
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情報検索サービス | ||||||||||||
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Ability Setting | ||
アビリティを装備します。
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Market(出品) | ||||||||||||
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Item Setting | ||
装備品を整えます。
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Skill Setting | ||
スキルを装備します。
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Schedule | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
……
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Diary? | ||
今週、うまい菓子を食ったさ。はらいっぱいだ。 夜、からだ中 あつい。 胸のはれ かしかしたら かしかしねり落ちやがたカモ。 いったいあれ どうな て やと かこ ひいた も とてもかし 今日 はらへったの、ねこ にエサ くわれた かし かし メイサンおか わりきた ひどいかおなんで こ メイサンメイサン うまかっ です かし うま |
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Grow | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
乱入の結果……
レベルアップしました(EXP-100)
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||
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